写真。
誰が見てもただの箱です。
ただ、拵付の刀とその白鞘が入り、なおかつ、縦・横・高さが、140㎝ジャストに成る様に作られたいます。
刀専用の段ボール箱です。
刀専用の段ボールは、既製品として売って居るところは、始めた頃は全くなかったので、ゴルフクラブ用の箱を代用したり、中古を何度も使い回しして、やりくりしていました。
その後、関市の居合刀メーカーに行く度、車が満タンに成るまで買って帰って使う用に成りました。
しかし、調子良く売れると直ぐに底をついて、また中古の箱も使用するしか有りま
せんでした。
少なくとも、通販では、空気ばかり運んで、まともに買う事が出来ませんでした。
お客様に発送する時、何時までも、中古の箱の使い回しで送るのは、とても気になって居ました。
そこで、隣村にある包装資材の会社を訪ねて、話していると、作るのはそんなに難しく無いとの事で、見積もりを取りました。
ただ、今までは、複数のサイズの箱を購入していましたが、当然ながらロッドが多い方が、価格が安く成ります。
そこで、同一料金の範囲で、いっぱいいっぱいのサイズを設定して、ワンサイズで大量に発注する事にしてみました。
すると、品質は今までの箱に全く劣りませんが、価格は、大分と安くなり、運ぶのも、そこの会社のトラックで、事務所まで持って来てくれるので、大いに助かりました。
大阪から関まで買い出しに行くのは、高速代もバカに成らないので、トータルするとかなりのコストダウンに成る上、お客様に送る時、綺麗な箱が使えるのは印象も違うと思いました。
暫くは、これに池田美術のロゴや名前をハンコで押していました。
そこで、
今度は、ロゴや名前を印刷にしてもらいました。
これにより、発送の準備にかかる「時間」が短縮され、明らかに発送が楽に成りました。
所詮は小さな一歩ですが、柄糸に始まり、いろんな部材を自主開発して、コストダウンを図って来た取り組みの一環です。
この一歩が大切と考えて居ます。
これからも、もっといろんな取組をして、、出来るだけ安価な物を安定して提供できるように頑張ります。
20万円を切る大刀、ちょっと珍しいと思います。
結構健全なのでまたまだ使えます。
日本刀初心者にはこういう選択もあって良いかと。柄のガタツキは有りません。池田美術品質です。
【日本刀入門】「無銘」64.2cm 、鑑賞に・居合・試斬刀として!!!