皆さんこんにちは,KENです。

 

さて皆さんは,新春恒例のスポーツで何かお好きなものはありますか?

大体の方は,素直に,『箱根駅伝』と答えるかもしれませんね。

私も,その1人ですが,やはり前から申す通りにこれ以外の,

『全国大学ラグビー選手権』『全国高校サッカー選手権』も好きで,

この2つの今回大会の決勝が折り重なった1月11日は,どちらが見たいかちょっと

ハムレットの心境にもなりましたが,先に大学ラグビーがあったのでとりあえず

NHK総合テレビでそちらの前半をまず見て(こちらは天理大学が初優勝!!),

その後高校サッカーがあるというのでtvk(テレビ神奈川)にチャンネルを切り替えて

(日本テレビと同時ネット),緊急事態宣言により無観客試合となった埼玉スタジアム

での今回(第99回)大会の決勝・山梨学院VS青森山田の一戦を観ることとしました。

 

 

この決勝の顔合わせは,2010(平成22)年の第88回大会以来実に11大会ぶりの

同じ顔合わせ,しかも11年前もやはり1月11日に決勝が当時の国立競技場で行われた

ことから,奇しくも再びのゾロ目の日に同じ顔合わせという,

数奇なめぐり合わせという形となりました。

ちなみにこの時は,山梨学院が前半の虎の子の1点を堅守し,見事初優勝を飾っています。

そのようなことから,今回はどんな展開になるのやらと思う私でした。

 

(画像は,『くまもと県民テレビ』様より)

 

いざ,フタを開けてみると,前半早々の山梨学院の先制ゴールを皮切りに,

両チーム点の取り合いといういわばシーソーゲームで,見応えある一戦となり,

特に後半になる程,お互い激しい競り合いを見せ,「これぞ,高校サッカー決勝!!」

と言わんばかりの,壮絶な展開で激しい食らいつきと堅い鉄壁の守りの連続となり,

結局試合は前後半45分ハーフの正規の時間でも,3-3の振り出しのままで

決着が付かず,大会規定により前後半10分ハーフの延長戦に突入します。

 

ここで,何としてでも両チーム試合を決めたかったのですが,お互い必至の攻防により,

なおこれでも決着が付かないまま,運命のPK戦にまでもつれこむ,

まさに戦う側も観る側も息づかいが荒くなる程の,極めて物凄い展開に至ります。

本大会の決勝の試合がPK戦にもつれるのは,8大会ぶりのこと!!

私も,「必ずや,どこかでどちらかが決めてくれるであろう。」と思ったので,

まさに意表をドンと突かれた格好になりました!!

 

しかも,「もう,これはPK戦になる!」と目論み,延長後半5分から中継終了後の

CMまで,tvkのこの中継をハードディスクに録画してしまうくらい!!

そうして,迎えたPK戦。先攻めが山梨学院・後攻めが青森山田となり,

1本目はお互い手堅く決めたものの,2本目で青森山田が何と外してしまい,

山梨学院は決めて優勢に立ち,3本目も手堅かったものの,

4本目でも青森山田はまたもや外し,山梨学院のゴールが決まったとこで,

山梨学院が見事11大会ぶり2度目の冬の選手権優勝に輝くという結果となりました!!

 

山梨学院の皆さんそして山梨県民・さらに学校のある甲府市民の皆さん,

心からおめでとうございます!!よくこのコロナムードの中で,試練の時期を

皆で乗り越えて,苦楽を共にした仲間達が一致団結し,練習の成果を思うように

発揮できた賜物と思っています。彼らは,たくましく素晴らしい!!

 

(画像は,『時事通信』様より)

 

一方で前回大会準優勝からのリベンジを果たしたかったであろう青森山田は,

結果的にはリベンジは叶いませんでしたが,最後の最後まで果敢に食らいつき

さらには守りに守りを重ね,PK戦で敗れはしたものの決して悔いはありません。

 

今,東北地方は大雪で,青森県も大変な中で,青森県の全県民に明るさ・勇気・希望を

与えたその姿は,まさに勇者のごとくです!!

リベンジは,次回(第100回記念)以降に持ち越されても,まだまだ次回活躍が

見込まれる強者は勢揃いなので,是非節目の次回・第100回記念大会でリベンジ

成功できるよう,頑張ってください!!

 

 

こうして,『箱根駅伝』・『全国大学ラグビー選手権』・『全国高校サッカー選手権』

『全国高校ラグビー』等の一連の新春スポーツはコロナの中でも無事に全うする形で

閉幕し,お正月気分は『鏡開き』とも相まってすっかり彼方へ飛んでいきました!!

 

一番の喜びは,懸念されていたコロナによる中止がいずれの大会でも全く無く,

感染対策を万全にし何とか行われたことです。軒並み無観客試合になったことは,

ちょっぴり寂しい気持ちでも,いつもは聞こえない選手の走る音・ボールを蹴る音や

選手同士のかけ声が聞けたのも,不幸なコロナムードの中でのささやかな幸いでした。

是非次回大会までには,コロナが収束して,またいつものように有観客でできるよう,

願ってやみません。

 

 

さあかたくりの里も,これでお正月ムード・あけおめムードはすっかり飛び去り,

またいつものように皆さんがせっせと作業に励んでいます。

もうこのかたくりの里には,お正月気分はありません。

皆さん真剣な眼差しで,日々の与えられた作業を粛々こなしています。

私も,お正月ムードは消えて,新たなパソコンデータ入力作業に取りかかる等,

日増しに速度を上げつつあります。

 

コロナであっても頑張る我ら・かたくりの里の皆さんを,改めて宜しくお願い致すと

共に,温かい目で見つめていただければ,幸いです。

皆さん,高校サッカーの選手に負けじと,これからまた頑張りましょう!!

以上,KENでした。