横浜の神奈川区片倉町にある、あらく農園(三枝浜太郎さんのお宅)では、毎年お盆に精霊棚を作り、迎え火を焚いたり送り火をしたりを、昔からのやり方で続けています。

家のすぐ下の、辻のところにWさんが描いてくれたかわいいポスターが掲示してあります。
8月14日の本日、取った写真です。
昨日13日に友さんが作った富士山(盛土)2つ。向かって左側に、里芋の葉に載せたナス。竹筒には百合の花。という状態でした。(私は、13日は帰省で、ここには来れなかったんですが、いつもこの場所で、三枝家の人々が迎え火を焚きます。)
今年の精霊棚です。いつもより、竹の葉が立派な気がします。スイカ、かぼちゃ、マクワウリ、キュウリ馬とナス牛など。曼荼羅で周囲を囲い、青柿、青栗、青いササゲ、米の穂など実の生るもの、ここで採れたものをぶら下げます。
私も、帰省土産の日本酒(天日宮)を上げて拝ませて頂きました。

あれ、ナス牛に、ブチがあるなーと思ったら、現行犯でバッタが背中をかじっているのでした(笑)まあ、いっか。
御曼荼羅で囲います。
13日は、神奈川大学の歴史民俗学の学生さんたちが20人位来てくれて、お手伝いしてくれたそうです。若い人たちが関心を持って取り組んでくれていることが、嬉しいですね。
御曼荼羅は、古いの、新しめの、混じっています
ご先祖様にあげるお盆の御膳メニューは昔から毎食毎食決まっていて、浜太郎さんはそのとおりに作るので大忙しです。
でもって、今日は忙しい合間を縫って、畑の収穫、袋詰め、3店舗へ出荷に行き、私はそのあと自然農畑の草刈りも夕方しました。

今年は、地這いキュウリがすごくできが良いので、ボランティアは毎回相当量もれなくもらえます。この頃は、キュウリとナスを主食に生きております。ご先祖様たちに、感謝していただきます。


追記↓

8月16日(金)の朝の写真です 送り火をやったあと、しばらくグジャグジャになるまで、そのままにしておくそうです。


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