阿波おどりの盗撮問題と伝統文化の継承|SNS時代の撮影ルールと踊り手の権利 | 痛みで苦しまない人生を医学の力で導く痛み改善ドクター富永喜代のブログ

痛みで苦しまない人生を医学の力で導く痛み改善ドクター富永喜代のブログ

富永ペインクリニック院長。医学博士。2万人の臨床麻酔実績を持つ麻酔科医。おはよう日本など出演多数。著書は100万部超。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』チャンネル登録者数30万人、総再生回数7400万回。SNSフォロワー45万人。

 

 

こんばんは!

 

富永ペインクリニック院長の

富永喜代 です。

 

 

 

 

先日、Yahoo!トップニュースになった⁣

『阿波おどり』問題。⁣

 

女性踊りのお尻や胸、着物からのぞく脚など⁣

身体の一部分を執拗に撮影し、編集、⁣

本人の知らないところでSNSに投稿する。⁣

 

 

踊り手からは、⁣

「怖い」「楽しく踊れない」⁣

という声まで上がっています。⁣

 

 

 

SNS再生回数vs阿波踊り400年

 

 

 

これは、もう単なる⁣

『撮影マナー』の問題ではありません。⁣

 

 

400年以上受け継がれてきた阿波おどりの、⁣

文化継承の問題です。⁣

 

 

一部の「見る阿呆」によって、⁣

「踊る阿呆」が萎縮し、⁣

「もう人前で踊りたくない」⁣

というところまで追い詰められている。⁣

 

 

人口の少ない徳島にとって、⁣

若い踊り手が離れていくことは、⁣

そのまま伝統文化の⁣

担い手減少につながります。⁣

 

 

今起きているのは、⁣

【開かれた伝統文化× スマートフォン⁣

× SNS× 再生回数経済⁣】

の衝突です。⁣

 

 

しかも、SNSでは⁣

「阿波踊り くっきり」⁣

などという検索まで成立している。⁣

 

 

顔を映され、⁣

お尻が強調される瞬間を切り取られ、⁣

それが本人の知らないところで⁣

100万回を超えて再生された例まである。⁣

 

 

そんなことが起きれば、⁣

踊り手が萎縮するのは当然です。⁣

 

 

 

 

  善意やモラル頼みをやめ、制度と行動管理で守る

 

 

では、どうすればいいのか?⁣

 

ここで参考になるのが、⁣

東京・高円寺阿波おどりです。⁣

 

高円寺では、⁣

演舞場内に入っての撮影を禁止。⁣

三脚、一脚、脚立、椅子、自撮り棒、⁣

ドローンなどを使った撮影も禁止しています。⁣

 

 

屋内の舞台公演では、⁣

動画撮影・録音⁣

そのものを認めていません。⁣

 

性的目的か、どうかなんて、⁣

他人からは判別できません。⁣

 

 

実際、徳島の実行委員会が⁣

問題の投稿者に直接話をしても、⁣

『これは芸術だ』と主張されたと⁣

報じられています。⁣

 

 

だったら、運営側は⁣

相手のマナーに頼るのではなく、⁣

思想ではなく、行動を管理する。⁣

 

 

悪意を持って再生回数を⁣

稼ぐ人間が悪いに決まっています。⁣

 

 

でも、相手の善意頼み、⁣

「マナーを守ってください」という⁣

お願いだけで止められないのなら、⁣

 

 

主催者側が”撮影行動を管理”して⁣

踊り手を守る仕組みを作る。⁣

例えば、⁣

 

 

・練習場では一般撮影を禁止する

・公式演舞場では撮影位置や⁣使用機材を制限する

・胸や臀部などを執拗に追い続ける撮影は

 ⁣スタッフが行為として止める

・公式カメラマンや報道については登録制

 

 

もちろん、阿波おどりは⁣

「見てもらう文化」でもあります。⁣

撮影してSNSで広げてくれる人たちの力も、⁣

大切な観光資源です。⁣

 

 

しかし、⁣

「撮影マナー違反」⁣

という言葉だけで済ませられる境界線を、⁣

越え始めているのではないでしょうか。⁣

 

 

 

 

  踊り手が安心して踊れる未来のために

 

 

Yahoo!ニュース記事で、⁣

私が最も重いと思った言葉は、⁣

「400年の歴史」ではありません。⁣

 

 

踊り手本人が、⁣

「楽しく踊れない」⁣

と、話しているところです。⁣

 

 

「踊る阿呆に見る阿呆」。⁣

 

見る側まで含めて、⁣

みんなで楽しむからこその⁣

”阿波おどり”のはず。⁣

 

 

その「見る阿呆」の一部によって、⁣

踊る人が⁣楽しく踊れなくなっている。⁣

これは、かなり深刻です。⁣

 

踊り手が安心して踊れなくなれば、⁣

400年の先に、500年はありません。⁣

 

 

一部の心亡い者たちに、⁣

私たちの大切な文化を⁣

蹂躙させてはいけない。⁣

 

 

 

徳島はICT・デジタル活用を⁣

積極的に進めてきた県でもあります。⁣

 

 

ならば、⁣

SNSとITが生んだ新しい被害には、⁣

ITと新しいルールで対抗する。⁣

相手のモラルだけに⁣

文化の未来を委ねない。⁣

 

 

えひめ徳島県人会会長として、⁣

全国の徳島県出身者で構成される⁣

県人会にも働きかけます。⁣

 

 

守るべきものの⁣

優先順位を間違えず、⁣

 

 

阿波おどりの文化継承のために、⁣

私もできることから⁣

動いていきたいと思います。

 

 

 

 

 

あわせて見たい!痛み専門医の解説動画

 

 

 

年齢や立場に関わらず、

誰もが自分の身体や存在を肯定され、

脅かされることなく尊厳を持って

生きることは社会の基盤です。



それは性や

パートナーシップのあり方においても同様です。



社会的な偏見や年齢による固定観念に縛られず、

自分自身の体と心に向き合いながら

「今が一番最高だ」と思える生き方を

重ねていくことの大切さについて

解説した動画も、ぜひ参考にしてみてくださいね。




60歳が人生最高のセックスである!「年甲斐もなく」なんて言わせない。今のセックスが人生最高だと思える8つの原則~

 

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  富永喜代プロフィール


医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。

 

 

 

 

465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、

FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、

(通常1日2人のところ)1日平均12人、

2万人超の臨床麻酔実績を持つ。

 

 

 

YouTube 総再生回数 7800万回突破。

チャンネル登録者数 30万人。

SNS総フォロワー数 46万人。

 

 

 

 

経済産業省

『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を

委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして

注目されている。




確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」

などのテレビ出演多数。

 


肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、

累計 100 万部の著者である。
 

 

 

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