こんばんは!
富永ペインクリニック院長の
富永喜代 です。
恋愛初期や激しい恋愛をしていると、
寝る間も惜しいほど相手を求め、
興奮冷めやらぬ状態に
なったことはありませんか。
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これは、
脳神経伝達物質
「ドーパミン」のなせる業です。
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まずは
ドーパミンについてお話ししましょう。
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ドーパミンと予測報酬誤差の恐怖
ドーパミンは、
そのもの自体が快楽物質ではなく、
衝動を駆り立てる物質です。
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ドーパミンには倫理観はなく、
脳の中で『予測報酬誤差』が
大きいほど多く出ます。
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予測報酬誤差とは、
何か行動を起こす前に、
脳はあらかじめその行動によって
得られる快感を予測します。
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ところが、行動を起こしてみたら、
それに要した”予測コスト”より、
実際に得られた快感が大きかった
としましょう。
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見積もった必要コストと⠀
得られた報酬との差を、
予測報酬誤差といいます。
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そしてドーパミンは、
この予測報酬誤差が大きいほど、
たくさん出てくる仕組みです。
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なぜ「独身偽装」は数年も続くのか?
具体的には、
料金を支払い、キャバクラ行きました。
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その料金相当のサービスを受けた場合、
予測していた報酬に対し、
同等の報酬しか得られないわけですから、
予測報酬誤差は少ないですよね。
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一方、独身偽装は違います。
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お金を支払わなくても、
相手は本気で愛してくれます。
セックスも定期的に行える。
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結婚しているにも関わらず、
本気の恋愛をまた味わえる。
自分の家庭では味わえない、
男としての承認欲求が満たされます。
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予測した報酬を上回る
報酬が得られるのです。
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嘘をつくだけで、
それに対して得られる恋愛報酬が大きい。
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いつその嘘がバレるか。
そんなスリルを味わいながら、という
間欠性刺激もまた、
ドーパミン報酬を強化します。
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しかし、冷静に考えると。
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嘘がバレたときの社会的影響は
多大なものになる可能性がありますよね。
⠀
でも、
本人は”自分だけは大丈夫”だ、と考える。
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その理由は、
強すぎるドーパミン報酬がある時には、
脳内の冷静な判断を司る
前頭前野の働きが抑制されるから。
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だから、
『独身偽装』を継続している間は、
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強い恋愛報酬、承認欲求から
ドーパミン報酬を彼女から得続けているので、
バレたときなどの注意信号は
無視してしまうのです。
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これが深みにどんどんはまって、
1年以上、5年も10年も独身偽装を続ける
というモチベーションに繋がっていきます。
⠀
バレた瞬間に訪れる「手のひら返し」の正体
では、どんな時にドーパミン報酬は
最大化されるのでしょうか?
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動物実験から、
報酬の確率50%付近で
ドーパミンの量が最大化することが
分かっています。
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乗るか反るかの時が
一番よく出るのです。
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勝利が確実なときよりも、
勝つか負けるか五分五分の時が最大。
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これを独身偽装に置き換えると、
嘘がバレるかバレないか、
今日もバレなかった、
⠀
妻も、まだ気づいてない!
という頃合いにドーパミンが
大量に出るんです。
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偽装している本人以外、
誰にもメリットはありませんが、
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本人にとっては、
ドーパミンの最大化
=脳が快感に満ちる環境なんです。
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では、
この偽装がバレたときには
どうなるのでしょうか?
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騙された女性は、
こんなに長く付き合い、愛を育み、
信頼し合った相手なんだから
誠意をもって対応してくれる、
と考えるでしょう。
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しかし、
偽装していた男性は違います。
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バレるまでは、
自分に最大の恋愛報酬を
与えてくれる存在だった彼女が、
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発覚後には、責任を追及して
謝罪を求める存在に変わります。
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本物の責任、損失コストが
彼の脳の中で重く現実味を帯び、
一気に彼女の存在は大きな負担に変化します。
⠀
独身偽装被害者の会が発表した
中間報告では、
発覚後の加害者の対応について、
強い傾向がありました。
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207 件中171件、82.6%の被害者の方が、
バレた瞬間に彼からの手のひら返し、
不誠実な対応をうけ、
深く悩まされています。
⠀
1年以上、5年、10年と付き合った男性に、
一瞬で不誠実な対応をされるのだから、
⠀
長期間付き合ってもそこに愛がない、
思いやりがない事に
打ちのめされるのです。
⠀
もっと詳しく知りたい方は、
YouTubeをご視聴ください。
あわせて見たい!痛み専門医の解説動画
このように、
一度脳内でドーパミン回路が作られてしまうと、
理性では「いけない」と分かっていても
簡単には断ち切れない
不倫沼や恋愛依存に陥ってしまいます。
特に現代は、
スマホやSNSの発達によって
相手の情報が容易に手に入るため、
脳の海馬や側坐核が刺激され、
回路が何度も再点火しやすい環境になっています。
苦しい恋愛沼から脱出するためには、
気合いや時間解決に頼るのではなく、
「情報を完全に遮断する」
「新しい報酬で脳を満たす」
「記憶を現実で上書き修正する」
といった医学的な脳のアプローチが有効です。
脳の仕組みを活用して
不倫や泥沼の恋愛から抜け出し、
新しい人生へ一歩踏み出すための
具体的な3つのステップについて
解説した動画も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
YouTube動画はこちらから
医学の力で”不倫沼”から脱出する~不倫の再点火ドーパミン報酬を認知の上書きと報酬外しで離脱する~
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富永喜代プロフィール
医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 7800万回突破。
チャンネル登録者数 30万人。
SNS総フォロワー数 46万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 100 万部の著者である。






