不倫しやすい人は遺伝子で決まる?|浮気性と脳科学の研究 | 痛みで苦しまない人生を医学の力で導く痛み改善ドクター富永喜代のブログ

痛みで苦しまない人生を医学の力で導く痛み改善ドクター富永喜代のブログ

富永ペインクリニック院長。医学博士。2万人の臨床麻酔実績を持つ麻酔科医。おはよう日本など出演多数。著書は100万部超。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』チャンネル登録者数30万人、総再生回数7400万回。SNSフォロワー45万人。

「不倫」「浮気」まじめに見えても

裏では浮気しまくっている人。

可愛い顔してセフレがいっぱいの奥さん。

 

 

 

 

社会的立場、倫理観、教育、

育成環境、人間性...

 

 

 

 

見かけによらない不倫や浮気が、

世間には溢れているようです。

 

 

 

 

 

 

 

不倫や浮気には

大きなリスクがあると知っていながら、

なぜ人は”不倫に走ってしまう”のでしょうか?

 

 

 

 

実は、不倫をしやすい遺伝子が存在し、

その遺伝子を持つ人は、

生まれつき不倫に走ってしまいやすいという

研究結果があります。

(1993年、Nature)

 

 

 

 

 

 

■ 完全一夫一妻制の母乳類

:プレーリーハタネズミを研究し、

脳内ホルモンの一種であるバソプレシンが、

性的振る舞いに影響を与えているという研究結果です。

 

 

 

 

プレーリーハタネズミは、

北米の平原部に住むネズミです。

 

 

 

 

彼らは強固な一夫一妻制で、

一生同じパートナーと添い遂げます。

 

 

 

 

 

一方、プレーリーハタネズミと

見た目はほとんど変わらない山岳ハタネズミ。

こちらはパートナーが次々変わる、

不倫、乱交するネズミです。

 

 

 

 

大きさも色も見た目は

ほとんど変わらないこの2匹。

 

 

一夫一妻制か乱婚か、

という点だけが違う2種なのだから、

生物の成り立ちは同じ遺伝子で、

 

 

 

性的振る舞いにかかわる遺伝子のみに

違いがあるのではないか?と

遺伝学者たちは考えました。

 

 

 

 

 

 

 

■ 一夫一妻制のネズミ

プレーリーハタネズミ

・動物では珍しい「超一夫一妻制」

・交尾は生涯、ほぼ同じパートナーと添い遂げる

・浮気率はほぼゼロ

 

 

 

 

 

 

■ 乱交するネズミ

山岳ハタネズミ(アメリカハタネズミ)

・乱婚

・浮気し放題

・パートナーの固定はゼロ

 

 

 

 

 

 

■2種類のネズミの脳内ホルモンの違い

脳内ホルモンの一種「バソプレシン」

哺乳類の一夫一妻制の

性的ふるまいに関与するホルモンです。

(人間の脳でも出るホルモンです。)

 

 

 

バソプレシンは、

パートナーに対する親切心、

絆などを司るホルモンで、

 

 

 

家庭を守り、家族の絆を

深めようとする心理などに関与します。

 

 

 

 

 

 

2種類のネズミの脳に放出される

バソプレシン量はほぼ同量です。

しかし、バソプレシンの受容体である

「AVPR」の密度が違ったのです。

 

 

 

 

 

一夫一妻制のプレーリーハタネズミは

「AVPR」の密度が多く、

乱婚の山岳ハタネズミは

「AVPR」の密度が少なかったのです。

 

 

 

 

2匹のバソプレシンは同じ量が放出されるが、

その情報を受け取るAVPRの密度の差が、

決定的な性的振る舞いの差を生んでいたのです。

 

 

 

 

 

これは、人間の脳でも同じです。

 

 

 

 

「一人の相手との絆を深める」という行動を、

脳が「気持ちいい」と感じるか感じないかは、

受容体「AVPR」の量で決まります。

 

 

 

 

 

・受容体「AVPR」が多い人

 

→ バソプレシンの情報をしっかり受け取る

→ 一人との絆を深めることを

​ ​ ​ ​ 脳が気持ちいいと感じる

→ 浮気をしない

 

 

 

 

 

・受容体「AVPR」が少ない人

 

→ バソプレシンの情報を受け取りにくい

→ 絆を深めても気持ちよくない

→ 新しい相手との浮気の新鮮さの魅力が勝つ

→ 浮気しやすい

 

 

 

バソプレシン受容体「AVPR」の量が

浮気しやすい傾向を決めるのですから、

生まれつき浮気しやすい人間は決まっているようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

■バソプレシン受容体「AVPR」の遺伝子「RS3」

さらに深掘りし、「AVPR 1A」遺伝子の中の

「RS3」領域に注目しました。

 

 

 

この「RS3」には、長いタイプと短いタイプがあり、

これが人間の愛情行動を左右します。

 

 

 

 

 

 

■「RS3」が長い人、短い人の傾向

①「RS3」が長い人

・「AVPR」が多い

・公平

・他者への思いやりがある

・パートナーを大切にする

・浮気率が低い

・絆の深さに対する満足度が高い

・プレーリーハタネズミタイプ

 

 

 

 

②「RS3」が短い人

・利己的

・独善的

・相手からの満足度が低い

・浮気率が高い

・一人との絆を深めるより

​ ​ 浮気で得られる報酬の方が大きい

・山岳ハタネズミタイプ

 

 

 

 

 

 

決して、

全てがこれらの遺伝子が

影響しているわけではありません。

 

 

 

 

遺伝子が要因で浮気や不倫をすると

説明できる要因は、40~62%です。

 

 

 

 

 

しかし、

これらの研究結果で

説明がつく部分は多いですし、

 

 

 

 

 

「あの人が不倫や浮気を繰り返すのは、

遺伝子がなせる業なのか」と考えると、

妙に落としどころがついてしまう、というのにも

納得せざるを得ない部分はありますね。

 

 

 

 

あなたの周りの浮気性の人は、

もしかしたら生まれつき

『不倫遺伝子』を持っているのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

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■富永喜代プロフィール
ーーーーーーーーーーーーーー
 
医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。

富永ペインクリニック院長。医学博士。

 

 

 

465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、

FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、

(通常1日2人のところ)1日平均12人、

2万人超の臨床麻酔実績を持つ。

 

 

 

YouTube 総再生回数 7800万回突破。

チャンネル登録者数 30万人。

SNS総フォロワー数 46万人。

 

 

 

 

経済産業省

『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を

委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして

注目されている。




確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」

などのテレビ出演多数。
  

 


肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、

累計 100 万部の著者である。
 

 

 

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