男が一番燃えるのは、
目の前の女ではなく、脳の中の「未確定」です。
多くの人が誤解していますが、
ドーパミン=快楽物質ではない。
■ ドーパミンとは
ドーパミンは、
脳の報酬系に属する神経伝達物質です。
扁桃体・側坐核・海馬・
VTA(中脳腹側被蓋野)・前頭前野が連動し、
「価値づけ」「期待」「動機づけ」を作る回路です。
この回路が最も強く動くのは、
・手に入れた後ではない
・満たされた瞬間でもない
“手が届きそうで届かない局面”です。
なぜか?
ドーパミンは、
・行動前(期待)
・行動中(没入)
・達成直前(予測誤差が最大)
で最も大きく動くからです。
”恋愛”で言えば、
・連絡を組み立てる
・反応を読む
・距離を詰める
・触れる手前で揺れる
だから男にとって、
”落とす過程” そのものが最も強い報酬になる。
・気になる女性からのLINE一通で上がり、
・既読スルーで沈み、
・わずかな脈でまた燃える。
■ 女を落とした瞬間に、何が起きるか?
・不確実性が消える
・読みがいがなくなる
・賭ける必要がなくなる
= 報酬系を吊り上げていた条件が消える。
その結果、
あれほど高かった熱が、急に静かになる。
これは
愛が完成したからではない。
ドーパミン報酬系回路のピークが終わっただけです。
■人間の報酬は3つ
① 一次報酬(生存・繁殖)
食事・水分・性行為
② 二次報酬(社会的)
金・地位・承認
③ 内因性報酬(内的充足)
達成・好奇心・創造
恋愛の初期は、
①(性)と③(好奇心)が強く重なり、
②(承認)も巻き込んで、
ドーパミンが過剰に動く設計になります。
だから、
・手に入るまでは燃える
・手に入ったら下がる
・下がったら次を探す
このループに入る男が出る。
それは
女を愛しているのではない。
「達成直前のドーパミン」に依存している状態です。
■ 見極めるべきポイント
追っている時の情熱はドーパミン優位。
関係性を最上の喜びに変えるには、
オキシトシンの関与が不可欠です。
それが無ければ、
いつまでも新規性を追い続ける男のまま。
・関係の維持
・相手の理解
・共同の達成
女を落とした後、
③(内因性報酬)を作れない男は、
必ず次の「未確定」を探しに行く。
■ 結論
・男の熱は、女に向いているとは限らない
・未確定に向いていることがある
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■富永喜代プロフィール
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医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 7800万回突破。
チャンネル登録者数 30万人。
SNS総フォロワー数 46万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 100 万部の著者である。
