【 オバさんだから言えること 】
性を発信している立場上。私も、
「オバさんが性の話をするな」
「ババアが気持ち悪い」と
SNSにコメント書かれたりします。
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「若い女性の方が魅力的」
とする価値観は、社会的・文化的な
ジェンダーバイアスの結果です。
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女性に対する無意識の
期待や偏見として広く存在します。
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若い女性に向かっては
若さを賞賛しながらも、
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年齢を重ねた女性には、
「女は更年期で終わり」とか、
「いつまでヤル気なんだ?」
「ババア気持ち悪い」など、
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価値を見出さないという
ダブルスタンダード。
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これらが女性の自己肯定感や
アイデンティティに
大きな影を与えています。
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しかし、
健康でウェルビーイングな
生き方において
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年齢を重ねても
性的な魅力や性への関心を持つ事は、
とても自然で健康的なことです。
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性的魅力を他者のためだけでなく、
自分自身のために磨き続けることが、
女性の心身の健康や自己肯定感を支えます。
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「性的な存在でありたい」と感じる事を
罪悪視しない土壌を形成することも
重要でしょう。
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また、
人生のピークは人それぞれ異なり、
年齢や状況によって意味が変わります。
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例えば、
仕事の成功、家族との時間、
自分自身の成熟など、
どの瞬間も一つのピークとなり得るし。
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何より、
『若い時が一番だ!』とか、
他人に自分のピークを
測ってもらいたくないですしね
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かつての社会通念では、
更年期や閉経を女性の
「役割の終わり」と結びつける
風潮がありました。
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しかし、
生理や妊娠の心配がなくなることで、
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セックスをパートナーシップや
自己の楽しみとして、
より自由に捉えられる時代が訪れます。
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性的な欲望や楽しみは
年齢とともに変化しますが、
それが消えるわけではありません。
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むしろ、
子育てや仕事から一段落し、
自己の時間が増えることで、
性を再発見する機会が広がります。
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貧困層出身で
多くの弱い立場の
女性の人生を見てきたこと。
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医師として、院長として、
ミリオンセラー作家として、
YouTuberとして。
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そして
母親・更年期を経た女性として。
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私は、若い女性の立場では
語りきれない性の問題を、
多くの立場と経験を持つ今だからこそ、
正面から語るべきだと感じています。
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私だからこそ、
性交痛やセックスレス、ED、
性の悩みを真正面から発信する
意義があると考えています。
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性は誰にとっても大切なテーマ。
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年齢や性別に関係なく、
健康的に向き合える社会を作るために、
これからも声を上げ続けます。
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■富永喜代プロフィール
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医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。産業医。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 5900万回突破。
チャンネル登録者数 26万人。
SNS総フォロワー数 42万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 98 万部の著者である。