【医師が推奨する大人のためのローションの選び方】
セックス時に
ローションを使うことは、
潤滑を助け、痛みを緩和し、
感度を高める効果があります。
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特に、濡れにくさや
性交時の痛みが気になる方にとって、
適切なローションを使用することで、
快適な経験が得られます。
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ここでは、医師として
安心・安全に使用できる
ローションの選び方をご紹介します。
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《 ローションを使うべき主な理由 》
1.濡れにくさを補う:
性反応には個人差があり、十分に濡れない場合はローションを使用することで、スムーズな挿入が可能になります。
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2.痛みの軽減:
潤滑が不十分だと挿入時の摩擦により痛みが生じることがあります。ローションを使用することで、摩擦が軽減され、痛みを和らげることができます。
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3.感度を高める:
ローションには温感や冷感効果のあるものがあり、適切に使用することで性感が高まり、より満足のいく体験が可能です。
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《安全なローション選びのポイント》
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1.デリケートゾーン用かを確認する
市販されているすべてのローションがデリケートゾーンに適しているわけではありません。「潤滑ゼリー」や「フェミニンモイスチャライザー」などと表記された、粘膜に使用できる製品を選ぶようにしましょう。
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特にデリケートな部分には、医療機関や薬局で取り扱われている信頼性の高い製品を推奨します。
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2.自分に合った使い心地のものを選ぶ
ローションにはウォーターベース、シリコンベース、オイルベースのタイプがあります。初めての方には、さらっとした使用感で洗い流しやすいウォーターベースがおすすめです。
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長時間の使用や痛みの軽減には、滑りが持続するシリコンベースが適しています。一方で、オイルベースはコンドームとの相性に注意が必要です。
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3.口に入っても問題ない成分を選ぶ
ローションは体の多くの部分に触れる可能性があり、知らずに口に入ってしまうこともあります。口に入っても安全な成分で作られたローションを選ぶと、より安心して使用できます。
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《注意点と適切な使い方》
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1.コンドームの破損に注意
特にオイルベースのローションは、ラテックス製コンドームを劣化させる可能性があるため、ウレタン製コンドームと一緒に使用するようにしてください。挿入のための潤滑にはウォーターベースやシリコンベースが適しています。
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2.かぶれのリスク
デリケートゾーン用のローションでも、体質によりかぶれが生じる場合があります。肌に合わないと感じたらすぐに使用を中止し、別の製品を試すのが良いでしょう。
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自分に合ったローションを正しく選び、セックスを楽しむことで、パートナーとの心地よい時間を増やしましょう。
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■富永喜代プロフィール
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医療法人TMC(Tominaga Medical Communication)理事長。
富永ペインクリニック院長。医学博士。産業医。
465gの赤ちゃんから104歳の高齢者、
FIFA日本サッカー代表などのプロアスリート選手など、
(通常1日2人のところ)1日平均12人、
2万人超の臨床麻酔実績を持つ。
YouTube 総再生回数 5900万回突破。
チャンネル登録者数 26万人。
SNS総フォロワー数 42万人。
経済産業省
『平成26年度健康寿命延伸産業創出推進事業』を
委託されるなど、痛み最新医療のリーダーとして
注目されている。
確かな腕とユニークなキャラクターが人気を呼び、
NHK「おはよう日本」
TBS「中居正広の金曜日のスマたちへ」、
などのテレビ出演多数。
肩こり改善メソッドの処女作
「こりトレ」(文藝春秋)は10万部など、
累計 98 万部の著者である。