3.事故の収束に向けた道筋【東電発表資料】と今起きていること
そして、真実の情報をどちらも開示しない。
福島第一原発の作業員は毎日、毎日事故発生からすでに2ヶ月が経過しているが、疲労困憊の中で作業を強いられていることだろう。
しかし、現場を知らないものが、こういったスキームを作成することで、国民には安易な「安心菅」与えることに必死だ。
すでに賠償の上限は撤廃された。
避難地域に指定されていない住民も多くいる。
大騒ぎしての「一時帰宅」、しかし、本当に汚染されている地域は、そのまま放置されている。
第一原発の現在のこのような原因を引き起こしたのは、こういった決断を即座に判断しなければならなかったのは?
バ菅直人しかいないのでは?
以下の資料は、
東日本大震災後の福島第一・第二原子力発電所の状況|東京電力
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/index-j.html
より入手できます。
事故の収束に向けた道筋[2011年5月10日 更新]








核燃料、完全露出し溶融 調整した水位計で測定 福島第1原発1号機
2011.5.12 11:48http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110512/dst11051210130005-n1.htm
東京電力は12日、福島第1原発1号機で、調整をした水位計で原子炉圧力容器内の水位を測定したところ、水位は通常時の燃料上端から5メートル以下で、長さ4メートルの燃料が完全に露出して溶け落ち、圧力容器底の水で冷やされているとみられると発表した。
調整前の測定では、約1・5~1・7メートルが露出している状態とされていたため、想定外の低水位。ただ圧力容器の表面温度は、上部から下部まで100~120度と比較的低く、東電は「(燃料の)冷却はできている」と強調している。
東電は燃料を冷やすために圧力容器内に毎時6~8トンの注水を続けていたが、対策が的確でなかったおそれがある。1号機は新たな冷却システムの設置を準備しているが、いまだに圧力容器内の状態を把握しきれていないことで、今後の計画にも影響しそうだ。
東電はこれまで、炉心の損傷割合は55%と推定していた。
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1号機、燃料棒が完全露出か…水位は想定の半分
2011年5月12日12時08分 読売新聞http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110512-OYT1T00529.htm?from=top
東京電力は12日、福島第一原子力発電所1号機の原子炉圧力容器の水位が同日午前5時現在、当初考えられたより低く、高さ4メートルの燃料棒が完全に露出している可能性があると発表した。
原子炉を冷やすため水で満たす冠水(水棺)作業が進む格納容器の水位も想定の半分にも達していないことがわかったが、東電は「圧力容器の温度は100~120度で安定しており、制御不能の状態ではない」と話している。
東電の発表について、同日記者会見した経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「機器が正常な状態にない可能性もあり、測定結果のみにとらわれず、データの動きを見ながら対応することが必要だ」と慎重な姿勢を見せた。
水位の低下は、1号機の原子炉建屋内に作業員が入り、水位計、圧力計などの調整作業を行った結果、判明した。調整前の水位計は燃料棒の露出は1・65メートル程度を示し、事故直後からあまり変化はなかった。調整後では、水位は燃料棒が束になった燃料集合体の上部から5メートル以上低く、燃料棒が完全に露出していることがわかった。
