こんにちは。
皆さんはapexというゲーム、やったことありますか?
ぼくは最近始めたんですがボロボロに負けて萎えています。
さて、本日の話題ですが、
スキンビジネス
についてです。
最近ではapexやFortniteのような、
スキンなどの売り上げで収益を上げているモデルのゲームを目にすることが多くなりました。
ただここで思うのは、
「本当にそれ稼げるのか?」
という率直な疑問です。
これは皆さん感じたことあるんではないでしょうか?
ユーザーは課金を全くせずともゲームを楽しめるのに、
なぜこの収益モデルが成り立つのか、考えていきたいと思います。
目次
・スキンビジネスとは
・流行している理由
・データからみる収益モデル
*スキンビジネスとは*
ざっくり説明すると、
プレイヤーが動かすキャラクターのビジュアル(スキン)を購入することで、自由に変更できるゲームのことです。
有名どころだと先程紹介したapexや、LOLなどもこちらになります。
PvP(対人戦)のゲームで採用されていることが多いです。
特徴として、
スキンを購入することにゲームで有利になる要素がほとんど含まれていないことです。
基本的にゲームをスタートした時点で使用できるアイテムなどは共通になっていて、ユーザーにおける格差は全くありません。
技術力が勝敗を分けるってことですね。
ただこれだけだと
「え、スキン買う意味なくね?」
ってなりますよね。
実際ぼくもめちゃめちゃ思いました。
そこで、同期の友人でPCゲーマーがいたので、
どういった理由で課金しているのか聞いてみました。
流行している理由も含めて考えてみようと思います。
*流行の理由*
先程の質問の答えとしては、
「好きなキャラクターを自分好みにカスタマイズできる」
「相手に見せつけることができる(自慢できる)」
「初期アバターはダサい」
などの意見をもらいました。
大きな要因としては2つ目でしょうか?
対人戦で同じキャラクターを使う以上、自分の個性を見せたくなっていくんでしょうか。
ただここはそれでもお金を払いたいのか?
と思ってしまったので、
実際に自分で課金してみて考えようと思います。
百聞は一見にしかずですね。
またこれだけで流行、とは考えにくいので、もう少し要素を挙げてみようと思います。
考えられる要素
・無料でプレイできる
・課金額で能力に差がつかない
などでしょうか?
無料プレイは言わずもがな、大きな理由ですね。
プレイできるハードさえ持っていれば誰でもできる、というのは大きな強みだと思います。
2点目においては、普段あまり課金をしないユーザーからすればメリットになると思います。
これも理由を説明するまでもないかも知れませんが、
課金額次第で強さが決まるというのは公平性に欠けるところがあります。
いくらでも課金できるユーザーには強さ(財力)を誇示できて楽しいかも知れませんが、
課金したくてもできないような子供には酷なゲームになってしまいます。
ただこの2つの流行の要因ですが、どちらも
「課金しない人にメリットが大きい」
という、一見企業にはメリットがない要因に思えます。
考えているだけだと拉致が開かなそうなので、実際のデータを見て考えてみようと思います。
*データからみる収益モデル*
ネットで調べたざっくりの情報にはなってしまいますが、データをみて考えてみようと思います。
まずLOLですが、こちら2009〜2013年の間で、
ユーザーの課金率(全ユーザーのうち課金ユーザーがどれほどいるか)は、わずか
3.75%だったそうです。
これは通常のオンラインゲームが15〜25%であることを考えると、相当低い数値ですね。
しかし売上額(※)としては
2010年 1725万ドル(約19億円)
2011年 8530万ドル(約96億円)
という数字を出しています。
これは10年前の数字で、昨今のeスポーツの盛り上がりも考えると、相当なものになりそうですね。
また下記引用記事にも記載されていましたが、
eスポーツのタイトルとして取り上げられたことで、かなりの人気を博したと言えそうです。
またそれによってユーザーが爆発的に増えたことで、収益モデルとして成り立ったのかもしれません。
そしてeスポーツタイトルとして選ばれたのは、ユーザー同士の課金額による優位性が生まれないということが大きかったと思います。
つまりこのスキンビジネスが流行したのは、
「公平なゲームシステムで競技性があり、eスポーツに向いていたから」
と言えるかもしれません。
話を聞いた同期はeスポーツもよく見るそうなのですが、
プロプレイヤーが身につけているスキンや、プロチームのスキンはとても魅力的に写るそうです。
なるほど確かに、マネタイズのポイントがeスポーツにもあると考えると収益モデルとして成り立つのかもしれませんね。
以上で今回の考察を終わります。
ちょっとまだ色々アイディア出し等したいので、
次回は
「国産タイトルでスキンビジネスを理由をさせるには?」
というテーマで考えてみようと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。