過食嘔吐による酸蝕歯

過食嘔吐による酸蝕歯

過食嘔吐によって歯が溶けてしまう現象について、理由と対策など書いていきます

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過食嘔吐を繰り返すことによって歯が溶けてしまうことを防ぐためにまず最も重要なことは、過食嘔吐を止めることだということは、過食嘔吐に悩む方であれば誰もが分かっていることでしょう。
しかしそれがなかなか出来ない時にできる対策というのはないのでしょうか。
まず最も大切なのは、口の中の酸性度を少しでも下げるということが何よりも大切なことであると言えるでしょう。
もしも過食嘔吐をしたのであれば、その場ですぐに口をゆすぎましょう。
かなり念入りにゆすいだ方がいいでしょう。
また、過食嘔吐直後というのは、歯磨きをしないように注意してください。
歯磨きによって歯の表面のエナメル質が溶けてしまうのを防ぐためです。
過食嘔吐から歯を守るためには、このように簡単なことをしっかりとやっておくことが重要です。
その上で、しっかりと専門医に診てもらうことも忘れずに行いましょう。

過食嘔吐によって歯が溶けるということが、与える影響というのは実は歯だけではありません。
その歯を支えている歯茎にも非常に悪い影響を与えることになってしまいます。
これに関しては、歯を溶かしてしまうほど強い酸性の胃酸が歯茎に悪影響を及ぼしているというよりも、過食嘔吐によって繰り返される嘔吐によって、口内環境が悪化することによって歯茎に悪影響を及ぼしているということが考えられています。
歯が溶けることによって、本来であればたまりにくい場所に、歯垢がたまったりすることもその要因の一つでしょう。
実際に、過食嘔吐を繰り返す方というのは、口臭が出やすくなったり、虫歯になりやすくなったりという状態が続きます。
これは口内環境が悪化しているからであり、最終的には歯周病につながると考えておいても良いでしょう。
過食嘔吐によって歯が溶けるというのは一体何が原因なのでしょうか。
まず、人間が胃にあるものを嘔吐した場合には、胃の中にあった、もしくは分泌された胃酸が含まれていることがほとんどです。

この胃酸ですが、実は非常に強い酸性となっており、これが口の中を通過するときに、その酸で歯のエナメル質を溶かしてしまうのです。
しかも、この胃酸が溶かすものは、なんと歯のエナメル質だけではなく、歯そのものを溶かしてしまうということにもなるのです。

歯の本体が溶けてしまうことによって、歯は徐々にその体積を失っていきます。
それによって歯は小さくなってゆき、次第に歯と歯の間に隙間が出来てしまうのです。
さらにははその耐久性をうしなっていき、徐々にかけたり折れたりしてしまうようになるのです。
これが過食嘔吐において起こる「酸蝕歯」と呼ばれるものです。