7日(金)に一日限りの議会が開催。
2つの工事契約の議案が町から提案された。
内容は、二つの小学校の増築工事。
既に、予算は、当初予算時(3月議会)に議決されており、今回は、その業者を決める議案。
契約金額は、
① 4.642億円
② 4.0128億円
だった。
指名競争入札と言う、つまり、発注者である町が業者を指名する。
合計8社。
①②共に、入札日は、5月31日。
工期は、共に、議会議決日から、来年3月29日。
①の工事については、反対を表明した。
この工事は、予定価格を事前公表した入札。
予定価格を事前公表したことによる弊害がみてとれた。
①の落札率は、99.06%。
5社が予定価格の100%で応札。
また、あろうことか、予定価格を超過した応札が1社あった。
この応札超過企業については、所管課に質問。
所管課からの答弁では、
「税抜き、と税込み、を間違って札を入れた」と。
つまり、この応札超過企業も予定価格100%での応札だったのだろうか。
緊張感なし。
こんな企業を指名するよりも、町の仕事を受注したい、と考える企業に指名の門戸を広く広げた方がよっぽど良いと私は思うがね。
表決は、私一人反対で、想定通り、可決となる。
議場で反対討論を実施。
事前公表の弊害を指摘し、
指名業者が見積もりをせず、予定価格から応札していると疑われる制度の変換を求める。
指名入札の在り方については、何度となく、町に指摘しており、少しずつではあるが、変わってきている面はあるのだが、兎に角、変革のスピードが遅すぎる。
毎回の不如く、
予定価格を事前公表し、
指名入札では同じ業者ばかり。
行きつく先は、
落札率の高止まり、
談合の誘発。
発注者は、自分のカネだったら、という意識を持つべきではないかね。
!!!