今回お邪魔させていただいた工房は、長野県松本市三才山『草木染 みさやま紬工房』
横山俊一郎さんのお宅へ
長野の山々は紅葉で色づき、空の色とがとても美しく、長野はすっかり秋から冬へ移り変わっているようでした。
こちらの工房ではすべての工程を一貫で行い、反物になってこちらの工房から出荷されています。
糸は藁で精錬し、染めは100%草木染めです。染料は裏山に自生する草木で染色します。
(草木は主に山漆・上溝桜・栗・刈安・山椿の木・胡桃・玉葱など)
糸の経糸には絹の生糸、 緯糸には真綿の紬糸を使用しています。
自然の草木には生命を感じる力強さがあり、色には柔らかさ、やさしさがあり、光によって色々な表情を見せてくれます。
自然に向き合うほど難しい物はないなと改めて感じさせられました。
今は、3人の娘さんもお父様の指導の下、すべての工程を学んでらっしゃいます。
私にはとても心強く、みさやま紬の未来はとても楽しみです!
笑顔が絶えない仲の良いご家族。
その土地で育った感性で織られていく紬は非常に風合いよく、ご家族の人柄がこの織物を語っています。
http://kasuriya.com





