この本を手に取り、すぐレジに持っていこうとしたがそこで少し笑った。
買わない習慣を身につけようとしている中でまた新たなものを買おうとしているのだから。
ただこの本を読んでいくうちに、何でもかんでも買わないことを勧めようとしているわけではないと分かる。簡単に言えば、普段の生活を見直して無駄遣いをなくすということである。
たとえば普段のコンビニの出費。140円のペットボトルジュースを毎日買うと月々4200円の出費となる。これをマイボトルに入れて持っていくと、茶葉代を入れたとしても500円ほどで済む。要はその無駄な習慣の出費を減らすようにしようということである。
興味深かったのは、消費者は買い物に満足していないから次々と買うのではないかという問いかけであった。今はコンビニが24時間空いている、買おうと思えば夜でもネットショッピングで買い、はやくて次の日に手に入るという世の中である。だからこそ無駄なものが集まりやすい環境にある。皆様もせっかく安くネットで買っても、結局微妙に色味やサイズ感が違ったりという理由で着ていなかったり、無駄になってしまったりしているものがあるはずである。それを極力なくすための生活を心がけようというポイントが本書には書かれている。
捨てればいいではないか?誰もがそのような疑問を得ると思うが、ここにも面白い答えを見つけた。捨てるというのは多大なエネルギーを要するということである。そう。簡単に捨てれるものは案外少ないのである。ものを捨てる前に後々捨てるようなものを買わないようにしようという提案には共感した。
とはいえ自分自身もなかなかうまくお金をコントロールしきれていない。この本を一つの指針として無理のない程度で無買行動をとりたいと思う。
