柴又100K2023 ① | KaSoランブログ

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細く、長く、マラソンを続けていきたい。
大会に参加するのも好きで、今後のための備忘録ブログです。

【柴又レポ レース編】

今更ですが、柴又100Kのレポ。

 

人生初のDNF。

非常に悔しいです。

が、来年リベンジを果たすためにも、簡単に記録を残しておきます。

 

 

 

 

 

今回の柴又での目標は、サブ10。

その為に、序盤のペースをキロ5"30~40程に設定。

 

1カ月前に走った「東京ネイチャーマラソン」では、70km地点まではほぼ思い通りに走れていました。

なので70kmか、あわよくば80kmまではこのペースを維持。

残りはペースダウンしつつも、なんとか粘る作戦で考えていました。

 

とりあえず、前半のラップは次の通り。

 

トイレやエイドなどでロスしている部分もありますが、

前半は、ほぼ設定通りに思い通りに走れていたと思います。

 

 

 

 

しかし、五霞町の住宅街を走っているうちに、だんだんと苦しくなってくる。

蒸し蒸しと暑苦しい。

河川敷コースに出れば、開けて少しは落ち着くかと考え、我慢して走る。

 

55km地点を過ぎ、再び河川敷へと戻ってくる。

が、苦しさは変わらない。

ついに56km地点のラップが、6分を越えました。

 

ペースダウンするポイントが、予想より早すぎる。

焦ってペースを引き戻そうとするも、疲労感が蓄積するばかり。

 

58km地点の給水所で、水分を取りつつ足を止める。

それでも暑いし、力が入らない。

なかなかエイドアウトできない。

 

決心して進むも、全くペースが上げられない。

とても息苦しい。

頭がボーっとする。

 

そして62km地点、ついに歩きが入る。

 

その後、何とか走り出すも、数百mで足が止まる。

もう、走れる気がしない・・・。

 

 

 

 

 

時計を見てタイムを確認。

この後キロ6分で走れば、なんとかサブ10範囲内。

しかし、全く力が湧いてこないし、歩くのもしんどい。

こんな状態でキロ6なんて、全く現実感が無い・・・。

 

 

 

朦朧とする意識の中、64km地点過ぎのエイドで、リタイアを宣言しました。

 

 

 

 

レース終了後、色々と反省点を思案する。

その第1は、暑さ対策が十分でなかったことだと思います。

 

それは、準備段階から始まっていました。

 

①週末雨天続きで、長い距離を踏めていない。

②朝・夜に走っていて、昼間の暑い時間を走る練習をしていない。

③あまり追い込んだペースで走っていない。

 

ウルトラだからと言って楽なペースばかりで走っていても、

何のトレーニングにもなりませんよね…。

 

あとは当日の対策として、水分補給が不十分だったと思います。

これは、エネルギー吸収効率が悪くなることを恐れていたためです。

 

思えば過去の大会(ハセツネ、チャレ富士、丹後100k、等)でも暑さにやられていました。

あらためて、自分は暑さに弱いのだと実感するばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

さて、非常に悔しい結果となった今回の柴又100K。

しかし、リタイアしたのは正しい判断だったと思っています。

 

早めに判断したおかげで、次の日はダメージも無く、普通に走ることができました。

ウルトラは体へのダメージが桁違いです。

今回の目標は、あくまでもサブ10。

それが無理と分かれば速やかに撤退し、次へと気持ちを切り替えるのがベスト。

 

10年ほどのマラソン人生で初のDNFですが、

冷静に判断することができたのは、成長だと捉えたい。

 

 

 

それでも、悔しいものは悔しい!!!

 

レース終了から2週間以上たっても、気が晴れることは無し。

この気持ちを晴らすには、また1年後に柴又100Kを走り、目標を達成するのみです。

それまで、日々精進を続けたいと思います。

 

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