【柴又レポ レース編】
今更ですが、柴又100Kのレポ。
人生初のDNF。
非常に悔しいです。
が、来年リベンジを果たすためにも、簡単に記録を残しておきます。
今回の柴又での目標は、サブ10。
その為に、序盤のペースをキロ5"30~40程に設定。
1カ月前に走った「東京ネイチャーマラソン」では、70km地点まではほぼ思い通りに走れていました。
なので70kmか、あわよくば80kmまではこのペースを維持。
残りはペースダウンしつつも、なんとか粘る作戦で考えていました。
とりあえず、前半のラップは次の通り。
トイレやエイドなどでロスしている部分もありますが、
前半は、ほぼ設定通りに思い通りに走れていたと思います。
しかし、五霞町の住宅街を走っているうちに、だんだんと苦しくなってくる。
蒸し蒸しと暑苦しい。
河川敷コースに出れば、開けて少しは落ち着くかと考え、我慢して走る。
55km地点を過ぎ、再び河川敷へと戻ってくる。
が、苦しさは変わらない。
ついに56km地点のラップが、6分を越えました。
ペースダウンするポイントが、予想より早すぎる。
焦ってペースを引き戻そうとするも、疲労感が蓄積するばかり。
58km地点の給水所で、水分を取りつつ足を止める。
それでも暑いし、力が入らない。
なかなかエイドアウトできない。
決心して進むも、全くペースが上げられない。
とても息苦しい。
頭がボーっとする。
そして62km地点、ついに歩きが入る。
その後、何とか走り出すも、数百mで足が止まる。
もう、走れる気がしない・・・。
時計を見てタイムを確認。
この後キロ6分で走れば、なんとかサブ10範囲内。
しかし、全く力が湧いてこないし、歩くのもしんどい。
こんな状態でキロ6なんて、全く現実感が無い・・・。
朦朧とする意識の中、64km地点過ぎのエイドで、リタイアを宣言しました。
レース終了後、色々と反省点を思案する。
その第1は、暑さ対策が十分でなかったことだと思います。
それは、準備段階から始まっていました。
①週末雨天続きで、長い距離を踏めていない。
②朝・夜に走っていて、昼間の暑い時間を走る練習をしていない。
③あまり追い込んだペースで走っていない。
ウルトラだからと言って楽なペースばかりで走っていても、
何のトレーニングにもなりませんよね…。
あとは当日の対策として、水分補給が不十分だったと思います。
これは、エネルギー吸収効率が悪くなることを恐れていたためです。
思えば過去の大会(ハセツネ、チャレ富士、丹後100k、等)でも暑さにやられていました。
あらためて、自分は暑さに弱いのだと実感するばかりです。
さて、非常に悔しい結果となった今回の柴又100K。
しかし、リタイアしたのは正しい判断だったと思っています。
早めに判断したおかげで、次の日はダメージも無く、普通に走ることができました。
ウルトラは体へのダメージが桁違いです。
今回の目標は、あくまでもサブ10。
それが無理と分かれば速やかに撤退し、次へと気持ちを切り替えるのがベスト。
10年ほどのマラソン人生で初のDNFですが、
冷静に判断することができたのは、成長だと捉えたい。
それでも、悔しいものは悔しい!!!
レース終了から2週間以上たっても、気が晴れることは無し。
この気持ちを晴らすには、また1年後に柴又100Kを走り、目標を達成するのみです。
それまで、日々精進を続けたいと思います。