ランニングする体力がないので本を読みます。
ディシジョン・ポイントの下巻読んでます。
政治家やって見たいな。
印象に残った節を一部紹介します。
『…(省略)とは言え、大量破壊兵器が発見できなかったことが、戦争に対する国民の見方を変えることは承知していた。…(中略)間違っていると後日判明した情報を大きな根拠として米軍兵士を戦闘に送り込んだことは否定できない。
…それが私の信用に大きな打撃を与え、アメリカ国民の信頼が揺らいだ。
大量破壊兵器が見つからなかったとき、私ほどショック受けて腹をたてた人間は居ない。』
大事なことはやっぱり誤りをしっかり正直に触れて反省していること。
このことは自伝や回顧録ではあまり触れられないことが多いです。
正直に書いてあるところが自伝としての価値を高くしているのだと思う。
難しい判断に常に直面していて、後から見れば他の評価を下すことも可能なことはいくらでもあります。
でも大事なことは、その局面、局面でどういうプロセスでどう判断したのか、そういうことが分かることが大事な事なのだと思うし、大統領として後世に伝えてえおかなければいけないメッセージなのだと思う。
そういうい意味でこの本はすごく良く書けいているし、良い本だと思います。
あとは、サダムフセインの供述も面白いです。
…(省略)『F B I の事情聴取での答えの一部が判明した。サダムフセインが度重なる警告や通告を無視したのは、連合軍によって権力の座から追放されることよりも、イランに弱虫だと思われることを嫌がっていた。加えてまさかアメリカ軍が警告を履行して武力で武装解除を行うとは夢にも思わなかった。』
と言うことだそうです。
なるほどねー、歴史の裏側と言うのはそう言うことだったのですね。
全くくだらない理由だし、誤った思考だと思いました。
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