前回の衆院選の翌日、2012年12月17日の㌦円は84円くらいで、物価上昇率2%を達成させるために通貨価値がどれくらい変動しているかを見ると、デフレ脱却という言葉の胡散臭さが見えてくる。統計としては、ある商品の性能向上が価格下落として反映されるために、春夏冬で年3回は定期的に下落する商品サイクルの短い家電製品が必要以上に指数を押し下げ、他のモノが価格上昇しても実情が反映されにくく、物価上昇率が本当にプラスになってくると数字以上のインパクトを生活に与える。円安で外部環境が変化しても、国内同業他社との価格競争があるためにプライスリーダーが決断するまで疲弊し続け、やっと値上げし始めると一斉に追従する。それでも上げることを許容されない業界では、人件費を削ることでやりくりしようとする結果が労務問題に発展する始末で、そこまでやっても社会的に叩かれると顧客にあっさり見限られるのが日本の消費社会という現実である。ブラックは、単にそれが注目されやすい企業だったというだけの話でしかない。

 1㌦100円くらいまではプラス面の方が大きく感じる水準であったが、シェール革命で復活したアメリカ経済のおかげでもあり、FRBの金融緩和の出口戦略が為替を激変させ続ける中で、同時に日銀は緩和を拡大させ続け、円高を前提とした産業基盤に転換してきた日本経済に想定以上の負荷がかかり、それでもなお価格転嫁が難しい状態で円安倒産が意識されるようになる。デフレ脱却したいと言いながら、円安対策が必要だと同時に言うマヌケな状態が発生し、日銀の金融緩和が過剰だという話に全くならない状態では放置され、勝手に大口を叩いて自分の結果責任に言及した日銀のバカな副総裁の首を守るために引くに引けない状態に陥り、国内工場を閉鎖して海外調達を増加させてきたロジスティクスが逆に首を絞め始めている。

 通常時に㌦円の年間変動幅が10円くらいはあるものなので、日本経済が心地よい為替水準が100~110円程度だったとすれば、かつてとはファンダメンタルに変化が起きているとしても、やらなくてもいい緩和を日銀がやり続けている可能性が非常に高く、1年に10円程度が4年間続いて40円動くならまだしも、2年間で2倍の速度で進んでいる状態では歪が出るのは当たり前であり、多くの犠牲がある中でも超円高にどうにか対応できてきたのはその進行速度の問題である。そもそも日本の津々浦々で景気回復の実感をするというのはもはや幻想であるとしか言い様がなく、80年代後半のバブルのようなことが日本に再び起きるようなことはまずあり得ない。資本主義は豊かになる者と、それに使われる者がいて成り立つものであり、悪平等で豊かになるのは社会主義でも支配者階級が存在するのであり得ない。格差は生まれるべくして生まれ、死活問題にならない範囲で許容できるかどうかの問題だけである。

 アベノミクスを語るなら、そんなものより遥かに影響力が大きいシェール革命の恩恵を最大に活かしたアメリカの失業率の推移を重ねて考える必要があり、日銀が何度も緩和しなくてもアメリカがリーマンのどん底から戻れば金利差で自然と円安に振れる環境で、バズーカ1が機能した坊ちゃんの1年目は合格点だとしても、バズーカ2の2年目はやり過ぎている。バカになってロングさせしていれば収益が出た時期なので、リスク管理さえちゃんとすればテキトーなロンガーでも圧勝しただけの話でしかない。それでもモノには限度があるので、なうで否定的に書き始めた頃からはロングだと思ってもかなり用心している。

 坊ちゃんが連呼している詐欺師の論理、この道しかないと煽るのは勝手だが、てめえらの懐を温存させたままなのはちゃんと覚えているのだろうなwww公党の代表同士の約束は重いと言っていたのは誰でしたっけwwwそっくりそのまま返してやるよ、坊ちゃんwww。自民はしょせんこんなもので、利権をとりもろしたら忘れたようだなwwwたまたまそういう時期だったとしても、GPIFの運用比率を変更させるタイミングとしてはかなり悪かった印象で、必要以上の円安を演出してしまっており、海外運用が高値掴みになるとしか思えない状態に見える。海外運用の増額分が為替介入と同義であり、自民政権は含み損を生み出しやすいことばかり繰り返している。どうせアメリカ国債を買って、NYダウ関連に資金を流すことになるなら、国内の株や不動産で為替リスクのない配当収入を増やした方がいい結果になるとしか思えないが、資金を入れる水準はちゃんと考えないと運用益どころか損失を簡単に作れてしまう。

 挙句の果ては、あのアップルが日本に投資することを決定しましたwwwと言ったところで、効果的なアプリの技術を調査して取り込むためのものだろうから、大規模な工場を作る必要もなく、販売ノルマを課している3社と意見交換して要望を吸い上げる機能さえあれば十分に思える。第3の矢の姿が見えないままで、アップルの名前を使えばバカが騙せるとでも思っているのかもしれないが、3%の増税を提案したのは民主でも、決めたのは自民だというだけの話であり、毎年1%ずつ上げて茹でガエルにするならまだしも、土木でごまかそうとした結果がこれだよwww。例えサービス産業がメインになっていくとしても、アメリカが復活したのはシェールによる製造業の国内回帰であり、現時点でその道がない日本には海外消費地での現地生産を増やしていくのは自然なことであり、アホの言葉を使えば「子供を産まない」日本では再現できない。

 国民の生命財産を守ると言いながら、領海侵犯も珊瑚も完全に見捨てた外交が何をとりもろしたのかは知らないが、海上警備行動を発令しても威嚇射撃で終わる海保では無力であり、海自が出ない限りは要請しても在日米軍は動かないのに、何が安保だwwwアホ。自衛隊法第3条第1項を知らない政治屋が多いのかもしれないが、何のための組織だよwwwリムパックで演習して、内陸国への作戦のために海上補給をするためにあるんじゃないぞwww特亜の軍船に対処するのは海自のはずですけどねー。

 今回の選挙でまともに思えたのは「タブーブタのウタ」です。単に動画として面白かったという以上でも以外でもなく。どの政党に投票するかは個人の自由ですが、投票せずに文句を言うだけのクズは自主的に放棄しているので公民権剥奪でいいと思う。低い投票率は有権者の敗北であり、未来を自ら捨てることになるだけです。まともな候補のいない不幸な選挙区がたくさんあるとしても妥協して、今ある選択肢の中で意思表示をするか、次回以降に選択肢を自分で増やすかです。
 第29回神奈川新聞花火大会。東急東横線が東横線になったのを初めて知ったくらいに、ここ数年は横浜駅に行かず、山下公園の花火が吸収された形になってから、久々の神新の花火でした。19時開始というあまりにバカげた設定で、オープニングのインパクトは皆無、開始20分程度は時間と花火のコストがムダでしかなく、空が暗くなった横浜高島屋の花火から盛り上がり始め、コロワイドで大盛り上がりでした。ちなみに、平たく言うと連結子会社に牛角がある外食会社です。ヤホーで「スカイシンフォニー」を検索するとフィナーレは見れます。90分の予定かと思っていたら65分くらいで終わったので、約15,000発の密度は、特に後半からは都内よりも上でした。花火は、かけたコストが露骨に反映されるもので、行ける環境なら沿岸部か広い河川敷での1万発超の花火を観た方がいいです。無料席だと遠くて微妙な東京湾は行く気もなかったので、中止になってもなんとも。

 ワールドカップ直後だとカッとなってどんな表現をするかわからなかったので、古い話です。谷間といわれた北京世代が主力だった代表は、無残な形で終わりました…後に控えているのはプラチナどころか暗闇の世代なわけですが。ユニフォームデザインのダサさに定評のある、アディダスの契約選手が10番になる日本代表は、出場すると惨劇になるジンクスがあり、縁起が悪いというレベルではないほどに今回も繰り返されました。契約しているメッシのMVP選出もワーワー言われる始末で。クリロナもバロンドール受賞者のジンクスに加えて、チョンの法則発動でした。

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 日本ではフランスでのドン引きカウンターのイメージが強過ぎるのかもしれませんが、今大会の高速カウンターは比較的に高い位置での奪取からの速攻が中心であり、アジリティー(機敏さ)やディシプリン(規律)に長けている日本人には最も向いているであろう戦術です。協会専務理事のクソバカなリーガ狂信者があえて目指すならバルサよりも、カウンターがメインのレアルです。ボールを奪ってからどれだけの時間を使ってゴール前に辿り着いたかを見れば、日本はなぜ得点が少なく、失点に繋がったかは明白で、コロンビア戦は典型的でした。

 子飼いを後釜にして院政する気満点のようですが、強化担当技術委員長を兼ねる専務理事が総括として、アグレッシブで速いサッカーをやってきたのは間違いではないとコメントしていますが、どこをどう見たらそう感じたのか?無意味なポゼッションを志向し、ダラダラと横パスやバックパスを多用したチームが速いサッカーだったなら、他国のカウンターはどう表現するのか?こいつこそが戦犯確定なのに、次期監督人事まで関わるとか狂ってます。協会全体が変わらない限り同じことを何度も繰り返し、責任を取らないままに惰性で流れていくだけです。修羅場での指揮経験のない人間を選んで失敗したのはジーコで懲りたはずじゃなかったのか?また本番で混乱して、積み上げてきたものを無視する戦術に変えざるを得なくなったのはなぜか?もし後任にペケルマンを引っ張ってこれるなら、期待しながらしばらくは黙っておきますが、敗戦後すぐに最初に名前が出てきたアギーレなので、4年後も期待はできなさそうです。

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