会社のほぼ半数が「風邪(インフルエンザ?)」にかかってます。漏れなく私も熱っぽいです。
柏屋設計 辻 です。
今工事している「神田味坊さん(三軒茶屋店)」。
工事形態がC工事というカテゴリーで参加しています。
大きなビル等の建築工事は「A.B.C」と工事内容や受注先によって区分されていています。
ザックリ説明すると
A工事→俗にいう「本体工事」。建物の基幹部分を担当し、事業主が発注主です。費用負担ももちろん事業主です。
外壁や鉄骨等ビル全体の工事ですね。
B工事→本体工事の中でも主に電気や水道等、設備関連の工事を担当してます。事業主が発注主なんですが、費用は「店子さん」が負担します。
C工事→「店子さん」が発注主で、費用ももちろん「店子さん」が負担する工事。店内の内装工事等を担当します。
ザックリいうとこんな感じのカテゴリー分けができます。
今回は「C工事」ですので発注主は店子さんの「神田味坊さん」。新築工事ですので事業主サイドから色々な制約や条件が「品質管理」という観点から提示されます。
例えば
ちょうど穴の下あたりに「木」が填まっているのが見えます。壁を立てるのに支持をとる為の下地材料なんですが、
これは「事業主」サイドから見ると❌
これに変更して下さい。
との指示です。
この写真で埋まっている黒い部材は「プラレンガ」という材料です。
何が違うのかというと……
材料の材質が「木」か?「プラスチック」か?という違いのみ!
事業主曰く
「木」は湿気を吸い込むので❌
「プラスチック」は湿気を吸い込まないので⭕
というロジックです。
細かい指示なんですが、この積み重ねが「品質管理」に繋がっていくんだなぁ
なんて考えさせられちゃいました。