イタリアからシェフが帰国  まがーり  柏 | 世界の食卓  グルメ探求の旅

世界の食卓  グルメ探求の旅

エアラインスタッフの食べ歩き日記

2週間のイタリア・シチリア研修からシェフが戻りました。


イタリアへ行く前から、あらかじめ研修先が決まっているものと私達は思ってたの

ですが、何と現地にあてが無く、街の人に美味しいと評判のレストランはどこか

聞きながら自分の足で食べ歩いて、「ここは美味しい!」と思ったレストランに

頼みこむやり方だったそうです。

この方法は、まがーりシェフの修行の原点ですね。


結局、食べ歩きで何軒目かに出会ったカターニャの「アンティーカ・マリーナ」いう

お店で、前菜を一口食べて美味しいと直感して厨房に入れてほしいと頼んだ

そうです。最初は渋られたにも関わらず、熱意で厨房に入れてもらったところが

まがーりシェフ流ですね。



シチリア修行帰りですが、今月のまがーりはミラノのあるイタリア北部ロンバルディア州

料理がテーマですので、南部シチリア料理の修行の成果披露はしばらくお預け。

それでも、一品だけシチリア名物であるイカスミのスパゲッティをいただきました


m2

ピッツォーケリ Pizzoccheri(そば粉のパスタ)

ミラノの北にあるvaltellina(ヴァルテッリーナ)という街の名物。イタリアでも蕎麦を

食べるのですね!驚きです。蕎麦は小麦の栽培が難しいイタリア北部の寒冷地で

栽培されているそうです。



 ”イタリア田舎料理”を掲げるまがーりにふさわしい一品です。

(そば粉入り手作り生パスタのタリアテッレ、キャベツとじゃが芋、フォンティーナチーズ

のバターソース)




m1 m3
(左)ジャガイモのグラタン ゴルゴンゾーラソース



(右)シチリア名物 イカ墨のスパゲッティ

待ってました待望のシチリア料理!ソースが濃厚です。

コクがあって実に美味しい。シェフがシチリアから持ち帰ったリコッタチーズと好相性


m4 m5
左)シェフが持ち帰ったリコッタチーズ イカスミパスタにかけて。


(右)アンコウのソテー、あん肝とオリーブのクリーム風味

  Coda di rospo alla crema di fegato e olive


  まがーりでは毎年秋から冬にかけてアンコウが出てきます。プリプリした弾力が

  たまりません。