木曜日の会社帰りは柏の「まがーり」へ。給料日後のためか?満席でした。
手作りパスタは品切れだったので、今日は乾燥パスタの「ブカティーニ」を指定し
ソースはシェフにお任せしました。
ブカティーニはラツィオ州周辺で食べられている中心に針のような細い穴の
開いたロングパスタです。このパスタに初めて出会ったときはソースが絡みにくく、
しかもフォークでクルクルッてうまく巻けなくて変わったパスタだなって思いました。
お任せしたら出てきたのがコレ!!
トマトソースベースに塩味の効いた豚肉のパンチェッタ、玉ねぎを加えたのが
ラツィオ州のアマトリチャーナです。それだけでは寂しいのでシェフが茄子とバジル
をアレンジしました。ペコリーノチーズをおろしたのをかけるのが現地流です。
シェフによると、ブカティーニの調理法はこのアマトリチャーナとパレルモ方面の
いわしを使ったものが主流だそうです。食べ応えのあるブカティーニには濃厚な
ソースが合うようです。
パンチェッタではなくグアンチャーレ(塩蔵豚ホホ肉)を使うレシピは今やローマでも
見かけなくなったとのことで、以前「まがーり」でも出そうかと思ったら脂っこくてとても
使えなかったようです。
以前ブカティーニを食べた時は???だったのですが、今回でこのパスタのイメージが
変わり、とても美味しくいただけました。
ベースはぺペロンチーノのようなガーリック風でした。
(右)ナポリ名物のモチモチした塩味の揚げパン「ゼッポレ」 海苔のようなものが入って
おり、日本の磯辺揚げに近い風味?!