きょうも体調が回復せず遠出ができません。
こんなときはうなぎでも食べて元気を出したいということで、柏駅西口徒歩5分の
「大和田」へ。
(左)鰻重 ¥1,680 吸物・新香つき (右)肝わさ ¥680
ここの鰻は利根川下流で養殖された「坂東太郎」というブランド鰻を使用。
利根川の天然鰻に負けず劣らない美味しさと言われてます。
今の時期、利根川下流では漁師が木造の丸木舟を浮かべ、竿の先のカマで川底の泥地で
冬眠中の鰻をひっかける天然鰻の漁が細々と続けられているのですが、あまり水揚げされない
為に、ほとんど幻の鰻と化しつつあります。水揚げされても「時価」で恐ろしく高価なようです。
手賀沼、印旛沼、涸沼にも生息しているようで昭和30年代には商業ベースで獲られてたよう
ですが、今では流通するほどの数がいないようです。
鰻は生きているものを「割きたて」、「焼きたて」で調理する、すなわち鮮度が決め手。
このお店では鮮度のいい鰻を食べることが出来ます。
ここの鰻はさっぱり上品な味でした。(すっきりクセがなく万人向け)
口に含むとまるで普段サイクリングで走る千葉・茨城の土の香りがするようで、今日のように
体調不良でサイクリングに出かけられない日には、鰻を食べながら雄大な利根川や湖沼の
風景を偲ぶのもいいですね。(でも内心は昨日も今日も絶好のサイクリング日和で出かけられ
なかったのは非常に悔しい! しかもこれは養殖鰻ですから下利根の養殖池の香りか?!)