老人への医療を投資に例えると
僕は医者ですから、医療費で自分の生計を立てています
そうなるとお得意様は病気を持っている高齢者となるわけで、医者はほとんどみんなそうですね
小児科医とか精神科医以外は基本的に高齢者さまさまなんですね
そんな高齢者さまさまの医者なのですが、タブーに思われることを書かせてください
以前から話している通り、僕はゼロベースで物事を考えてしまうクセがあるのでいろいろと人が気づかないことに気付くことが多いのですが、今回もそんな話です
人を動物の群れに例えるとするならば、群れが永続していくようにしていくことが群れにとっての第一優先事項となります
ですから本来僕ら現役世代がやらなければならないのは次世代を作るということ
20年後に群れが存続しているために、やることをやらなければならないのです
ですから今の少子化というのは非常に大きな問題なのです
去年生まれた日本人の赤ちゃんは77万人でした
寿命が延びて、全員が100歳まで生きたとしても1億2000万人いた日本人の数は少なくとも7700万人まで減るということですよね
実際にはそれ以上に、出生率が下がっていますから、それ以下になる未来が見えてきます
世界でも有数の人口密度の高い我が国ですからそれはそれでなんとかなるのかもしれません
ですが社会保障という国のお金の使い道を考えた場合にとても大きな問題が出てきます
医療費の総額って約45兆円です
これは令和3年のデータなので、ひょっとしたら50兆円近くなっているかもしれませんね
50兆円、、、、
国の予算が114兆円ですから、国家予算のほぼ半分ちかい金額が医療費に使われています
(国家財政から医療に入っているのは12兆のみですが、税金のように払っている健康保険料が使われています)
そのうち、60%が65歳以上の高齢者に使われ、そのうち37%は75歳以上の後期高齢者に使われています
医療費の37%が、75歳以上の高齢者に使われているんです
3分の1以上ですよ!!
で、ここからタブーを書きたいと思います
先ほど、群れに例えるとって話をしましたが、医療費を投資と考えて群れの中で例えてみます
現役世代への医療費というのは、病気になったとしてもまた復帰してもらって群れのために働いてもらうための投資ですから全然良いことです
子供世代への医療費も、生き延びてもらって次世代を作ってもらわないといけませんからこれも納得できると思います
ですが高齢者、とくに後期高齢者への医療って、投資で言えばほぼ返ってこないお金です
80歳を救って寿命を2年延ばしたとしても、いずれ群れに恩返し出来ずにこの世を去りますから投資効率はゼロです(暴言を吐いています)
85歳を救って寿命を1年延ばしたとしても、かならず10年後にはこの世を去っているし、なんならその間の生きているうちの社会保障はすべて税金や健康保険から支払われます
この為に使った金額、すべて溶かしていることになりませんか??
50兆円の医療費のうち、3分の1以上が75歳以上の方々に使われ、そしてそれは投資としては回収の見込みはほぼゼロ
これだけの金額があるのに、いずれ死にゆく高齢者に溶かしてしまって投資リターンゼロ、そしてその一方で少子化が進み、進み、国の行く末が危ぶまれる状況になっている
リターンゼロの高齢者に何十兆円も使うのであれば、それは次世代に使うべきではないでしょうか?いや絶対そうするべきだよね、と誰もが同意出来ると思うのです
もちろんいきなり75歳以上の高齢者への医療を打ち切れと言っているのではないのです
この御年になるとほとんどが低所得者になっているので本人負担はほぼゼロなのです
そこに大量のお金がつぎ込まれて、そのすべてが溶かしてしまうだけに終わる
天から降ってくるお金なので、本人も、家族も、医者も、病院も、だれもが甘い汁を吸えるのでメスが入らない構図になっています
ですから、現役世代と同じく国民はみな平等と本人負担を3割にすれば、そもそも後期高齢者に何かあって運ばれたときに、本人や家族がそれを望まない環境を作ることが出来て、無駄な延命治療を行うこともないし、投資リターンゼロの医療費を使うことも無いし、そのお金を少子化対策に使うことが出来るし、もう早くこれをしないと日本はどんどん沈没してしまうと思っています
つまり群れへの投資リターンゼロの医療費は出来るだけ少なくして、次世代のために、次世代を作る女性のために使うべきだと思います
僕はこういう施策を考えられる政治家を応援したいと思っているので、今回の都知事選、石丸伸二さんを応援したいなと思っていて、選挙事務所に寄付しようかなと考えています!!(どこから協力すればいいのかわからない)
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2023年 手術実績 11,491件 (2022年1-12月)
うち眼瞼下垂手術 6,241件
元 涙道涙液学会 理事
元 群馬大学 非常勤講師(2014-20)
元 帝京大学 非常勤講師(2017-19)
元 アジア太平洋眼形成学会 理事(2010-18)
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山本美憂選手との対談はこちら
2019年11月10日のバセドウ病眼症講演会の内容はこちら
東京MXで紹介されました
OurAgeにバセドウ病眼症の治療を特集していただきました
https://ourage.jp/column/karada_genki/more/187841/
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