2018シーズン選手編成考察①

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こんばんは!
さて、2018シーズンの選手陣容が発表されました。毎年恒例の編成考察をぼちぼちやっていこうと思います。
本日は戦力把握して行きましょう。

まずは登録ではなく、使用されるであろうポジション、選手を確認していきます。

GK…4人
曽ヶ端、スンテ、川俣、沖

小泉が水戸へ完全移籍。昨季の3人に加えて、アンダー代表経験者の沖が鹿島ユースから昇格。スンテの怪我も癒え、キャンプインから曽ヶ端vsスンテの正GK争いが始まる。川俣や沖はこの争いに加わることができるのか。新GKコーチの佐藤洋平の力が試される。

CB…4人
昌子、犬飼、植田、町田

鉄壁の昌子、植田に犬飼、町田が挑む形。
CBにも左右があり、昌子が左、植田が右がスタンダードで、左利きの町田はビルドアップのしやすさからvs昌子、犬飼は清水でも右CBだったことからもvs植田と見ても良いでしょう。
ビルドアップの拙さ故に攻撃が滞ることもあった昨季。ビルドアップに特徴を持つ犬飼、町田には十分チャンスあり。チャレンジャー2人の活躍が全冠制覇の鍵となる。

右SB…2人+2
篤人、伊東、(大伍、安西)

大伍は昨季最終節の大怪我で4月までは離脱。その穴を埋めるべく篤人が帰還した。とはいえ約2年間ブランクが空いており、試合勘不足は否めず、序盤のこのポジションの軸は伊東になるでしょう。
万が一、篤人がダメだった場合にはポリバレントな安西を獲得しており、そちらの対策も。怪我から復帰した大伍が本人の希望通り、前のポジションをできたら篤人補強は成功と言えるに違いない。

左SB…3人
脩斗、雄斗、小田

昨季も結局フルスロットルの出場数、E-1の日本代表活動も経験した脩斗を如何に休ませられるか、というところ。レギュラーを奪うにはまだ雄斗、小田のプレーアピールでは足りるとは言えず、脩斗の代役になるまでに至る、といったところからのスタート。
雄斗には左利きからのキック精度、小田には身体能力と一枚剥がせるテクニックという武器があり、脩斗との差をそこで作り出す必要があるでしょう。右SBの相方が篤人であれば自由にできるでしょうし、今季こそは大きなチャンスを迎えます。

CH…5人
満男、レオ、永木、健斗、和音

今季は頭から健斗が主軸。相方はレオが有力で、控えも昨季と変わらぬ安定感抜群の陣容に。
個人的な注目は和音。得点力に課題を残すチームにおいて、攻撃に特徴を持つCHは和音のみ。その部分で目一杯アピールできれば健斗の隣に立つことも夢ではない。安定しているからこそ、何か内部でアクションを起こすならこのポジション。

SH…8人
大伍、遠藤、充孝、レアンドロ、山口、安西、田中、安部

あえて左右を分けずに記載。
左のメインはレアンドロ。左の控え、右は混戦。人数を厚くして競争を煽る形に。最注目はもちろん安部。山口、安西加入によりジョーカー役から解放されるであろう今季序盤はレギュラーを奪うチャンス。持ち前のセンスを生かして攻撃を牽引して欲しい。
FWが持てないならSHが持ってゲームを作ればいい。SHが得点に絡めばいい。それだけの質を伴った選手が揃った。

FW…5人
ペドロ、金崎、聖真、金森、優磨

不動の金崎はさておき、注目は優磨。この男がレギュラーを奪えば鹿島は優勝できる。優磨も山口、安西というジョーカーになり得る選手の加入により、在籍アドバンテージを生かしてレギュラー獲りに集中できます。SHにアシストできる選手が揃った今季は唯一の純粋なストライカーである優磨が生きる陣容が整ったと言えます。このチャンスをものにできるかどうか。覚醒するなら今季。

総評:
今季はやはり「育成」の陣容。
補強は必要な場所に(FW以外)的確にハメ込めており、余計なモノは取らず、成長著しい若手への頭打ちを防止しながらも競争を煽る意図が見えます。

一方で2チーム分ギリギリの人数で揃えたポジションもあり、そのポジションは全員使う意図も見えてきます。集まりにくい後ろは別として、CHの少なさは主力流出を危惧した上で、使う意図と競争原理を示した形であると言えるでしょう。

元来、育成年にはわざと選手層を薄くして出場機会を増やすポジションと選手数を多く持ちながら競争を煽るポジションとを作ることで将来の屋台骨になる選手を見極めるのが鹿島のやり方。手本になる選手と同ポジションで組ませることもあります。
こうした点からも今季は勝ちに行くというよりは育成していく年という位置付けになりそうです。

育成対象はというと、優磨、安部、健斗、伊東のところでしょう。
層を薄くしたのは優磨のFW、健斗のCH。逆に層を厚くしたのは安部、山口、安西のSH。手本の獲得は篤人を獲得した伊東の右SB。
勝つチームになるために成長、定着が必要な選手達ですね。

ただし、勝ちに行かないというわけではありません。その気概は主力の残留にあります。今季の移籍で出て行った選手の中で、リーグ戦出場があったのはブエノの66分のみ。ルヴァン、天皇杯、ACLなとまで広げても、ブエノがルヴァンで94分、セビージャ戦で45分、赤﨑がACLで73分、梅鉢が天皇杯で30分、ACLで7分と、全部足しても315分。昨季安部のリーグ戦出場時間が338分ですから、言い方は悪いかもですがその少なさがよくわかります。

全てのタイトルを獲りに行くために必要な2チーム分の戦力のためにはサブ組の入れ替えが少ない方がチーム戦術は浸透しますし、今季の方針としては若手の成長を促しながら、2チーム分の戦力でぶん殴るということでしょう。
しかしながら課題の得点力に対する補強は山口と安西という若い選手の補強に留まっており、若手の成長が最大の補強、競争の末の成長が最大の補強といった感じでしょうか。

今季のキーマンは優磨でしょう。というか優磨を育てるための編成と言っても過言ではないのでは、と。
篤人、安西、山口はクロスが得意な選手達ですし、昨季は真ん中に誰もいない問題が発生していましたから、クロス攻勢が復活しそうな今季はターゲットマンになり得る優磨にとっては最大のチャンスであり、彼に期するものの多さがわかります。優磨が得点を重ね、レギュラーを獲得することができるならば彼の得点分昨季よりも上乗せできるくらいの陣容ですし、それは勝敗にも繋がるはずです。彼が潰れ役をしてくれれば金崎もだいぶ楽になって自分のプレーに徹することができますしね。背番号9に期待したいと思います。

安西、山口の起用法に関してはまだ見えて来ませんね。その辺りはキャンプ中に予定された練習試合で見えて来るでしょうか。
本日鹿島公式よりキャンプのスケジュールが発表されています。こちら
毎年恒例のNYCはなし。放送があるか危ういとこですが、どうなるでしょうか。こちらも注目ですね。

明日は年齢構成辺りを見ていきます。よろしくお願いします!
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