栢瑚(kashiko)五行歌部

栢瑚(kashiko)五行歌部

五行歌人3人(白夜、南野薔子、水源純)のブログです。

こんにちは。南野薔子です。

7月22日に、北九州五行歌会が開催されました。
北九州五行歌会は、白夜さんを代表としていったん1999年7月に発会し
2007年10月まで続いていたのですが
その後諸事情で長らく休眠していました。
その北九州五行歌会がついにリスタートすることになりました。
今回も代表は白夜さんです。
事務局はゑ寿(えす)さんが務められます。

発会には15名が集いました。
近隣の関門歌会や
私がよく参加する九州五行歌会からも多くの参加がありました。
遠くは、東京からのゲスト、栢瑚の水源純さん
宮崎からも紺夜導音さんが参加されました。
栢瑚の三人がそろい、元栢瑚の素音さんも。

今回の場所は折尾まちづくり記念館。
折尾駅からすぐのとてもアクセスのよい場所です。

そして歌会の前に
栢瑚の水源さんが「五行歌の未来の話をしよう」というタイトルで
講演をしました。
好評です!
その経緯や内容などは栢瑚のnoteに掲載されていますので
ぜひご覧ください。
レジュメのダウンロードは2023.8.2までです。

 

 

歌会には、個性あふれる15首の歌がそろいました。
選歌と配点がとても難しかった!
人間模様、季節、時事、想い出、等々……。
コメントも、歌についての掘り下げもあり
歌から見える人生の諸相についての感慨もありそして笑いもたくさん。
とても充実した楽しい時間を過ごしました。
なお、歌会の司会は前半が白夜さん、後半が九州五行歌会の稲本英さんでした。
これは1999年の発会のときと同じだそうです。
私も、1999年の発会の時に参加した一人でもあるので
なつかしく当時を思い出したりしました。

来月以降も
8月26日(土)
9月23日(土)
10月28日(土)
と開催が決まっています。いずれも折尾まちづくり記念館で14時~16時予定です。
興味がおありの方はお気軽に白夜さんにお問い合わせください。
栢瑚サイトのContact(トップページの下の方)や栢瑚のTwitter経由でもOKです。


栢瑚の三人の歌を紹介しておきます(掲載順)。
水源純さんの歌が三席に入りました。

      南野薔子

それでもまた
夏はめぐり来る
雲は切れて
ファンファーレのような陽射しが
降りそそぐ

     水源純

その手のなかに
あるのは

飲み干せば
わかる

     白夜

タバコが美味しい
退院して見た
夫の顔が
はにかんでて
嬉しくて
 

こんにちは。南野薔子です。

昨年page1に出品させていただいたふらっとぺらっとですが
縁あってpage2にも出品させていただけることとなりました。
ふらっとぺらっとpage2
日程 2023年6月24日(土) 11時~17時
会場 福岡天神チクモクビル1階
サイトはこちら。

 

 

栢瑚五行歌部からは
『栢瑚 其ノ四』と
南野薔子の個人五行歌集『万華鏡天象』を出品いたします。
どちらもそこそこ在庫が少なくなってきてますので
もしよろしければこの機会にどうぞ。
現地においでになれない方向けには6月25日~7月1日に
通販もあります。

https://furapera.stores.jp/

 

それからぺらふぇすに出した栢瑚の折本「よるのうた」も
展示されるのでよかったら見てやってください。

個人参加での水源純さんのものも、私(一人文芸倶楽部Tower117名義)の
ものも展示されます。
五行歌関係では柚英さん(伊東柚月さんと稲本英さんのユニット)のものも。

カフェメニューも今回も魅力的。

 

 

といっている私自身が、どもこもならん仕事の予定で
現地入りが叶わない今回でした。
Webショップサイトをちょっとのぞいただけでも
いろいろ素敵な作品が並んでいてためいきをついております。
いわゆるZINEが多いですが、雑貨もあります。

お近くの方、お気が向かれた方はぜひよろしくお願いいたします。

 

ツイッターでハッシュタグ「文学フリマで買った本」に、

『栢瑚』がぽつぽつあらわれてニヤニヤしている水源純です。

 

文学フリマ東京36に、栢瑚五行歌部、出店参加してきました。

栢瑚の出店は去年の福岡以来二度目になります。

東京担当は、水源純と偉大なる助っ人・水源カエデ(息子)。

 

栢瑚五行歌部ブースセッティング直後

栢瑚五行歌部ブース展示風景

セッティング直後の栢瑚のブース。

 

今回は午後3時時点でもう過去最高の来場者数をはるかに超えていて、一万人突破。

ものすごい規模でした。

会場が広いので圧迫感こそなかったけれど、ひっきりなしに人が行き交います。

SNSを通じて五行歌に関心を持って立ち寄ってくださったり、

ブースで初めて五行歌に触れてくださったり。
本誌の歌会一覧をお見せして、各地に歌会ありますとご案内した方もいらっしゃるので、もしかしたら各歌会(多分関東圏)に問い合わせて参加してくださるかも、かも。

 

この3年以上、私はあまり大きなイベント等に出ずにSNS中心に活動していました。

文字だけでやりとりしていた人が目の前に現れる感動をたくさん味わいました。
Twitterとかのアカウント名とその方の言葉(作品)しか知らなかったひとが、
現実の人となって現れて、直にお話できて。
会う、面するということで、安心感が増す気がします。

作品や文章から、なんとなく思い描いていたイメージ通りで、

もしかして◯◯さん?」とこちらから聞いて当ててしまったことも。
エスパーなので🤭

会場には、五行歌人では唯沢遥さんがやはり五行歌で出店。
唯沢さんは文フリ常連さん。慣れたふんいきです。

あと今回はお客さんとして来場の大島健志さん。(ありがとうございます!)
ほかに旧くからの歌友さんが短歌で出店していたり、詩で出店していたり。

招文堂つながりの文芸諸氏もいらしたけど、会いに行き切れなかったのはちょっと心残り。

 

世間はコロナ明けの雰囲気とはいえ、コロナ以前より遥かに多い出店数&来場者数。
版元さんや書店さんもみかけましたが、もちろん個人出店がメイン。
自走できるツールが増えたことも助けになって、

抑圧によって表現欲がぐぐっと溜まったのちの爆発かもしれないなぁ。
 

  ✴

 

カエデ氏は歌集に加えて写真集を販売。

水源カエデコーナー
やたら顔の多いブースでしょう?(笑)

彼はZ世代の割に(かつ承認欲求という歌集を出しながら)

SNSをあまり使わず、現地勝負でいくかんじ。

それでもインパクト勝負の作品のため、多くの方に手に取って見ていただけました。

主にセルフポートレート写真集で、

展示されている作品の向こうに本人がいるという面白さで、ブースは盛り上がりました。

 

終わりかけのころ、とある版元さんが完売したからと早めに撤収していく中、

大荷物を抱えながらも立ち止まってくださり

「今日イチ、やべぇーやつ見つけたわ!」と写真集をお買い上げくださいました。
彼にとっては最上の褒め言葉だったようです。
承認欲求がちょっと満たされたかな?🙄

 

その写真集のインパクトのおかげで、『栢瑚』の表紙を担当していますと、

栢瑚の販促にもだいぶ協力してくれました。


おかげで『栢瑚』3と4は、さいご残り一冊ずつとなって、完売寸前。

中には、1-4までまとめ買い(?)してくださる方も。

うれしかったー。
 

「まだ知らない青」完売御礼

そして私の歌集「まだ知らない青」の当日分はめでたく完売しました。

ありがとうございます。

 

文フリ栢瑚ブースで大活躍のカエデ氏。
当日のセルフポートレート。

三脚がなかったので、私が三脚代わり。
設定済みのカメラを渡され、言われるがままシャッター切りました。

 

栢瑚4の表紙の評判がいいので、5の表紙も楽しみですね。

もちろん中身もより充実させますよ。

こんにちは。南野薔子です。

近年毎回参加しているペーパーウェルですが(前回の記事はこちら
今回の10も参加しています。
今回のテーマは「扉」です。

栢瑚五行歌部(仮)からは
メンバー3名+スペシャルゲスト水源カエデ氏の五行歌を
3首ずつ、計12首掲載した
四ページ折本『Welcome!』を出しています。
今回デザイン、制作は水源純さんが担当しました。
ネットプリント情報、ダウンロード情報を掲載している
ツイートを貼ります。

 

 

いろいろな扉を開けることができると思います。
お気が向かれましたらどうぞよろしくお願いいたします。

 

他にも、たくさんの方が扉にまつわる素敵な作品を出品されています。
こちらからぜひチェックしてみてください(随時更新されます)。

 

 

では、お知らせにて。

というわけで、(仮)が取れつつある栢瑚五行歌部の水源純です。
今日は招文堂さんの初店番をしてまいりました。

 


先月の設置以来なので、栢瑚の本棚をちょっと整えたり、
看板っぽく右上に「栢瑚の本棚」と分かるように貼ったりしました。
これは、ハガキをちょうど縦に半分に切ったサイズです。

端を5ミリくらい折り込んで両面テープで接着。

 

月刊『五行歌』も1冊置くようにしました。
写真右端の分厚い雑誌ですね。
これが五行歌総本山(?)の雑誌です。

 

左側に表紙が見えているのが『栢瑚』の最新号、其ノ四の見本誌。
この後ろ側に、おしながきが貼ってあるので、
この見本誌をぜひ手に取って、ご覧ください。
その奥には本の在庫が格納されております。(覗いてみてね)

 

で、こちらが招文堂さんの棚全景。
私は今日さいしょの2時間くらい居座ったので、
けっこう立ち読みさせていただきました。
悩みに悩んで2冊だけ買いました。
これから何度か訪れるたびにちょっとずつゲットしていこうと思います。

この棚以外に、ラックがあってフリーペーパーもたっくさん置いてあります。

ほんの一部ですが頂いてきちゃいました。
ツイッタみてちょっと気になっていたプラムツリーさんのも。
五行歌の同志、羽田怜花さんの折本もありました!

 

もうなんか書いてくとキリないので、これもまた今後ボチボチと。

 

こちら、同フロアにあるカフェスモールのポヨカレー。

ツイッタでも書きましたが、上のごろっとしたのがチキン。
スプーンでほぐれるほど、ほろほろの骨付きチキン。
カレーもスパイスたっぷりで深みのある味です。

 

これ、絶対食べた方がいいカレー。

 

ん?なんの話だ?

 

そう。単発でもね、ここで「カレーと五行歌」という五行歌会をやってみたいなと。
や、ふつうにカレー食べて歌会しようぜって話なので、
題詠カレーとかじゃなくてよくて。

 

まあ、そのうち。
ご賛同いただける方があれば5-6人とかでやれるじゃないですか。歌会って。
五行歌部じゃなくてカレー部になりそうなので、この話はここでおしまい。

おっと忘れちゃいけない。
本日のメイン店主は、水源カエデ氏。(来月ハタチになります)
Thanks!

 

では、今日はもらってきたフリーペーパーと買ってきた本と、
注文していて届いた本も届いたので、このへんでオフラインに。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。