今年で閉園する香椎花園を懐かしんで、ファンが集合!

2021年11月28日(日)のJR九州ウォーキング香椎駅」です。 

10月29日のブログ「ありがとう!香椎花園」では、昭和31年(1956年)に開園してからの懐かしい写真をまとめてみた。 それらの写真は園内の各所に掛けられている。 

昭和43年(1968年)当時の香椎花園

 

閉園まで1ヶ月となった11月28日(日)のJR九州ウォーキングは、JR香椎駅から香椎花園までの僅か3kmを歩いて、そして、園内を楽しみ懐かしむ企画だ。

コースマップ

 

10年前、足を手術した奥さんは、JRウォーキングを歩いたことはない。 今回は地元であり、距離も3kmなので歩きたい、と言って初めて参加した。 

スタートの受付時間は10時~11時の1時間。 10時10分に香椎駅到着。 既に参加者による長蛇の列が出来ていた。 それから受付まで15分かかった。 その間、列は駅東側の「コンテナ居酒屋」近くまで伸びていた。 凄い数の参加者だ。

                       駅前の広場(スタート受付)

これまでも数回、香椎駅発のコースに参加したが、スタート受付で列が出来たのは初めてだった。 天気も良かったし・・・子供連れが多い・・・みんな、最後の香椎花園を楽しみに来たんだ。 コースマップを確認して思った・・・ウォーキングが主体であれば、香椎海岸を大きく時計回りに歩いて、「あいたか橋」から香椎花園に向かう方が景色も楽しめるので良いのでは、と。 でも、子供連れも多い・・・それと、少しでも「香椎花園」内での時間を多く過ごしてもらう・・・そんな主催者側(JR九州)の想いがあったのだろうと思う。

 参加者はスタート受付後、JR香椎駅を出発。

 

 駅前の浜男通り唐津街道)を100mほど北東に歩いて、「浜男橋」の交差点を左折すると、西鉄貝塚線の高架が見える。 その先に「御島橋(みしまはし)」の交差点が確認できる。

 

 「御島橋」の交差点は、国道3号線上にある。 ここでは陸橋を渡るように、マップの中に指示されていた。 

 

 昭和30年代、この道路の左側には松林が続き、香椎潟の砂浜海岸だった。 松本清張の推理小説「点と線」では、犯人二人と被害者二人が、この道路を事件現場まで歩いている。

 

 御島崎(みしまざき)の片男佐(かたおさ)海岸に出た。 この近辺が、松本清張の推理小説「点と線」の事件現場になる。 対岸は人工島のアイランドシティ「香椎照葉」の町になる。 今年、5本目のタワーマンションが竣工した。

 写真を拒む奥さんを無理やり頼んで、香椎照葉(かしいてりは)の町をバックに撮る。 顔をボカすことを条件にアップした。

 

 左中央の先に香椎花園の観覧車が小さく見える。 うっちゃんは、この美しい香椎潟を左回り(時計回り)で歩きたかったのだが止むを得ない。 

 

 今年、編集したYou-Tube香椎海岸を歩こう!」で楽しんで下さい。 BGMは「トランザム」の「ビューティフル・サンデー」。 軽快なテンポでウキウキしちゃうよ!

 

 JR香椎駅をスタートして30分も経っていないが、目的地「香椎花園」の南ゲートに到着した。

JRウォーキング参加者は、コースマップ提示で入場料が200円割引になる。 南ゲートの入場券売り場も長蛇の列が出来ていた。  ウォーキング参加者と一般客は同じ列に並び・・・入場券売り場の手前で、手作業によるスタッフ(二人)の売り場へウォーキング参加者を案内し、券売機の方へは一般客を誘導している。 列に並んだ人は3:1の割合でウォーキング参加者が多い。 

つまり、一般客はウォーキング客の為に、余計に長い時間並んだことになる。 初めから列を分けて誘導すれば良かったのでは、と思う。 

ウォーキング客の我々は、更に、手作業売り場の列に並んで、やっと園内に入った。 南口の列に並んで50分後だった。 近くに住む我々は我慢できるが、遠方から来られた参加者は少しイラついたのでは、と思う。 ブツブツ苦言を言う客もいた。 僅かな時間帯(1時間ほど)でのことだから、「香椎花園」としては追加で簡易の入場券売りテーブルを出せなかったか、とも思う。

 

 奥さんは並んでいる間に少し疲れたのか、入園後、シルバニア園で休憩。

 

 そろそろ正午だ。 キッチンカーが準備を急いでいた。 香椎の「一番星」がいた。

 園内のカエデの木が紅葉を迎えていた。

 

 「お空のドライブ(のりもの)」の前には、子供連れの家族の長い列が・・・・。

 

↓ 園内中央に位置する「フラワーアーチ」。 昭和の時代は「バラのトンネル」だった。  このアーチの中には、園内の懐かしい写真(昭和時代)が掛けられている。

 「スーパーチェアー(のりもの)」も人気だ!

 

 メリーゴーランドでお父さんと女の子の親子が楽しそうに馬に乗っている。 うっちゃんの場合、遊園地で一人息子との思い出は多いが・・・娘とは無い!  ちょっぴり羨ましい!

 

 「フラワータワー」の後方に「観覧車」。

 「フラワータワー」の中の花々!

 

 「ブンブンコースター」の前も列が出来ていた。

 

 昭和の時代に導入された初代の時から人気がある「モンスター」。 後方は「観覧車」。

 

 近くに寄って見たが、間違いなく「チューリップ」だった。 冬に咲く品種があるのだろうか? 

この目線だけでは分からないが、一周して分かった。 このチューリップ畑はハートの形をしている。 観覧車に乗って、一番高い所で下を見下ろし、愛を告白するのだそうだ。

後日、分かったことだが、「アイス・チューリップ」と言って、冬季に咲く品種らしい。 香椎花園をプロデュースした世界的園芸デザイナーの石原和幸氏が、園内の各所に更に多くの「アイスチューリップ」を植えているニュースがTVで流れた。 クリスマスの時に満開を迎えるらしい。 すばらしいだろうね!

 

 正面ゲートから出て、ゴール受付の「西鉄花園前駅」に向かう。 

 

高齢者二人だけなので「のりもの」に乗ることもない。 園内の花を楽しんで、ゴールの受付を終えた。 今日は、園内での滞在時間を除けば、歩いている時間よりも並んでいる時間の方が長かったJRウォーキングだった。 「さよなら!かしいかえん!」の特別企画だから止むを得ない。 多くのファンが「香椎花園」との別れを惜しんだと思う。 

 

スペースワールド」が閉園し、そして「香椎花園」も無くなる・・・特に「香椎花園」は身近な存在だっただけに、何とも言えない寂しさを覚える・・・。

 

 先月、園内の各所に掛けられている「懐かしい写真」を撮って来て、You-Tube「ありがとう!香椎花園!」を編集してみた。  BGMは「白い色は恋人の色」(ベッツイ&クリス)。 

 

 

多くの思い出をありがとう! そして、さようなら 香椎花園!

 

うっちゃんのJR九州ウォーキング

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