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神戸志民党 代表 樫野孝人のブログ


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遅くなりましたが、先日のインド友好訪問団時の経済セミナーの報告をします。

 

兵庫県とグジャラートとの経済交流を一層促進するため、ひょうご・神戸ビジネスセミナーを開催。

シャルマ委員長より、グジャラート州の経済・投資環境についてのプレゼンテーションが行われ、

次に井戸知事から「ひょうご・神戸の経済を支える産業の魅力」についてのプレゼンテーション、

ビジネスミッション参加の7企業から自社製品・サービス等のPRが行われた。

会議終了後には、ネットワーキングランチを実施し、率直な意見交換やネットワークづくりを各々が行った。

 

(グジャラード州は最良なパートーナー)

日印関係が良好な中、グジャラード州はインド建国の父マハトマ・ガンディーやモディ首相の出身州という政治的背景、

首都デリーと商都ムンバイの間に位置し、国内最長の海岸線を有することから港湾業が発達し、

デリー・ムンバイ間産業大動脈構想の対象地域の37%が同州に属しているという立地的背景、

6000万人の人口、工業生産額がインド全体の13%、輸出額はインド全体の22%を占めるなど州力の強さなど、

兵庫県がパートナーとするには最良の相手だと思われる。

 

 

(インド国内におけるグジャラード州の産業力)

グジャラード州側の説明では、主要11産業はソーダ灰(インド生産量の91%)、ダイヤモンド(80%)、塩(66%)、

プラスチック(65%)、石油化学製品(62%)、粗精油(53%)、医薬(35 %),化学製品(30%)、ガラス製品(29%)、天然ガス(24%)、繊維(19%)。

 

 

グジャラード州側は、インフラ(軽量素材技術、高速鉄道、ビル)、繊維・アパレル(スポーツ、シートベルト)、化学製品、

製薬など多岐に渡る分野に「将来を見越して投資をしてほしい」というスタンスで、各国が投資を競っている。

 

一方、兵庫県にとってどういうメリットが考えられるかというと、年々国民所得が上昇しているとはいえ、

まだ2015年で1600ドル程度なので、BtoCビジネスは20〜30年先にならないと「儲からない」と思われる。

 

今注力すべきは、BtoBビジネスで、インドの公共事業と獲りにいく(獲ることが出来る体力のある)大企業が

グジャラード州との関係値を活かし、連携を深めるべきだと思う。

そういう意味では今回の訪問団に含まれていた神戸製鋼が諸処の事情で欠席したのは残念だった。

 

(提案)

上記のことを踏まえ、私が提案するのは「港湾貨物」の取り扱いである。

インドの主要港湾のコンテナ取扱量は1位ジャワハルラル・ネルー港が450万TEU(神戸港は280万TEU)と断トツだが、

容量飽和が近いという現状を受け、グジャラード州にあるムンドラ港が2015年290万TEUと取引実績を伸ばしている。

 

このムンドラ港はインドの新興財閥アダニ・グループが手がけた完全民営(コンセッション契約)の港湾で、

開発規模が大きく拡張が容易。現在MSCグループと合弁で第4ターミナルを建設中であり、

完成後は取扱能力660万TEUになるという。

 

神戸市はグジャラート州にある同じく民営のピバハブ港と昨年から取引開始したが、2015年取扱量70万TEU。

神戸港の再成長計画としてムンドラ港との取引を早急に進めるべきではないだろうか。

 

そのために政治的アプローチはもちろんだが、ムンドラ港はコンセッションによる民間経営のため、

神戸港もコンセッション契約による半民営化を進め、場合によってはアダニ・グループに出資を仰ぎ、

今後爆発的に伸びるインドからの貨物を戦略的に獲得することを検討すべきと思われる。

 

 

 

 

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