こんにちは!

1年目研修医H@奄美大島です。

上の写真は、奄美に着いた初日のコンビニの棚です。

物流が天候に大きく左右されるのは、離島ならではなのではないかと思います。

 

奄美というと、もしかしたら、青い空!海!というのを想像される方もいるかもしれませんが、私が到着して約1ヶ月のうち、20日…いや、25日間くらいは雨が降っている気がします。1日中降っているということは少なく、降ったり止んだりのことが多いです。

 

そんな奄美大島での研修も、約1ヶ月が経ちました。

今は、病棟で入院患者さんを担当し、診察やオーダー、カルテの記載などを行う中で、「医師の業務」を学ぶ日々です。

 

奄美中央病院のよいところは、なんといってもその「アットホーム」さ。

 

あの患者さんの食事、どうしたら食べてもらえるかな?

患者さんが退院するにあたって、どんな環境を整えておく必要があるかな?

経済状況や家庭環境が厳しそうな患者さんなのだけど、私たちに何ができるだろう?

 

・・・そう思ったら、すぐに相談できる多職種がいます。

一緒に働く仲間として、足を運び、言葉を交わすことで、見えてくるものがたくさんあり、多くの学びが得られるなぁと感じています。

 

 

医師の仕事、というと、どうしても、手技!とか、検査!診断!処方!ということに頭が行きがちです(もちろんこれらもとても大事です)が、様々な職種に対して「オーダー」を出す職種として、相手の考えや見ているものを共有し、できることを一緒に考えるという姿勢を育てることも、大事な研修項目なのだろうな、と思います。

 

日々の診療で忙しい上級医だけでなく、文字通り「みなさん」に育てていただいているなぁと感じる環境で、研修医Hは、今日も生きています。

 

上の写真は、奄美中央病院のすぐ近くにある看板です。

研修医Hは、まだその姿をお目にかかったことはありませんが、見つけたら、潔く逃げたいと思います。