こんにちは!
加勢牧場の加勢健吾です☆
今日は酪農業界のお話です。
今、酪農業界では乳牛のオス牛の価格が大暴落しています。
乳牛のオスはお乳が出ないため、基本的に肥育農家へ売られ、お肉として活用されます。
しかし現在、そのオス牛がほとんど値がつかない状況です。
以前は1頭あたり5~10万円ほどで取引され、酪農家にとっては貴重な収入源のひとつで
この「お肉用の牛さん」を出荷をしているからこそ、何とかやりくりができている農家さんもいるくらいです。
しかし今は、子牛1頭あたり1000円にも満たないことも。
いや・・・
場合によっては「ゼロ」や、お金を払って引き取ってもらうこともあります。
生まれてから約1ヶ月ほど育て、飼料代や手間をかけた上でのこの状況です。
完全に赤字。
これでは続けていくのが非常に厳しい現状です。
この問題の背景には、輸入牛肉の増加や国内需要の低迷など、さまざまな要因があります。
解決策を見つけるのは簡単ではありませんが
酪農を支えてくれる皆さんにこの現実を知ってもらうことが第一歩だと思い
このような記事を書かせて頂きました!
写真は「ガンジー牛」と「黒毛和牛」のハーフちゃん♂です。
この子にも、おそらく値段が付かないのですよね(^^;
なかなか酪農業界も、苦しい状況なのです(=_=)
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