去年の夏にはこのブログに「さよなら夏の日」という
山下達郎さんの楽曲について書いていたのを
思い出します。
ブログってのもいいもんですね。
気づいたら夏が終わっていました
の続きです。
そんなこんなで「エメラルドドランカー」の稽古が始まりまして、
初期の頃は稽古場も自宅から近場だったので
楽しく自転車で通っていました。
この、エメラルドドランカーの稽古に関しては
一ヶ月通して、電車で行ったのは一回しかありません。
本番もずーーっと自転車でしたねー。
かなりゲリラ豪雨に見舞われた時期だったと思うのですが
降られたこともありませんでしたねえ。
近場だったので降られそうな時は
どこかで時間つぶしして帰ればいいかと気軽なもんでした。
「雨が振りそうだからどこかで暇つぶしして帰ろうかな？」
なんて言うと、飲みに誘ってくれる素敵な仲間たちでしたから、
特に主演の中島さんや演出の寺尾さんあたりと
かなり飲みに行きました。
注：あまり飲めないし、酔いを覚ましてから帰ります。
プレッシャーや肉体的な負荷は凄かったですねえ。
なにせ、「オタク」と「伝説のヤクザの親分」という二役で
出番もセリフもかなりありましたから。
実は僕、俳優として無理な注文をされればされるほど
気が楽になる傾向がありまして、
例えば撮影現場なんかで突然、なが～いセリフを
渡されても、意外とコレ気楽に言えちゃうんですよね。
おそらくですけども、
「突然渡されたんだから
キッチリできなくて当たり前だし
練り込んでなくても仕方がない」
って気分が働くんだと思います。
それが、例え前日ででもFAXとかで
――今はメールの時代ですね（by藤宮）――
渡されたりすると死にそうになったりします。
前日にとかそういう話ではないのですが
スケジュールが無茶だったんで
気楽さが働いてもいいのに……と思うのですが
結構、プレッシャーを感じてたんですよねー。
たぶん、旗揚げ公演であることとか
任せてくれた安藤亮司くんの心意気とか
そんなものに感じてたんだと思います。
そんな意味で、キャストの皆様、
特に中島貴月さんには助けて貰いました。
二役で、ある時は僕（大吾）の奥さんで
ある時は僕（案山子）の憧れの女神でしたから。
その結実が、
大吾とアイリのプロポーズのシーンだったのかもしれません。
台本には短いシーンとして描かれていたんですが、
二人っきりのシーンでして、
好き勝手にアドリブ入れて、どんどん変わっていきました。
俳優業界ではエチュードという稽古方法がありまして
シチュエーションだけ決めて
自由にセリフや動きをやって
創っていくのです。
そういうやり方で、中島さんと僕と安藤亮司くんで
創ったシーンなので思い入れもありますね。
お客様からも反響が大きかったです。
もっとこうして欲しいとか、こうした方がいいとか。
あそこのシーン、千秋楽が一番良かった
と言っていただけたのも嬉しかったです。
それ以外でもアドリブはガンガン入れてましたけど
その話はまた後日。
エメラルドドランカーの話になると画像が一切ないですが
撮るのすっかり忘れてました～！
みんなが撮ってるからいいかな？
とか思ってたんですが、ブログに載せていいかの
許可ももらってないんでアレです。
僕が馬鹿なんです。
そうそう、エメラルドドランカーの大ニュース。
LINEを始めました。
というか始めさせられました！
演出の「寺尾学ぶ」（誤植ではないです）さんに
「大人なんですからやって下さい」
と言われて始めざるを得なかったわけですね。
そんなんで画像も貰ってるんですけどねー。
もし、この理屈っぽく長いブログを読んだキャストの方で
載せてもいい画像がある方は送って下さい！
しれっとキャスト紹介を再開しま～す。
皆川尚義くんに、俺はいつ登場するんすかっ！って
怒られましたからね。
またやるよ、って言ったら
「BANANA FISH何年前の話だよ」ってさらに怒られました。
今回は廣瀬和也くん。
おお、しばらく使ってなかったらアメブロの画像upが軽くなってる。
廣瀬さんはHIROZというところで活動している
恐ろしい肉体と、体のキレをもつ俳優さんです。
拠点は静岡。
そのうち遊びに行きたいです。
この白衣の衣装の時は科学者の助手という立場なんですが
稽古を重ねるごとに、どんどん変態チックになっていきまして
肉体も相まって近寄りがたい科学者でした。
もう、屈強過ぎて、敵で登場すると、勝てる気がしませんね。
《HIROZ廣瀬和也》我天の今日も眠れない★
廣瀬和也さんでした。
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