石川能登地震で忘れがちな志賀原発の存在。余震で原発事故ったら能登半島は死の街に

地震の話題はもういいよと思っている人
多分多いと思うのですが
あまりにも多くの人が
抜け落ちている観点、それが原発。

石川県には志賀原発がある。
幸い停止中だったので
今はすぐにすぐ問題にはなっていないが
1ヶ月ぐらいは余震は起きまくり
先ほども震度６はピンポイントで志賀町。

＊M4.4で震度６は不自然なので計測ミスの
可能性はあるものの
ちゃんと計測できないってことがすでにやばい
1月1日の地震で問題なかったとしても
この先、志賀原発がどうなるかわからない。

もし志賀原発に何かあったら
能登半島すべて終わり。
復旧・復興も無駄になり
福島原発立地自治体のように
何年も立入禁止の死の街になり
それが解除されたところで
帰還住民が激減して
町が滅びることを意味するのです。

今のところ志賀原発は
いろいろなトラブルはあるみたいだけど
大きな事故にはならなそうな気配。

でも石川能登の地震って
多くの人はぜんぜんノーチェックだけど
2021年からずーーーーーと
起きまくっている異常地震なのです。
1月1日にたまたまでかい一発が
きたわけではない。
その後も余震は起きまくっている。
しかもでかいのも。
そもそもその後が「余震」と
いえるのかもあやしい。

そして原発。
東日本大震災でリスクが明らかになった原発。
今後いつまたどこで地震が起きるかもわからず
津波が起きるかもわからず
原発廃止機運が一瞬盛り上がったものの
その後は３１１を忘れる国民のせいで
原発は争点にすらならず
次々と再稼働されていった。

そしてこの志賀原発も
昨年11月に経団連の十倉雅和会長が
早く再稼働しろ！と現地視察して
ほざいてきたわけです。

もし再稼働していたら
能登半島の被害はこんなものじゃない。
死の街になっていてもおかしくはない。

東日本大震災の教訓から学ばない日本。
それは政治家だけでなく国民も同様。
ガイガーカウンター持ってます？
持ってない人多いのでは？
持ってなければわからないですよ。
どこが安全でどこが危険なのか。

石川能登地震はまだまだ
終わらない可能性大。
1ヶ月後にまた大きな地震があれば
原発もどうなるかわからない。

だから原発にぜひ
関心を持ってほしいのです。
それは志賀原発だけでなく
他の原発がある地域も同じ。

「なぜ原発が安全なら
都会に建てないのか？
安全じゃないから田舎に
建てるんでしょ」とは
徳島の原発に反対した漁師の言葉。

地震や津波だけならまだしも
原発事故が起きれば
石川はじめ北陸の状況は
一変するリスクもあることを念頭に。