森羅万象から学ぶ人生羅針【「打率3割企業」を目指せ】 | kasai-teruoのブログ

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森羅万象から学ぶ人生羅針【「打率3割企業」を目指せ】

 一流のプロ野球選手でも、打率は3割台に落ち着いているものです。やはり「30%の成功」というのが現実の姿なのでしょう。

 

そしてこれは社員にも言えることです。「当社は全員がどこに出しても恥ずかしくない優秀な社員です」と本気で言える企業トップはどれだけいるでしょうか。現実にはむずかしいように思います。

 

そしてここで、以前ご説明した「働きアリの法則」について改めてご案内いたします。これは、よく働いているアリと、普通に働いている(時々サボっている)アリと、ずっとサボっているアリの割合は、2:6:2になるというものです。そのため「2-6-2の法則」とも言われています(ウィキペディア〈Wikipedia〉より抜粋・要約)。

 

 しかしここで、よく働いている2割のアリを取り除くと誰も働かなくなるかといえばそうではありません。残りの8割のうちの2割がよく働くアリに変化して、結局また2:6:2の割合に戻ってしまうのです。

 

 逆にサボっているアリを取り除いても同じです。誰かがサボりはじめ、また2:6:2の割合になります。つまり優秀な社員は、相対的に見てどんな時でも2割に過ぎないのが現実であるということです。

 

それであるならば、会社自体が3割打者ならぬ「打率3割企業」を目標にしましょう。もちろん残りの7割の社員が失敗を繰り返したり手を抜いたりしても良いという意味ではありません。7割が合格点を取り3割が満点を取れば、「働きアリの法則」を凌駕するので、企業としての優秀性が誇れると認識してください。