皆さん、こんにちは！
先日、論文の添削をしていると、
『チームワークの大切さ』
というテーマがありました。
そこで今回は、
〇裁判所
〇市役所の作文
〇経験者論文
あたりでよく出題される
『チームワーク』という課題について
簡単に書いておきます。
まず何と言っても、
こうした抽象課題は、
『冒頭の書き出し』に苦労します。
慣れてないと、
ここで延々と悩むことになります。
『チームワークの大切さについて』
というテーマの場合、
皆さんはどう書き始めますか？
まずは読むのを止めて、
３分位考えてみて下さい。
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さて、
こうした課題の場合、
一般的には、
チームワークとは、『～～～～～』をいう。
と、『定義』的なものから始める手法がありますが、
さすがにチームワークの定義は必要ないし、
定義に固執すると、
その定義を元に、論理を構築しなければならなくなり、
『有害』に近いと思います。
そこで、
以下のように書くと、
スムーズに論理展開できるかと思います。
【冒頭の流し方】
近時、私達の社会生活や組織活動において、
『チームワークの大切さ』が指摘されることが多い。
チームワークを駆使することで、
日々の業務を『円滑かつ迅速に遂行』できるだけでなく、
個人では達成困難な課題も、
その実現が可能となることも多い。
例えば、
公務員の業務においても、～～～。
（と、行政における具体例を出すことで説得力がプラス）
このように、
組織運営にとり、チームワークは不可欠なものであるが、
私はその重要性を、
『学生時代の〇〇の経験』から学んだ。
あるいは、
『現職の○○の経験』を通じて培ってきた。
以下、チームワークを発揮する上での～～について、
自身の経験を踏まえて述べていく。
という感じで序論を締め、
私は学生時代、○○に取り組んでいたが、～～～。
などとして、
『自分の経験談』に持ち込むとよいでしょう。
あるいは、
第一に、
第二に、
として、
各々、重要なポイントを説明していくのもアリです。
このあたりは、
問題文や、個人の書き易さによって、
柔軟に考えて下さい。
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