花梨のブログ

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いつになく長かったお休みも、早や終盤になりました。

 

つづがなく御代が変わって、平成から令和へと・・・。

まだ不思議な感覚ですが、そのうち馴染んでいくのかな。

どこか気持ちも真っさらに、あらたまった心地がします。

 

桜の花に名残を惜しんで、新緑とともに新しい時代の訪れ。

明るい方へ向かう感じで、良いものですね。(^^)

過ぎ去っていく時を思うと、寂しい気持ちもあるけれど。

 

  

一日の朝、ふと映像に目をやると、雅子さまがお一人で車の後部座席に乗って、皇居へ向かわれるところでした。

あ、ご一緒ではないんだな・・・なんて、何気なく眺めていたのですが。

 

沿道で手を振る人々に向けられた、内側から輝くような笑顔。

あぁ、いいお顔だな・・・と、気がついたら見入っていました。

誰かの笑顔にこんなにも見入ったこと、深く感じたことはなかった気がする。

 

ご成婚パレードの晴れやかなお二人の姿も覚えているし、その後、あれはいつだったのだろう、当時の皇太子さまとオーストラリアを訪問されたとき。

コアラを抱っこなさって、fluffy...って仰ったお声と笑顔がたまらなく優しくて、ずっと心に残っています。

周りに笑みが広がって、ふわふわって英語で fluffyって言うのかな・・・なんて思いながら、テレビのこちら側で幸せな気持ちになりました。

 

 

普段そんなに意識している訳ではないのだけれど、そして、随分と次元の異なる話ではありますが、平成の時代に社会に出て、時を重ねて来る過程では、ん?と小さなひっかかりを感じることや、んー・・・と戸惑いを覚えることが、少なからずあった気がします。

そして、それは今もまだ。

 

もしかしたら、あの素敵な笑顔を持った一人の女性が通っていらした道のりは、同じ時代を生きて来た人が出会ったことや、抱えて来たものと、どこかで繋がっているのかもしれない。

その先の笑顔だから、こんなにも胸が熱くなるのかな。

 

新しい天皇陛下の温厚な、強さも凄いと感じます。

 

ふと立ち止まり、振り返り、あれこれ想う祝日でした。 

穏やかな日々が続きますように・・・。


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いつのまにか、桜の季節。

青空の下でお花見したいな・・・と思いつつ、今年も夜桜ばかりを見ています。

 

暗闇に浮かぶ、花明かり。

幻想的で好きな景色だけれど、こんなふうに忙しく春を過ごしてしまうことを、少し寂しく思っていましたが・・・。

 

 

先日、新幹線で隣り合わせた方との会話をきっかけに、久しぶりに手に取ってみた『徒然草』の文庫本。

簡潔な日本語の美しさ、広がる世界の豊かさに驚きながら、今はじっくり読書をするエネルギーが足りなくて、パラパラページをめくっていたら、ふと目に留まった文がありました。

 

【花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは。雨にむかひて月を恋ひ、垂れこめて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情深し。咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ、見どころ多けれ。】

(第百三十七段より)

 

満開の桜や、雲のかかっていない満月を見ることだけが良いのではなく、雨空に向かって月を恋しく感じたり、室内にこもって春の過ぎ去っていくのを知らずにいるのも、しみじみと趣があって良いものだ。今にも咲きそうな蕾の枝や、花の散ってしまった庭にも見どころがある。

 

・・・という感じでしょうか。(ざっくりで、すみません。^^;)

 

その場に行けないときも、心の中で想うことはできるし、時機を逃してしまったようでも、時々の良さはあるんだよ・・・と、そっと慰めてもらったかのような。

 

 

「忙しいという字は、心を亡くすと書く」と、昔、教えてくれた人がいました。

確かに、そうなのかもしれない。

 

どんなに忙しいときも、心は亡くさないように、時々空想の世界に遊ばせながら、過ごしたいなと思うのです。

 

そのうち若葉の季節かな。(^^) 

 


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江戸では昨日、春一番が吹いたそうです。いつのまにか、そんな季節なのですね。(^^)

年度末が近づいて多忙な方も多いと思いますが、心身の健康第一です。どうか無理をなさらずに。

 

私もふと気がつくと、随分時が流れています。

平日を何とか乗り越えて、土曜はぐったり、日曜にようやく少し雑事をこなし、気がつけば夕暮れ時・・・そんな繰り返し。

人間は機械ではないからなぁ・・・と時折、静かに思います。

 

 

 

さて、今頃ではありますが・・・ 

 

先月の歌舞伎座は、地口行灯がきれいでした。

地下鉄東銀座の駅から続く木挽町広場、地上に出てすぐのお稲荷さんも、それぞれに風情があって。

二月は素敵な月ですね。また、あの灯りを見たいです。(^^)

いつか豆まきも、客席から楽しめたらいいな。

 

 

初代辰之助さん追善のお芝居は、心に残るものでした。

誰かのことを想って演じられ、その人を想って観る舞台。追善とは素敵なものだな・・・と、あらためて感じました。

歌舞伎の世界にとって初代辰之助という役者さんが、どれ程大きな存在だったかも。まだまだ、知らないことが沢山あります。

 

立ち見が出ていた『義経三本桜 すし屋』の熱気。続く『暗闇の丑松』では、目の前に江戸の世界が広がっているような錯覚に。

一転、明るい『団子売』には晴れやかな気分になりました。

 

夜は息を詰めて見入った『熊谷陣屋』の後で、温かい空気に満ちた『當年祝春駒』、そして色んな思いの湧いた『名月八幡祭』。

一つ一つの演目に見応えがあって、どれも素晴らしかったです。

心に残る今年の二月。

 

お孫さんの左近君の、五郎はとても良かったです。凛々しくて、むきみの隈取がよく似合っていました。

大きな存在感の工藤を演じられた梅玉さんを始め、皆の眼差しが優しくて。歌舞伎のこういうところが、とても好きです。

 

 

幕間には今の松緑さんが幼い頃の、お父さんとお祖父さん、三人揃ったインタビューもイヤホンガイドで流してくださいました。まだ五歳?の嵐君の声が可愛らしくて、思わずにっこり。(^^)

 

これまで書籍を通してしか知らなかったお二人の肉声は、二代目松緑さんはシャキシャキと貫禄があり、辰之助さんはダンディーな低音ボイス。確かにそこにいらした役者さんだったんだなと、往時に思いを馳せました。

 

 

大人になった嵐君(現松緑さん)のインタビューでは、「息子が舞台を観て、お父さん格好良かったと言ってくれることがある。お前のお祖父さんはもっと格好良かったし、曽祖父さんはもっともっと格好良かったよと話しています」と。

 

これまで繊細なイメージが強かったけれど、大らかさも感じられて、お父さん(辰之助さん)とお祖父さん(二代目松緑さん)の両方から受け継がれたものがあるんだな・・・と思いました。

 

「紀尾井町!」と大向うがかかったという二代目松緑さん、独特の雰囲気が魅力的だったであろう辰之助さんの後を引き継いで、ちょっと硬派な感じの四代目松緑さんと、きりりとした左近君、これからのご活躍が楽しみです。

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