夏休み突入しましたーお祝い

 

 

 

 

 

久しぶりに友人たちに

連絡してみたら。

 

 

 

 

 

今ハワイーとか。

ダナンにいるよーとか。

 

 

 

 

 

 

うらやましいぞっやしの木

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2011年12月。

「彼」に死刑判決が下された。

戦後最悪の43人もの連続殺人。

法廷で「彼」は微笑みを浮かべたー。

 

 

 

 

 

先日の未読作家さん祭りで

初読みだった葉真中顕さん。

 

2冊目はこれ、と手に取った。

 

 

 

 

 

2006年、2007年、2011年。

章ごとに年が分かれているので。

 

 

 

 

 

 

時系列にからくりが?

構成にヒントが??と、

ゆっくり読み進めたのですが。

 

 

 

 

 

 

終盤のあるところで

「えーーーーっ!!!」と

思わず声が出ました。

 

 

 

 

 

 

あまりに動揺し。

 

思わず一度本を閉じて

お風呂に入りました。

 

 

 

 

 

 

いやー、完全なるミスリード。

 

そんな単純なはずがない。

そうは思っていたんだけど…

 

 

 

 

 

 

悲惨な介護の現実。

破綻しきった介護制度。

 

がんばればがんばるほど

まじめならまじめなほど

心を病んでいく。

 

 

 

 

 

 

羽田洋子の心の声が

悲しい現実なのかもしれません。

 

だけど…だからといって…

言葉にならない。

 

 

 

 

 

 

日本に大地震が来ることも、

原発が安全でないことも、

あらかじめ黙示されていた。

 

 

 

 

 

大地震が続く今

こんな一文にも鳥肌が立つ。

 

 

 

 

 

葉真中顕さんはこの本で、

日本ミステリー文学大賞の

新人賞受賞されたのですね。

 

 

 

 

 

 

すごすぎるキラキラ

年末ベストテン候補です。

 

 

 

 

 

 

読友さんたちの

レビューやコメントのおかげで。

 

また素晴らしい小説に

巡り合えました。

 

ありがとうございましたスター