こんばんは。

「エスクァイア日本版 デジタル写真賞 '07-'08」に応募しました。

ずいぶん撮りためてきた中からのChoiceは予想以上に大変な作業でした^^;

それぞれレタッチを済ませ、応募容量いっぱいの100MB送付しました。

ざっと他の応募作品を拝見したのですが、さすがみなさん気合が入ってます^^;

斬新なアイデアや目を引く構図が満載で、また軽く落ちました・・・(低)


ま、今年が駄目でも来年があるさ!

ってことで今日は勝手ながら応募した全12枚を一気に公開します~

お暇な方は最後までお付き合いくださいね^^
















at observation floor
at observation floor














 
rope
rope















beside the boathouse
beside the boathouse















comfortably hill
comfortably hill















merge
merge















su-su-ki
su-su-ki















order
order















after the rain
after the rain















staff only
staff only















who feels love
who feels love















no reply
no reply















garage
garage





















新宿三越アルコットにて行われる「ハンドメイドフェスティバル」。

好評につき今回で4回目を迎える。

前回、7月に行われた際にちょっとしたご縁からポスター用の写真を撮らせていただきましたが、

今回も写真を採用していただくことになりました。

パチパチパチッ~!

いや~うれしいです^^

2度目のオーダーをいただけるというのは初回の内容が良かったというなによりの証であるわけで、

この上ない喜びです~。

イベント開催までまだ1ヶ月弱ありますが、

このブログでもいろいろ盛り上げていこうと思います。

是非みなさんもお付き合いくださいね~^^v





第4回ハンドメイドフェスティバル(HMF)・・・公式HP

2007年12月7日(金)~12月10日(月)

ABCクラフト新宿三越店

30名近い作家さんが大集合するクラフトイベント。

体験会やクラフトカフェなどお気軽に参加できるイベントも盛りだくさんです。













DSC08025(1)a

その他の候補写真・・・はこちら












 
 
 
 
 
 
 
みなさん「Book Off」にはよく行かれますか?

僕はとてもよく行きます。

ロボットのような店員の掛け声と、清水国明のナレーションはちとウザいのですが、

格安で雑誌を手に入れられるので暇さえあれば訪れています。


その「Book Off」で最近僕がよく購入するのが女性誌です。

女性誌と言っても「anan」や「cancan」ではなくファッション系のものです。

数ある雑誌の中で人物や商品が一番美しく載っているのはファッション系女性誌だと思う。

お金のかかったブランド物の広告や、どうやって撮っているのか分からない写真など、

今の僕にはこのうえない参考書のようなものです。


お店では必ず105円のものを購入し(まぁ、この手の雑誌は大概この値段だが)

目に留まったページを切り抜きファイリングしています。


なかでも「Vogue」と「Numero Tokyo」はかなりレベルが高いと個人的には感じています。

(「Numero Tokyo」誌は切り抜きたいページが多すぎるので、とうとう年間購読を予約してしまいました)





明日は少し足を伸ばして行ったことのないお店に行ってみようかなぁ。


ただ、女性誌って重いんですよね・・・(汗)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

IMG_0051a

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

 
 
 







祝日となった土曜の夜。


昼間の喧騒はそのほとんどがアスファルトに滲みこんだ小さな駅前の商店街。


鄙びた八百屋の店主が

使い古した丸いすから腰を上げ、

ゆっくりと裸電球のソケットに手を伸ばす。

今日一日、精一杯の温かな笑顔を見せていた小さなみかんが

店主の影で少しゆれた。

そして次の瞬間、その作り笑いはどこかへ消えていた。




駅の改札口から出てくる人は普段よりも少ない。

それぞれが思い思いの方向に散っていく。

先を急ぐわけでもないのか、躊躇うような煮え切らない足取りの人たちが目につく。

駅名を照らし出す蛍光灯はもう一週間近く切れたままだ。




僕はポケットに手をいれ、板ガムの包みに触れた。

僕の期待は裏切られた。

こんな瞬間、いつも同じような場所にいるような気がした。




商店街の中程、目のくらむような明るさのドラッグストア。

赤い数字の黄色い札と半分下りたシャッターの間から、

ひとりの女性が出てきた。

ビジネススーツを身にまといしっかりとした姿勢のまま僕の前を通り過ぎる。

右手には安売りのトイレットペーパー、

そして左手にはハンドバックとマクドナルドの半透明のポリ袋が見えた。

歩調に合わせながら軽く揺れるポリ袋のカサカサと乾いた音が聞こえた。



すべての諸事を終えた彼女の青白い足が

街灯の下で一旦浮き上がり

そして闇に吸い込まれていった。




なにかバランスを崩しそうな夜だった。



僕はポケットの中の抜け殻になった包み紙を握りつぶし、

それを道端に投げ捨てた。












DSC04420a




















僕の愛読誌に「コマーシャルフォト」という雑誌がある。
(愛読誌といってもいつもBookoffで安~く購入しているのだけれど^^;)
主に広告用の写真(ポスターなど)をテーマに紹介、分析する雑誌である。
一般の方はおそらくご存知ないだろうと思います。
僕も初めは写真のアイデアが面白くてなんとなく買っていたのですが、
読めば読むほど味がある内容に引き込まれ、
まもなく60冊に迫ろうかという状態です。
IMG_0059

本の内容がプロの方が読まれるレベルなので
なかなか入り込めないところもあるのですが、
今まで見たくても見られなかった部分が載っていたりして、
とても参考になる本です。





その中で最近特に注目しているのが「ライティング」についての記事です。
言葉で説明するのは難しいですが、
照明の位置が1cmずれただけでも被写体は別の顔を見せます。
計算された中での美しさにはため息がでます。。


しばらくは身の回りのモノをいろいろ撮って勉強したいと思います。


もしよかったら皆さんもお付き合いくださいね^^














IMG_0058のコピー2

















 
 
 
 
 
 
前回、シャネルの化粧品を撮影した。
実は今までになくライティングに気を配ったものだった。
写真を本格的に突き詰めていくと、ライティングの計算がかなりのウエイトを占めていることがわかってくる。

”ここにハイライトを入れ・・・”

”丸みを表現する照明の位置は・・・”

自分のレベルはもちろん最低なのだけれど、
商品でも人物でもプロの世界では一体何が行われているのか
薄っすらとだけれど、見えてきた感触を得ている。

これからは数をこなして、どこがうまくいったか、どこに問題があったかを
身をもって体験していくしかないと思う。


と、やる気満々!

だったのですが問題が発覚してしまいました・・・^^;


今回から、実物の色を忠実に再現するためにカラーチャートも合わせて撮影しました。
カラーチャートとは原色が何色か印刷された紙で、
それを撮影時に撮っておくことでモニタで色あわせを完璧に行うためのものです。
ライティングや構図を変えるごとにこれを撮影するのはちょっと面倒ですが、
これ(基準)が無いとモニタで補正をするときに色の迷路にはまってしまうのです。
で、今回撮影後モニタで確認したら・・・

とんでもなく色がずれていることが判明しました(汗)
少し前から薄々気づいてはいたのですが、これほどまでとは・・・

僕の目の前のモニタにはすごーくきれいな写真が写っているのですが、
ひとたびここから出て行くと、全く違う風合いになっていたのでした~
この2ヶ月あまり・・・
ばんざーい!!
ってもうヤケです^^;


ふぅ・・・


このモニタの色調整はいろいろ調べてみると結構やっかいで、
前から検討していた装置を導入しないといけないような状況です。
ただ、それがまだVISTAに対応したものを出していないので、
しばらくはこのままでいくしかありません。。。


ま、とにかく撮影することは問題ないのでバシバシいこうと思いますが、
こちらのブログではしばらくの間、シロクロバージョンでの更新になると思います。



いい機会だから、シロクロも勉強しますかぁ・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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今年度、マンションの管理組合員をやることになり、
日曜日にその初の会合があった。
こーいった類のものは大っ嫌いである。
でもこーいった類のものには順番があって、
ずいぶん遠回りしてきたらしいがとうとうお鉢が回ってきたというわけだ。
秋晴れの日曜日、海の向こうでは松坂が第一球を投じたころ、、
僕らの会合も始まった。


「Let`s go, Red Sox!」


松坂は完璧とは言えないまでも要所を抑え、
ことごとく相手のチャンスの火をうまく消していったそうだ。
そして松坂がマウンドを降りたころ、
僕は防火責任者という大役を仰せつかることとなっていた。


「Let's go, Red Sox!!」

「Daisukeee! Number oneeee!!」


松坂選手、一年間お疲れさまでした。
しばらくはゆっくり休んで、勝ち取ったご褒美をじっくりかみしめてくださいね。

僕も松坂に負けないようにがんばらないと!
な~んて思ったわけではないけど、少し気合を入れて撮ってみました。
これからしばらくは身の回りのものをいろいろ撮ってみようかと思ってます。


さて・・・
コーヒーでも淹れようかな。




火の元には用心・・・と。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

IMG_0035


EOS KISS Xにて
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 







突然ですが、植物の種を撒くときまず小さいポットに撒くことが多いですが、
それは何故だかご存知ですか?
稲穂の垂れる実りの秋になんて季節感のない話題じゃ~!!
というお叱りの声が聞こえてきそうですが、
そこは今日のすがすがしい秋の空に免じてお許しくださいませ^^;

さて、答えですが、
植物の根を丈夫に育てるためだそうです。
根は障害物が無ければとにかく伸ばせるだけ伸ばそうとする性質を持っているため、
大きなポットだと直線的な根を生やすことに一生懸命になり、
途中の空間に根を生やすことがお留守になってしまいます。
その結果、長いだけの弱々しい根になってしまうということなのです。
小さいポットの限られた空間だと根はすぐに行き場を失ってしまうため、
先端を伸ばすことだけでなく、途中の空間にも根を伸ばすことになり、
結果としてどっしりとした立派な根になるというわけです。

そんなことを考えながら・・・ではないですが、
今日は電車に揺られて新宿へ行き、新しい一眼レフカメラを購入しました。
ずいぶん前から迷っていたのですが、
ある方から撮影依頼を受けていることから決断いたしました。
今まで愛用してきたカメラはスナップ写真を撮るには何も問題はないのですが、
この夏撮影させていただいたアクセサリーや
これから撮影するアイテムには看過できない欠点が見えてしまったのです。


一眼レフを初めて手にしてから1年半あまり。
ここにきて写真に対する見方がずいぶんと変化してきました。
無理のない自然な流れの中にいると感じています。


これからの半年、一年、いい根が育つ大切な時間にしたいものです。













IMG_0010

長い間、おつかれさまでした。(EOS KISSにて撮影)










HANDMADE FESTIVAL Vol.4 のポスター写真に採用が決まりました~^^

前回のポスターはこちら です。











 
 
 
 
 
 
夜、パスタを食べた。


昨晩茹ですぎた残りものを

ひとり、食べた。


人に出せるようなものではない、どうでもいいような残りものを

一人でもそもそと食べるのが結構好きだ。






数日前、ヒトラーの12日間とかいう映画を観た。

いい映画ではなかったが最後まで観、

今こうして思い出している。


よくあることだ。






テレビの黒い画面にパスタをもぐもぐとしている自分の姿が写っていた。

その奥にヒトラーの最後の食事のシーンがうっすらと浮かんだ。

彼は力なくスプーンを置き、ゆっくりと部屋を後にする。

そして扉が意思もなく閉まる。





最後の数時間、彼には救いがあったのだろうか。






パスタは思ったより多かったが、なんとか胃袋に収まった。

僕は今朝飲みのこしたままのコーヒーカップに手をのばす。




彼はコーヒーが好きだったのだろうか。


結局のところ、ぼくは彼のことを何も知らない。






タッパの隅ににんにくのかけらが残っていた。

僕は冷たいコーヒーを口に運んだ。





じつによくあることだった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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照明デザイナーという職業があるのをご存知でしょうか?

日本におけるその第一人者に石井幹子という人がいる。

東京タワーはもちろんのこと、レインボーブリッジ、明石海峡大橋などの主だった大橋、

さらには横浜官庁街や姫路城、そして東京駅に白川郷

と彼女が手がけていないものを探す方が難しいほど。



僕は石井幹子さんに手紙を書いたことがある。

「どんな仕事でも結構です。末席に加えさせていただけませんでしょうか」

と。

丁寧な断りの手紙は1週間ほどで届いたと記憶している。

もう5年ぐらい前の話である。




夜の街を無駄に煌々と明るくする必要はないと思う。

全体のバランスを考え、最小限にポイントを抑えた明かりは

夜の景観に命を吹き込み、人の心を安らげる。





昨晩、狛江駅近くの泉龍寺で日本の古典芸能を土台とした「桜の樹の下のバサラつぎ」という舞台を観た。

正直、僕には退屈なものでしたが、

演技の途中でふいに訪れる静寂と、境内のあちこちに当たる光や長く伸びるいく筋もの影が

僕の心に沁みた。














DSC04594


















さて、6日を要したドミグラスソース。

今晩無事に仕上がりました^^v

全て手作りでの挑戦は今回が初めてでしたが、

これほど日々味が変わっていくことにとても驚きました。

仕上がりはまずまずでしたが、

僕の舌に残る究極の”あの味”にはまだ何かが足りないので、

またしばらくしたら挑戦したいと思います。



このソース、しばらくはハンバーグやオムライスに活躍しそうです~(笑)












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あ~!!クレソン乗せるの忘れた~^^;