1967年2月に来日したウォーカー・ブラザースは、10代の女性ファンを中心に大人気となり、3月にリリースしたングシングル「ダンス天国」は、ラジオのポップス・チャートで4月から5月まで1位を続けるほどのヒットになりました、
 ところが来日してわずか3か月後、5月になってウォーカー・ブラザースは突然の解散を表明してしまい、スコット・ジョン・ゲイリーの3人はソロとして活動していきます。
 日本では解散後も絶大の人気があったのので、3人のソロとともに、ウォーカー・ブラザースのシングルがリリースされていきました。
 「二人の太陽/(B面)君知りたいを」は、日本のみのシングル発売で、英国でのウォーカー・ブラザースのサードアルバム「Images」のA面1曲目に収録されています。作曲はシェリーなどフォー・シーズンズの代表曲や、アンディー・ウィリアムスの”恋はリズムにのせて”を書いたボブ・クリュー(Bob Crew)です。
 ボブ・クリューだけあってスマートなメロディーで、スコットのヴォーカルとダイナミックなアレンジとコーラスが相まって4分20秒が短く感じられます。
 文化放送「9500万人のリクエスト」では、6月1日に15位で初登場、7月30日に1位を記録、9月26日に13位にランクされました。
 「TBS今週のベスト10」では6月11日に18位で初登場、6月25日に最高位9位、7月16日に16位までランクされました。
 「洋楽ヒットチャート大事典(八木誠著)」では、「1967年間ベスト100」で68位に選ばれています、  






 
 英国で1966年iに、ウォーカー・ブラザース3枚目のシングルとしてリリースされた"Another Tear Falls"です、作曲はバートバカラックで、英国では最高位12位にランクされました。   (Kann Dorao)