北軽井沢の夏休み パートⅡ 友遠方(?)より来たる | 森の風に吹かれて~北軽井沢からの手紙~

森の風に吹かれて~北軽井沢からの手紙~

最愛の人を亡くして5年。絶望の中振り返りながら必死に前を見て歩いた5年。
癒しを求めて一人通った北軽井沢、大好きなピアノ、新たに出会った子ども達との仕事、今の私時間をとりとめなく問わず語りに書いてみます。

北軽井沢の夏休みも4日目になりました。

今年はちょっと事情が違いますが、普段だったらこちらでは車で10㎞、20㎞の移動は当たり前。
一昨日訪ねた友人の山荘と北軽の我が家は車で20分くらいですから、お山のご近所様と言っても10㎞~15㎞はあるでしょうか。
一方、私の自宅から彼女の自宅のある三茶までは道路表示で18㎞とあるので、車での距離はそう変わらないのでしょう。
互いに仕事をしていることもありますが、自宅へ帰ると気持ちとは裏腹にぐんと遠くなる互いの距離。

最近ではお山での逢瀬がポピュラーになりました。

友遠方より来たる!?
一昨日会って散々おしゃべりしたのに、今日は我が家でまた会えると思うと、なんだか朝からウキウキそわそわ
こちらに来てからいい加減な食生活していましたが、今日は腕を奮うぜと、地元の市場で買い物し、早々に料理にとりかかりました。


本日の「北軽井沢ディナー」
嬬恋キャベツのロールキャベツ
地鶏のハーブ焼き&夏野菜添え
鯛と生野菜の和風マリネ
キャベツとコーンのコールスロー
根野菜と豚肉こんにゃくの煮物
モロッコインゲンのおひたし
トウモロコシご飯

(‘0’)わぁ~お腹すいたわ
早く会いたいな

空模様も気になります。
約束の時間頃から急などしゃ降り


雨もまた楽し、のお山暮らしですが、友が往生していないかと激しい雨を眺め、家を出たり入ったり。

どうも、長じて、いい男よりいい女に魅力を感じる今日この頃(あっ、いや色恋絡みじゃないですよ)

彼女との出会いは学生時代
同級生に誘われて、顔見知り程度だった彼女の家の別荘に泊ったのが始まりでしょうか

テニスだプールだ中華大一楼だデリカテッセンだ藍染と麻のブティックだと連れ回されて、彼女のお嬢様ぶりに付き合いきれなくなった私と後の夫ットは北軽井沢の我が家までこっそり逃げ出した記憶があります。

やがて互いに母となって再会
家族ぐるみのお付き合いになりました。

互いの人生には、あんなこと、こんなこと、いろいろありましたが、
気が付けば、楽しい思い出、悲しい出来事、辛い時、人生のターニングポイントにいつも寄り添い支えてくれた掛け替えのない大切な友人になって今に至ります。

思えば遠くに来たもんだ!
本当にそうだと二人で笑います。
あの頃の男達は今はもういないけれど、いろんなことを乗り越えて、
やっぱり互いにいまだ発展途上と胸反らして、
これまた互いに一生青春と信じて、
互いの頑張りに励まされながらの同志のようなもんですね。


いつしか雨も上がった星空の中、
ふたりと一ぴきの楽しいひととき、名残惜しけれど、また、お山で会いましょうと約束して帰って行きました。

ちょっとさびしいな
明日からしばらく一人です。