ガザ(その3)【経理日誌@イ国の小さな村より】 2024/06/30

2024-06-30 22:59:39 | シオニズムは英国起源(ロスチャイルド)です

ガザ(その3)【経理日誌@イ国の小さな村より】  2024/06/30

 

 

イスラエル国籍を持つパレスチナ人?

 

「神殿の丘」で検問、イスラム教徒が猛反発

エルサレム旧市街にあるユダヤ教とイスラム教の聖地「神殿の丘」(イスラム教の呼称ハラム・アッシャリフ)の入り口に、イスラエル治安当局がテロ対策として検問所を設置したことにイスラム教徒が猛反発し、衝突の懸念が高まっている。

検問所は、神殿の丘で14日夜、イスラエル国籍を持つパレスチナ人の男3人がイスラエルの警察官2人を殺害したことを受けて設置された。イスラム教徒専用の入り口に金属探知機や防犯カメラを設置し、イスラエル兵ら数十人が所持品検査や身元確認を行っている。(エルサレム=金子靖志 2017年07月20日 07時20分)

 

 

天下の読売新聞が、こういうウソを書いてはいけません。断じて。

 

「イスラエル国籍を持つパレスチナ人」

 

イスラエルとパレスチナの法律上、存在しません。

イスラエルは、基本的に二重国籍を認めていますが、パレスチナはイスラエル国内の自治政府なので、双方の国籍を持つということ自体が成立しません。

そしてパレスチナ自治政府の法律において、イスラエル国籍と併用することは不可能。

国籍問題は、パレスチナ独立の論争のひとつでもあるのです。

 

これが、テロリストが所有していたイスラエルのIDカード。

しかもこのテロリストは、1948年の建国当初からイスラエル領だったイスラエル北部のウム・エル・ファヘムというアラブ街の生まれ。いわゆる西岸地区ではない、国際法で認められたイスラエル領です。この街の住人は、独立戦争後は「パレスチナ難民」にならず、イスラエル人になったのです。

 

イスラエル国籍、出生地イスラエル、と明記されています。

 

現在の法律で、このIDを持つパレスチナ人は存在しません。

 

パレスチナ自治政府が『政府』として機能する以上、自治政府のパレスチナ人は自治政府のIDを所有し、自治政府発行のパスポートを所有する権利があります。

自治政府の法律では、「パレスチナで出生した者はパレスチナのパスポートを所有できる」とあり、原則として、自治政府の領土内に在住するものだけが申請できます。

そうでもしないと、自治政府はパレスチナ国籍を誰にでも乱発できてしまう。アラブ系イスラエル人にもシリア人にもカタール人にも二重国籍でパレスチナ国籍を与え、イスラエルを数の上で圧倒するどころか、「人口世界一:パレスチナ」なんていうことまで可能になってしまいます。

 

イスラエル人がパレスチナ人と結婚してパレスチナ領内に住むことは可能ですが、本人がイスラエル国籍を放棄しなければ、パレスチナの永住権を得られても「パレスチナ人」と名乗ることはできません。

パレスチナは宗教でも民族でもなく、かつては地域の名前であり、今は自治政府の名前である。独自の言語も文化もなく、独自の宗教もない。

イスラエルのIDを持つイスラエル人が「我が心のふるさと・パレスチナ」と思いを馳せるのは勝手ですが、それは一個人の感情であって、公けに発表する国籍でも在住権でもありません。

 

特に犯罪ですからね、「パレスチナ人がイスラエル人の警官を殺害した」って、パレスチナに対するとんでもない濡れ衣ではありませんか? 神殿の丘でイスラエルの警官2人を殺害したのは、イスラエルで生まれてイスラエルで教育を受けたイスラエル人ですよ。

 

読売新聞だけではありません。この一連の報道やコラムなどで「テロリストはパレスチナ人」と書いているのは、パレスチナ問題を一切何も理解していない、イスラエルとパレスチナの初歩的な基礎知識すらも知らない完全なド素人です。

ヘブライ語もアラビア語も理解せず、英語の記事から適当に抜粋し、現地人のアシスタントから耳障りの良い情報を得て、自分の思い込みで都合のいいように解釈する。

たとえそれが、中立を名乗る報道や親イスラエルのキリスト教系ジャーナリストでも、現地事情に詳しい人ではないということを念頭において読んだほうがいいでしょう。

 

もっとも、テロリストが生まれ育った街ウム・エル・ファヘムは、イスラエルの中でも屈指の反イスラエル反ユダヤ感情が強い街で、指導者が常に反政府を呼びかけ、住民の知的レベルがとても低く非常に治安が悪い、ということは書いておきますが。

 

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イスラム教の聖地・神殿の丘は、金色の円蓋で有名な「岩のドーム」と、灰色の円蓋の「アルアクサドーム」が並んでいます。

テロは1週間前の7月14日、この神殿の丘に上がるライオン門で起きました。

ここを警備していたイスラエル警察の警官2人を射殺したテロリストは、神殿の丘に上がり、そこでイスラエル警察と国境警備隊によって射殺されました。

 

 

警察と国境警備隊は、このテロ事件の捜査追及のために神殿の丘を閉鎖し、神殿の丘の責任者と元責任者を任意同行して事情聴取。その後に金属探知機を設置して神殿の丘の入場許可を出したのですが、なぜかこの金属探知機設置に対して、パレスチナ人が大反発。それで緊張が高まっている・・・と。

 

しかしこの事件にはもっと根本的な重要な問題があるのです。

殺害されたイスラエルの警官は、イスラム教異端といわれるドルーズ派でした。

入念な下見をしてテロを実行したテロリストらは、当然ながらこの警官がユダヤ人ではないことを熟知していたはずです。その上で殺害した。

 

イスラエル領内のドルーズ族は、14万人。

そのうち12万人は、イスラエルが建国する前から何世代にも亘って住んでいる先住民族。イスラム異端派で常にイスラムとの緊張にあることから、イスラエルに対する忠誠心が高く、当然ながらそのほとんどが従軍します(注:ドルーズの女性で従軍する人は少ない)。

殺害された警官2人、うち1人の父親は数年前に短期間ですが国会議員を勤めました。

 

つまりこれは、「イスラム系イスラエル人による、ドルーズ系イスラエル人の殺害テロ」であり、イスラエル治安当局の調査では、このイスラム系イスラエル人がなんらかの形で、ハマスに関与していた可能性もあるのですが、話がなんとなくウヤムヤ化され、なぜか「イスラエル治安当局がパレスチナ人のモスク礼拝を阻止しようとしている」という構図になってしまいました。

 

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イスラエルは、モスク礼拝を阻止はしていません。

どの国でも、テロが起きたら直ちに現場を閉鎖します。空港でも駅でも学校でも教会でも個人宅でも、原因究明や二次三次のテロを防ぐために徹底的に調査するのが当然です。

 

そして、パレスチナ人が異常に文句を言う「金属探知機」ですが、何が不満なのかさっぱり分かりません。テロが起きた場所に金属探知機を設置する。当たり前でしょう?

なぜ探知されたくないのですか? 純粋に祈りに来たんですよね? 銃器やナイフなどの危険物を持っていないなら、むしろ「何もありませんよ」と堂々と通ればよろしい。

 

ところがパレスチナ人は大騒ぎ。騒ぐ理由なんて何でもいいの。

 

 

投げるのは石? カメラの前ではね。でも、基本は火炎瓶。よく燃える。

 

(Yedioth Aharonotより画像引用)

 

そしてトルコやヨルダンも一緒になってパレスチナを解放しろとワーワー。

もうね、本当に全部言いがかり。夏だからね、思い出に何かしたいのよ。

 

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尤も、パレスチナが全く関与していないわけではない。

まず、テロ実行犯のイスラエル人が、神殿の丘を管理するパレスチナ人の関係者と密接な関係にあったことは、イスラエル治安当局の調査で分かっています。

そして、テロの後に事情聴取を受けた神殿の丘の責任者と元責任者の2人のうち、元責任者というのが曲者で、ハマスと接点がある過激思想者ということで、自治政府のアッバス議長から解雇された過去がある。

なによりも、金属探知機設置に過剰反応して、パレスチナ人にデモ行動を呼びかけて扇動したのは、この神殿の丘の責任者です。

 

もしかしたら、初めから全て仕組まれたのかもしれませんね。

 

 

ユダヤ教 パレスチナ旗🇵🇸 ユダヤ正教徒



イスラエルへ帰ろう!=Zionism
英国🇬🇧(ロスチャイルドらのLloyd's保険会社)が発明した概念(思想)だと分かりますね。
これは白人研究者が以前から指摘していることです。
ニューヨーク🗽のユダヤ正教徒がパレスチナ🇵🇸旗を掲げています。