2018年2月に振付家・舞踊家にして柔芯体メソッド創始者の稲吉優流先生とコラボセミナーをする機会に恵まれました。

https://www.facebook.com/events/2029924600355672/

 

ダンスと武術や格闘技は幹の部分では共通する要素があり、枝葉の部分は正反対の要素があることを改めて感じた良い経験となりました。

 

人間の本能として、

 

「自分には真似できないと思われる動き」

 

に対して驚きや感動が生まれるようです。

 

「これくらい自分にもできる」

 

という動きには感動も何もありません。

更にもう一つ、ダンスなどの表現系の動きを見て感動を生む要素は、

 

「気持ちの開放」

 

だと感じました。

恥ずかしがって伸び伸びとした動きが無いのもダメですし、自分の殻(価値観)に閉じこもって自分本位な動きでも感動を呼ばないでしょう。

人は、

 

「自分には真似できないと思われる動き」+「気持ちの開放」

 

を見た時に驚きや感動が生まれるのだと思います。

 

反面、武術や格闘技は、

 

「いかに相手に解り辛く動くか?」

 

が求められます。

よって、本来は人に見せて、

 

「凄い、凄く無い」

「カッコ良い、カッコ悪い」

 

を競うものではありません。

しかし、演武や型試合となると、その要素も入ってきますが。

 

そして、武術視点では、ダンスに於ける「気持ちの開放」とは、

 

「隙」

「無防備」

 

な状態です。

 

ダンスと武術は、技術を追求して行く上で、

 

「人には安易には真似できない動き」

 

が備わります。

その部分に於いて、動きに共通があります。

しかし、表に現れるものは、

 

ダンス:無防備の美

武術:隙の無い美

 

となるのではないでしょうか?

しかし、少なくとも武術では、攻防に於いて、

 

「意図的に隙を作る」

 

戦術があります。

そしておそらくダンスに於いても、自分の身体に対してまで隙があれば、怪我をしてしまうでしょう。

 

「普通の人間が安易に真似をしたら怪我をする動きを、日々の訓練や高い技術によって、怪我や故障をせずに、生き生きと踊れる」

 

ことがダンスなのかなと感じました。

 

ダンスの中にも「隙の無さ」があり、

武術の中にも「無防備」がある、

 

という事です。

陰陽のマークの意味するところと同じだと感じました。

「陰の中に陽があり、陽の中にも陰がある」

 

このように考えると、ダンスの動きや考え方は、武術にも活かせると思いました。

ただ単に、表に現れる形の部分を模倣しても、場合によっては逆効果にもなるでしょうが、

「幹と枝」

「陰陽の関係」

に基づいて咀嚼すれば、大きなプラスになるでしょう。

 

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