鍛冶俊樹の軍事ジャーナル

(2020年2月3日号)

*習近平、来日反対!

 中国の習近平主席は4月に国賓として来日する予定であるが、新型ウィルスの蔓延のピークは4月頃と見られるから、来日を見合わせるべきであろう。

 そもそも、新型ウィルスによる肺炎が、かくも拡大したのは習主席の対応の遅れが原因である。昨年12月上旬に武漢で新型ウィルスによる肺炎患者が急増していたにも関わらず、この事実を認めようとせず、従って事態を隠蔽しようとする以外、何らの対策も講じなかったのは、習主席の責任である。

 

 なぜ事態を認めようとしなかったのか、真相は不明だが、軍事関係者の間で囁かれている有力な仮説は、中国人民解放軍が開発中の生物化学兵器が誤って流出したため、軍事機密の保持の観点から、隠蔽しようとしたという説である。

 この仮説が有力なのは、武漢にはウィルス感染症の国立の研究所が複数あり、従って初期の段階で新型ウィルスの感染力を認識できたにも拘わらず、何らの警告も発表も行わなかったからである。

 

 年が明けて、中国政府は漸く「肺炎による死者が1名出た」と認めたが、事態が深刻であるとは認めず、習主席は訪中した世界保健機関(WHO)の事務局長に緊急事態宣言を出さないように、圧力を掛けたのである。

 WHOは一旦は、宣言を出さないと言ったものの、結局肺炎の爆発的な拡大を認めざるを得なくなり、1月30日に、ようやく緊急事態を宣言したが、ここで重要なのは、習主席が1月末に至っても、なお事態の隠蔽を図っていた点だ。

 

 日米豪など各国はWHOの宣言を受けて、中国との人的交流の制限に乗り出したが、習主席の消極的姿勢が、感染を中国のみならず世界に拡大させたのは紛れもない事実である。

 これは習主席の致命的な失敗と言うべきで、今、習主席のすべきことは日本でのんびりと花見をして宮中晩さん会で御馳走を食べることではなく、全力を挙げて新型肺炎の終息を図る事であろう。

軍事ジャーナリスト 鍛冶俊樹(かじとしき)

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