カラサワの演劇ブログ

演劇関係の雑記、観劇記録、制作日記、その他訃報等。観劇日記は基本辛口。これは自戒とするためでもあります。
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カラサワ@cxp02120


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台本一部改訂。台本がこの時期になってまだ変更を重ねていることは、普段なら決して褒められたことではないのだが、こと今回に関しては、役者さんたちからどんどん出てくる要望を入れてこちらが新しいシーンを書き、それに役者さんたちがさらに工夫を加えて膨らまして演じてくれていて、作品が毎日、面目を一新している感すらある。

 

今日書き加えた瑞紀ちゃんの一人芝居のパート(8月のリベンジで入れたのだが)など、ほんの数時間前に渡した改稿台本を、ちゃんと自分の言葉に直し、こちらの予想とは全く異なる演技プランで演じて、しかもぐるり一周して私の意図とピタリ合わせるというアクロバットをやっていた。……これが今回初舞台の子ですぜ。呆れてものが言えない(笑)。

 

もうひとりの天才の我那ちゃんとは、瑞紀ちゃん最初全くからみがなかったので、これはもったいないと、ラスト近くにひとつ、やりあうシーンぶっ込んでみたが、書いたこちらが、うーむ、少し強引すぎたか、やはりカットかな、と悩んでいるうちに、2人で勝手に合わせて、見事に発展・成立させてしまった。さすが天才ズ。

 

この2人に比べれば一見地味だが、塩ちゃんもいまだ毎晩、長文のメールを送ってきて、ストーリィの中の引っかかる部分をつぶす作業に没頭。こないだ部分演出をまかせたら、それにハマったらしく、もはや完全に演出補で、セリフにちょっとおぼつかない部分がある人のその部分を

「他の人とのバランスを欠く危険性があるのでここはカットしましょう」

と提案、私がためらっていたら

「この役は十分すぎるほどいい役なんですから、ここは削ってあげることが親切ですから」

と、こちらがグウの音も出ない正論を。

 

やられっぱなしも残念なので、今日、塩ちゃんが

「ここ、心理的にやりにくいですー」

と悩んでいたシーンを、立ち位置と視線の方向と、あと二、三のセリフの順番を入れ替えただけで成立させて、神上さんからの絶賛を受け、なんとかかろうじて演出家の面目を保った。

 

カムイくん曰く

「こんなに毎日、面白くなって行く作品は初めてです」

と。

 

もちろん、絵は「どこで筆を置くか」も大事である。ただ、今回ほど唐沢ユニットのモットーである

「みんなで作っていく舞台」

が実行されている作品はなかった。これは確か。

 

昨日、取材に来てくれたネットテレビのインタビュアーの鳳恵弥さんたちが、その民主的なやり方に驚いていましたが、これはピクサー社の方式から学んだもの。視点を多くすることで、まんべんない観客にアピールできるものを作っていく。稽古風景も観てもらったが、鳳さん、要所々々で吹き出していた。してやったり。

 

 

唐沢俊一ユニット“b”12月公演『ペットハウス』12月6日(水)〜10日(日)於参宮橋トランスミッション。

http://stage.corich.jp/stage/87722

 

 

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