カラサワの演劇ブログ

演劇関係の雑記、観劇記録、制作日記、その他訃報等。観劇日記は基本辛口。これは自戒とするためでもあります。
Twitterでも演劇のこと、おりおりつぶやきます。
カラサワ@cxp02120


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徐々にメンバーが揃っていく。そのたびに、その人の個性に合わせて台本を書き換える手間がかかるが、ここがうちのユニットの特長にもなっていて、いわばオーダーメイドの役を作っていくことで、すべての役を“はまり役”にしていく。

 

昨日は島さん推薦の海部音葵以羽(あまね・あいは)ちゃん、今日はカムイくん推薦の我那覇(がなは)ひろのちゃんが初参加。我那ちゃんに最初お願いしていた役が、後から決まった葵以羽ちゃんをそこに当てたために変更になり、別の役になったが、稽古中にまたまた変更になって、最終的に我那ちゃんは神上さん演じる刑事の助手役、というパートに落ち着いた。稽古場行く前に近くの喫茶店でそれまでの経緯を説明。ドタバタに目を丸くしていたが、いざやらせてみたらこれが最初からアテて書いたんじゃないかと思えるくらいのハマり役。神上さんも気に入ったようで、歓迎飲み会でいろいろレクチャーしてくれていた。

 

初めての人が稽古場にいると、その反応でこの作品が面白いかどうかを測れるのだが、我那ちゃんも葵以羽ちゃんも、他の人たちのセリフの一々に笑ってくれていて、こちらも自信を深めることができた。

 

ことに我那ちゃんが気にいってくれたのが立花さん。毎回、出来が上下するのがこの人の困ったところなのだが(笑)、昨日は大当たり。カムイくんも「この状態を凍結したまま本番まで取っておきたい」と。うまくいけばこの役は役者・立花伸一の代表作になると思う。

 

そして、ちょっと今回スロースタートだな、と思っていた塩原奈緒。実は毎晩のように台本改訂のアイデアをLINEメールで送ってきて、主人公の心理の流れがスムーズになるよう、演技に唐突さや無理が目立たないよう、と補正してくれていた。そろそろ照準が定まり、エンジンがかかってきたようで、神上さん、カムイくん、立花さんと、それぞれカラーの異なるクセ者たち相手に、受けの演技をいちいち変えて対応しているのは見事。

 

前回の『お父さん』の時に比べ、はるかに主役の風格が出てきたと思う。真ん中にいることを十二分に“楽しんで”いる。役者としていいことだと思う。先日観た芝居の彼女はいい役ではあったが出番も少ない小さい役で、見ていてフラストレーションが溜まって仕方がなかった。小さい役も演劇にとっては大事なのだが、役者、ことに女優には旬というものがある。旬の時期の女優につまらない役をやらせる演出家は万死に値する。

 

役者には成長期、成熟期、熟爛期、さらにその間のいつにやってくるかわからない爆発期というのがあって、ふくらんだ火玉のようにジブジブとエネルギーが濃縮し、臨界点を待っている状態の役者の演技というのは本当に見ていてドキドキする快感がある。

 

とはいえ、麻雀で言うとリーチがかかっていながらなかなか上がれず終わってしまう役者も多い(知り合いで何人もいた)わけで、そういうのを見てると、たいてい、大事な時期につまらない役ばかりやって時間を浪費してしまうのが理由である。塩原奈緒に時間の浪費をさせないよう、ひとつひとつの役を十分に育てていかねばならない。

 

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