カラサワの演劇ブログ

演劇関係の雑記、観劇記録、制作日記、その他訃報等。観劇日記は基本辛口。これは自戒とするためでもあります。
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カラサワ@cxp02120


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9月に行ったイベントで、日本のオペラ界の重鎮である泉良平さんをお呼びして、ロッシーニのオペラ『セビリアの理髪師』の中の『なんでも屋の歌』を歌っていただいた。ご存知ではあろうが、この作品はフランスのボーマルシェが書いた戯曲を原作にしており、続編に『フィガロの結婚』があり、こちらはモーツァルトの作曲でオペラになっている。

 

『フィガロの結婚』と言えば思い出すのが1983年、NHKで舞台中継された『名古屋弁喜劇・フィガロの結婚』。登場人物のセリフが全部名古屋弁という珍バージョンで、「当時のスペインにおけるセビリアの位置は、日本における名古屋の位置と似ているから」という解説に腹を抱えて笑った記憶がある。

 

芝居としても大変に面白く、特にアルマヴィーヴァ伯爵のキャラが最高だった。ラスト、フィガロにだまされて浮気のたくらみがばれ、みんなに取り囲まれ「♪戸締まり用心火の用心……」とからかわれ(当時民放で流れていた笹川良一の日本船舶振興会のCM。NHKでこれが歌われたのも時代を考えれば凄い)、ヤケになって「領主さまを大切にしよう!」と叫ぶシーンが印象に残っている。

 

先日、『フィガロの結婚』の話で「こういうのが昔あって」「あ、それ、自分も見た」と盛り上り、その場で検索してみたら、名古屋の『劇座』という劇団のサイトにその舞台のことが書いてあった。木村光一演出だったそうで、なるほど、面白かったのも道理、と納得。懐かしくなって、そのサイトのメッセージ欄にそのことを書き込んだ。

 

そうしたら数日して劇団事務所から返信があり、あれは『劇座』の公演ではなく、プロデュース公演で、そのメンバーが集まって結成されたのが劇座、ということだった。そういうことだったのね。劇団がそれでできてしまうほどの作品だったわけだ。なにはともあれ、30年ぶりに記憶を確認できたのはありがたかった。

 

で、ついでに「アルマヴィーヴァ伯爵役は何と言う方でしたか?」と質問したら、今も劇団に在籍している岩川均という役者さんだとか。これも30数年ぶりに確認できて、なんか胸のつかえが落ちた気分。Facebookにあったプロフィール写真を見たら、だいぶお歳は重ねられているものの、うん、あのときテレビで観た伯爵の面影が確かに残っている!

 

 

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