カラサワの演劇ブログ

演劇関係の雑記、観劇記録、制作日記、その他訃報等。観劇日記は基本辛口。これは自戒とするためでもあります。
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阿佐ケ谷かもめ座にてChimoRoid企画第一回公演『ALIVE 』観劇。野々川護くん出演。

 

白い部屋で目を覚ました6人の男女。彼らはなぜ、ここにいるのか? 彼らに共通する記憶とは何か? SF的な心理ミステリー劇。西東ちもろによる脚本がよく出来ていて、展開の面白さがテーマ負けしていない。 

 

ラストも鮮やかで、最後まで正体のわからなかった一人が……というあたり、しゃれている。ただ、伏線の張り方が十分でないために、ちょっと唐突に思えてしまうのが残念。あと、話がこのオチで完全にSFになるわけだが、無理にしなくてもよかったのでは……という気もちょっと、する。 

 

SF的設定はどんな話でも辻褄を合わせられるが、また話を理につませてしまう両刃の剣でもある。舞台劇というものはそもそもが理屈を超越した部分をどんな作品でも持っていて、そこにSF設定を入れることで逆に不自然さが見えてしまう危険性がある。“面白いウソばなし”でかまわない。 

 

総勢12人の登場人物。みんな若い!(野々ちゃんも……わ、若いさ!)劇場が阿佐谷かもめ座なのだが、あの狭い楽屋によくこれだけの役者を、と驚いた。これも若いから出来るのだろう。これが初舞台、という人も何人かいたようだが、いい脚本を得て、みんなの緊張が逆に心地よかった。

 

女優さんがみんな美人(しかも、妹風、モデル風、委員長風などさまざまなタイプが揃っている)。男優陣も……ほぼ美男(笑)。そんな中でユヅキ役の奥野裕介の狂気演技のときの顔の恐さは凄かった。あれはこういう役を自分の舞台に出すときにはぜひ、呼んできたい顔だと思った。 

 

そして、われらが野々川護は……おお、コワモテと優しさ、真面目さとひょうきんさが同居する二面性(どっちかを演じるときについ、別の面も出てしまう、彼の弱点にもなってるのだが)を、実にうまく使われているではないか。若手たち(彼も、わ、若いが)に混じって大きな安定感があった。 

 

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