「要件を満たしていないけど、Windows11にアップグレードする:Windows10」
の続きのお話です。

さてさて、要件を満たしていないPCに Windwos11(21H)をインストールして使っていたのですが、

Windows11(22H2)が出てまいりました。

あれこれ記事を読んでいると、どうやら要件を満たしていないPCは通常のアップデートが出来ないらしい、というので ISOファイルをダウンロードしてインストールすることにしました。(「らしい」というだけで、本当にそうなのかどうか、まだ確実な情報を掴んでいません。)
 

「Windows11をダウンロードする」

からダウンロードし、前回のように「sources」というフォルダを開き、「appraiserres.dll」を削除しました。

さて、インストールを始めてみると、「要件を確認できない」というようなメッセージが出てインストール作業が中止されました。あれれっ!?

困ったときの、パソコン博士TAIKIさんです。
訪ねてみると、ありましたありました。感謝感謝です。

「古いパソコンをWindows11へアップグレードさせる方法」

今回は2種類の方法を教えてくれております。


1)「appraiserres.dll」の中身を削除する

 

前回は「appraiserres.dll」自体を削除しましたが、今回はファイルの中身を削除します。

デスクトップに新しくフォルダを作り、isoファイルの中身をすべてコピーします。

「sources」というフォルダの中の「appraiserres.dll」を見つけます。

このファイルを右クリック → プログラムから開く → アプリを表示 → メモ帳 → OK → すべてを選択し消去(DELETE) → 上書き保存

これで中身のない「appraiserres.dll」ができます。サイズは 0KBとなっています。


2)「Rufus」というアプリを使う

Rufus のサイトを尋ねると、
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Rufus (ルーファス) とは、起動可能なUSBフラッシュドライブ(USBメモリなど)を作成したり、フォーマットをするためのソフトウェアです。
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と説明されています。

窓の杜には
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ブート可能なISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを簡単に作成
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と説明されています。
窓の杜を開くと「Rufus」のストアアプリ版まであるのが面白い。

TAIKIさんの動画では窓の杜からアプリをダウンロードしていますが、私はストアアプリ版をインストールしてみました。

Rufusの使い方は以下の通り。


USBメモリ(8GB以上)をパソコンに装着した状態で「Rufus」を起動します。
ダウンロードした isoファイルを「Rufus」画面上にドラッグします。
スタートをクリックすると、「Windows User Experience」という窓が開くので、ここでインストールする際に無視する要件をチェックします。わからない場合は、全てをチェックします。

USB2.0のメモリを使ったせいか、しばらく待たされましたが、要件を無視したWindows11 22H2のブータブルUSBメモリが作成されました。





我が家には古いパソコンが3台あり、3台ともWindows11の要件を満たしていません。
・VersaPro:妻が一時仕事のために使ったのですが、もう妻は使っていません。
・LIFEBOOK:私のパソコンです。
・LIFEBOOK:娘のために購入したが、いらないと言われたパソコンです。


《 22H2インストールの結果 》
さて、この3台を「22H2」にバージョンアップしました。
1)と2)の方法を使いましたが、どちらでも問題なくインストールできましたが(インストールにはかなり時間がかかりました。)

<補足>

インストールの仕方はどちらも同じで、setup.exeをクリックしインストールを開始します。

「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」にて、「今は実行しない」にチェックを入れるのも、前回と同様です。