(再掲)狂躁亭日乘・ サウジ債務不安が暗示するもの1810191130 | おととひの世界

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あのサウジってそんなの?

めちゃくちゃカネ持ちなんじゃないの?

だってあちこちの 
サッカーチームもったり

 ジョブスが
奇跡の復活する前の

 1997年から8年
 倒産寸前の Apple を助けたのも

 サウジアラビアの王族
だったんじゃなかったの?

 あのころアップルの株価って
10ドル切ったからね

 そのまま 押入れに入れとけば

 何十倍にもなったはずじゃない ?
サウジが金がないなんて
あるわけないよ 

実はそうでもないかもしれないんだ
 確かに 王族の 資産は莫大だよ

 しかしその王族
ぞろぞろ2000人以上もいるんだぜ
 いやしばらくと言ったって
わからねーよな 

マンモス大学の同級生みたいなもんだよ

サウジはまともな国じゃない 
国民の主権ははっきり言って
認められていない 

あくまで古代的な
キングダム・ 王国 なんだ 
その代わり

 使用人たる国民から
税金を取っていない

今はともかく
つい最近まではそうだったはずだ
 今仮に税を徴収するにしても

ほんのわずかだ
つまり税収が期待できない国なんだ
 だから原油がポシャレばオールアウトだ

 サウジはそういう国なんだよ

それに何より サウジ
世界の 石油 経済の中央銀行みたいなものだ

アメリカは1971年8月15日 
ブレトンウッズ体制が
戦後成立してから一貫して止めなかった

 名目上の ゴールド ダラー互換を 停止した

 それまでは 1トロイオンス
35ドル固定だったんだ 

しかしそこから変動制になった

 現在金て 1トロイオンス
 31 G ちょっとだけど 

1200ドル くらいじゃないか 
それくらい実はインフレは
進んでいるんだよ

 昔は35ドルが現在1200ドルだから 

しかし1973年に
第二次オイルショックが起きて 

ニクソンとキッシンジャーは 

サウジアラビアとか
湾岸産油国に理解を示すふりをして 
産油国の 原油は 一旦必ず 

ドルに換金するシステムを作った

 石油が世界で使われる限り 
ドル需要は永久になくならないシステムだ 

これがペトロダラーシステム 
今のドルはアメリカが
これだけじゃぶじゃぶ 借金 しても 

ジンバブエドルのようにはなっていない
 ジンバブエドルは一時期 1兆ドル紙幣とか 
発行してたぜ

 もう一つ上の 単位 とかも
あったかもしれん

それもだ
 何もかもサウジアラビア様の
おかげなんだだから

あれだけろくでなしの王族が
幅を利かせていても
今まで見て見ぬふりをしてきたんだ 

何年か前に
『キングダム』という映画ができたが
 よく作ったよな 

ああいう映画を作るのを
潰すぐらいの力
サウジは余裕で持ってるよ

 今ハリウッドで
幅を利かせているのは
中国人ファンドだ
 だから 東洋人が主人公になったり 
筋書き全然脈絡に関係なく

 中国人キャラクターが
出てくるようになった 

90年代はそれが
ドイツ人だったんだよな 
ドイツ ファンド は
幅を利かせていたからだ

 あの当時花形だった
シュワルツェネッガーや
サンドラ・ブロックは
ドイツ オーストリア系 

サンドラ・ブロック
ドイツの有名なオペラ歌手の娘だし

そんな中でも 
サウジってのは
割と安定的な founder だったんだよ

 それに
このアラブ人 使ってくれとか
仕込んでも来ない

 優良 founder だよ
 何かにつけ気前のいい旦那さんだった

 しかしここへ来て
 つまりブッシュ時代からこっちだけど 

シェールガスオイルブームが起きただろ

 あのせいで 原油がえらく暴落した 
湾岸産油国とアメリカの対立は
そこから始まっている

 サウジを始め湾岸産油国
 大増産で 原油価格 
だぶつきを発生させ 

結果一時期 つまり
リーマンショックの頃だけど

 1バレル 150ドル近くになった
原油価格は 50ドル以下まで暴落した 

ご存知の通りシェールガスオイルは 

ウォーターフラッキングと言って

 かなり無理をした
掘削の仕方をするから 
初期投資がかなりかかる

 初期投資だけじゃなくて
そこから先もかかるんだよ 
一度掘ったら空になるまで出続ける
ものじゃないから 

常に金がかかるし 
景気よく出てくるのは最初の1~2年だけで

 そこから先
かなり無理をしなければならない 

言われているほど
金がかからない資源ではない
 しかしアメリカは
それをやらないともたない

 ニクソンとキッシンジャーが
ペトロダラーシステムを作ったせいで

原油の可採埋蔵量が
見かけ上めちゃくちゃ大きくなければ
アメリカ経済は倒産してしまうからだ

だから我慢比べをやってたんだよ 

サウジは明らかに
アメリカのシェールガスオイルを
倒産させるために

わざと原油安を仕掛けてきたんだ 
しかしかしそれをやられたら
アメリカも困る

 シェールガスオイルに
貸し込んでいるのは
アメリカの銀行だ 

シェールガス関連 
大倒産が頻発するようになれば

間違いなくアメリカは金融パニックに陥る

さらにこれを担保にして
莫大なデリバティブ商品を作っている

 これをしこたま買い込んでいるのが
なんとあの『ドイツ銀行』だ

 世界中の事情通はみんな
このあたりの話を よく知っているよ

 ドイツ銀行が 抱えている
7500 兆円 ナリの デリバティブ金融商品の
 かなりの部分が

シェールガスロングだと言われているよ

 さらにだ
リーマンショックの頃
 中国は北京オリンピックが終わった頃で
絶好調だった

 中国はまだまだ成長する気でいたから 
原油の手当てに走った

 これからまだまだ
値上がりすると踏んだんだ 

そして 当時よりも高いレートで
 つまり150ドル以上で 
先物を手当てしていた 

先物原油 

しかし知っての通り暴落した 
内外のマスコミが一切報道しないけど

 あれで中国は相当 
損失 を出してるはずだぞ
 自分で使う実需のためにやったこと
だけどな 

しかし思惑に
失敗したことだけは間違いないから
 これは今の中国経済に
相当のしかかってるはず

 株式上場 話が頓挫した アラムコ

 上場されれば間違いなく
世界最大企業になるはずだったのにな

あれはアメリカ オイルメジャーと 
サウジアラビア王国の合弁会社だ

そしてサウジアラビアの原油の
 残り可採埋蔵量

 ほとんどを担保にしている

完全に世界の中央銀行みたいなものだ
 世界の基軸通貨が米ドルであり 
それを担保しているのが

アラムコの石油だからだ 

しかし去年 
オイルメジャー系の 予測会社が
 今まで一貫して 

オイルピークは2050年と言っていた
 建前を止めただろ?

 オイルピークとは
 もうこれ以上原油が生産できない
 これから絶対的に 

原油減産に転じざるを得ない ポイント
のことなんだけど 
それは今世紀の半ばと
ずっと言ってきたのをやめたんだ

 つまりもっと前倒しになった
 原油は言われているほど多くない 

1859年 
タイタスビルのガッシャー 
つまりドレイクによる 
原油採掘の成功 から150年間

 消費してきた原油の量 
それと同じかちょっと多いくらいの量は
 もう残り30年はない 

ローマクラブは言い過ぎだ
ローマクラブは言い過ぎ 
オイルピークなんかないと言っている
 論者のほとんどは 


メジャー系シンクタンクの
数字を基にしていて 
メジャー が可採埋蔵量と言っている数字は
 これからの技術開発を
あてにしている数字で

 つまり シェールガスオイルみたいに

 無理をした 掘削採掘なければ 
使うことができない
 石油のことを言ってるんだよ 

今まで程度の技術で

井戸を掘って 
勢いよく 自力 噴出 してくる
 昔ながらの原油油田はもうないんだ 

全世界どこに行っても
もう採り尽くされている 
シェールガスは 掘削をやれば 

地下水も河川の水も
致命的な汚染は避けられなくなる
 人口がまるで少ないところなら
いいかもしれないが

そうでないところは
農業ができなくなる
 だからアメリカの農業は
いずれ大打撃を受けるはずだ

 しかし 息子ブッシュ 時代に作られた
『 ハリバートンの罠 』
すなわち 副大統領
ディック・チェイニーがオーナーの 
石油会社 ハリバートンが 

ネットだろうが放送局だろうが 
シェールガスオイル産業を
批判できなくする言論統制法 のおかげで

 ウォーターフラッキングを
米国内で止めることができなくなった 
息子ブッシュ政権は実質的に 

ディック・チェイニーの政権だった 
9.11が起きた 
すぐアフガン戦争が起きた 

そしてフセインに言いがかりをつけ
イラク戦争を始めた
 米軍はイラクを占領すると 直ちに

世界最大のアメリカ大使館と 
米軍基地を建設した 

ずっと前から計画できていたからできた

 イラク占領は 合衆国というより
 アメリカ石油メジャーの意志だったんだ

 なぜか ?
米ドルの中央銀行は FRB ではなく
サウジアラビアだ

 サウジアラビアの可採埋蔵量が
担保になっている 
しかしこれは言われるほど多くはない
 残り 1兆バレル なんてとんでもない

 実際はその1/3以下だ
 これは メジャーだけが持っている数字だ 

だからイラクを占領しにかかった 
イラクだけじゃない 
リビアを転覆させたのも 

リビアには 良質の原油が出るから
 採掘は 今まで

オクシデンタル石油しかできなかった 
ネオコン生みの親
アーマンド・ハマーの会社だ

 アーマンド・ハマーは 
ソ連共産党旗 
アームアンドハンマー のモジリだよ 

アメリカ共産党創設者の息子
 レーニンからゴルバチョフまで
 旧ソ連 VIP とは 木戸御免で
話ができる人物 

キューバ危機の時にも暗躍している
ネオコンの連中はほとんどが
 アーマンド・ハマーの薫陶を受けている
 言ってみれば転びアカみたいなもの

東大共産党の
 堤清二や渡辺恒雄が
みたいなものだね

その中のうるさ型 
ポール・ウォルフォウィッツが
 青写真を書いて

 2000年からこっちの
 中東侵略が始まったわけだ 

あいつらは 言ってみれば
 昭和維新時代の 右翼イデオローグ
  みたいなもの 

神輿みたいなもので 

担いでる奴は
全然別の思惑で動いて いるんだ
 それは中東原油の横盗りだ

 なぜヨコドリに走ったか?

 サウジの原油が危ないからだよ
 ドルで売り買いされる
 つまりアメリカの実質支配下にある
 メジャー系 原油資源が なくなれば

米ドルは終わり
そうして自動的にアメリカも
終わりになるからだ

なぜアメリカは
国土破壊まで行って 
アメリカ農業を犠牲に
差し出すことまで行って
シエールガスオイル掘削をやるんだ? 

少しでも 手持ちの原油が
じゃぶじゃぶあるように見せなければ

 その金屏風を背中にしなければ

 ドルが暴落して崩壊するからだ 

アメリカの戦争はすべて
ドル防衛のための戦争なんだよ

 本来なら全世界を破壊して
アメリカだけ残ればいいんだけど
第二次世界大戦直後 そうだったみたいにね

 それはなかなかできない
 トランプがアメリカファーストとか
言うだろう

 歴代の大統領
それに近いこと大体言ってるよ
 それは本来

全世界がもう一度
大戦争やって破壊されなければ
不可能なことなんだ 

でもなかなかそれはできないから
 中東でやってるんだよ 

中東の原油を全部ものにできれば
 少なくともしばらくはドルは安泰だ 

このために 担がれたのが 
ネオコンであり 

それをまた別の思惑で担いでいるのが 
イスラエルのシオニストだったり
するんだけど 

イスラエルのシオニストと
 アメリカの軍産複合体と 
石油メジャーコングロマリットは

別々の思惑で動いているから
 今回の カショーギ惨殺事件
みたいなことが起こるんだ 

アメリカにしてみても 
現在のムハンマド・ビン・サルマンに 
無駄飯ぐらいの王族を追放させることで 

サウジの経費削減を図ろうとした
 さらに 旧来の王族を叩き出し
 Trump とその背後にいる連中の敵だった

 つまりオバマや クリントンと
仲が良かった連中を追い出した

 しかしその MbS 
ムハンマド・ビン・サルマン 

おそらく プーチンが
背後にいるかもしれない 
トルコの エルドアンにハメられた 

エルドアンは おそらく 
サウジの出方を計算に入れて

 つまり 問題の人物 
元々イスラム原理主義者の危険人物だけど 

これを殺されることが分かっていて
領事館に送り込み 盗聴して
 弱みを握った 

アメリカが計算違いの
窮地に陥ることも 計算の上だろう 

2年前
 オバマのアメリカに 
クーデターを仕掛けられ
 プーチンの援助で
九死に一生を得た独裁者エルドアン 

ことによると
アメリカに報復してきたのかもしれないよ
 アメリカに寄り添うような顔をして

 実は別の目的があったのかもしれない

火のついた火炎瓶を投げ込まれ
慌てているのはトランプのアメリカ

 さらにはこの 火種
いずれアメリカ 民主党にも 延焼し
大炎上するはずだからだ

これで 実質的に
債務国に陥りつつあるサウジアラビア 

いつ何が起こるか
わからなくなってしまった 
全世界が金融恐慌に身構えるのも
当然の話だよ

サウジは日本みたいに
増税で 

そのオプションが
最初からないんだよ
 財政再建と言ったって
収入源は石油しかない 

あとは砂漠の砂ぐらいしか担保がない 

アメリカはできるだけ 
サウジの原油を 頼らない体制を
過去15年以上作ってきた

 しかしそうは言っても 

サウジがどうかなることは
 現状では アメリカドルの崩壊と 
世界経済の崩壊を意味する

 サウジがろくでなしの国であることと
 サウジ原油が 事実上
世界の中央銀行の担保であること

 今我々が見せられている
チョクメンさせられていることは
その矛盾というか
醜い現実だ


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