狂躁亭深夜通信・昔陸軍今経産1802122230 | おととひの世界

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だいぶん前から
霞ヶ関あたりでよく言われること
なんだけど

つまり自分たちの権益を
守るために政治に容喙しすぎる
という意味で言われるんだけどね

旧陸軍軍人も
多数存じ上げてますよ
しかし今の経産省の役人よりは
旧陸軍のみなさん

優秀だったと思いますね
そのくらい通産省経産省の連中てな
ちょっとヒドイなと思う

最初に持ち上げとくと
戦後日本の人材供給担ったのは

実は文部科学省がやっていた
小中高校大学ではなくて

予備校・学習塾なんだよね

予備校・学習塾は明らかに
『教育産業』だけれども
文部科学省の管轄じゃないんで

あれ通産省・現在の経済産業省です

もし予備校・学習塾産業が
文部科学省の認可のもとやっていたら
あそこまで発展はしなかっただろうと
考えられてます

通産省は通産省だけの力で
ここまでやってきたわけじゃなくて
旧大蔵省とタッグを組んでた

焼け跡から確かにスタートしたわけで

ともかくこれから何が伸びるか?
何を伸ばしていかなければ
ならないか?を

役所が徹底的に研究し
まず重点育成部門を決める

それを受けて大蔵省が指図する
当時はまだ政府系金融機関が
たくさんありました
規模は小さいけれども

例えば政府系金融機関が
特定の産業部分に長期融資を
割り当てたとする

すると民間銀行が
すぐ金融コンソーシアムを組んで
その産業部門の企業に
長期低利融資計画を割り当てる

もうこの段階で
日本のライバル国の同じ産業部門
資金調達コストの段階で
差がついてるんだよね

実はこれ
民間製造業トップが
認めたがらないことなんだけど
厳然たる事実です

確かにホンダもソニーも
ロータリーのマツダも
日の丸コンピューターの
富士通 NEC も凄かった

しかし大蔵通産のタッグがなければ
ここまで育つことは絶対になかった

その意味ではあるところまで
通産省は立派に役割を果たしてきた
それが空回りするようになったのが
第一次第二次石油危機の
前後だと思います

第五世代コンピューターをはじめ
ほとんどが空振りに終わってるでしょ?
きちんとはまった産業育成計画がない

日本の民間製造業部分が
テイクオフできたのが1970年以後

それ以後の通産省は
『野次馬』だったんですよ
そしてトドめは原子力政策だった

あれは国の援助なしに
いっときも成り立たない産業ですから
そこはコンピューター付きブルドーザー
田中角栄が現れた

田中を後ろ楯に
原発三法を通してしまった
福島第一何号機までありましたっけ?

1基目が稼働開始後3年
2基目建設計画を認めると
どんどん補助金を出してやる

というあの法律です
いいたくはありませんが

たくさん原発がある所
それなりにとてつもない額の
補助金は下りてますよ

だからみんな小学校が立派でしょ?
そしてとどのつまりが
ウエスチングハウスを
東芝に買収させたこと

経済産業省主導で
小泉純一郎及び安倍晋三も
動いたわけですよね

小泉内閣の最末期に決定されてます
あの当時閣内にいた人には
責任がありますよ

安倍晋三現総理も同じです
その結果日本の製造業の
フラッグシップだった
東芝という名門企業が

今落日を迎えているわけです

最大の責任は経済産業省にあります
かつて金融危機の時
金融再編を主導した大蔵省にも
通じることだけど

何が間違っていたのか?

企業経営には『経営意思』が必要だという
最も基本的な認識が旧大蔵通産
ともに欠落していた

メガバンクが経営危機になった

バブル景気の頃に
馬鹿みたいに土地に突っ込んだ結果
ああなったわけです
全くの自業自得です

煽った連中にも責任があるけれども
一番責任があるのは経営者

しかし彼らは
何が経営か?という段階で
既に何もわかっていない連中だった
自分たちは何をやるべきか?
何がしたいのか?も
わかっていなかった

文字通り通産省・大蔵省の
親方日の丸傾斜配分に
ひたすら従っていればよかった

ところが昭和60年代に
それがなくなり

何をしていいかわからなくなった結果
土地に突っ込みすぎてああなった
能力以前に『経営意思』そのものがなかった

それが死にかけているから
三つ合わせて大きくしたところで
同じことを繰り返すだけです

死体の切れ端を集めて縫い合わせ
フランケンシュタインを作るようなもの
旧大蔵省・現財務省がやったことがそれ

通産省経済産業省も同じだった
元々経営をやったことがない連中が

巨大企業にあぐらをかいて
社内抗争ばかりやっていた連中に
丸投げしたんだから

結果が知れたことでした

メガバンクと東芝その点だけ共通している
『経営意思』が欠落している

しかも支配欲だけはある
監督官庁と同じことになっていた
当然うまくいきません

すると今度は政治を巻き込んで
政治の力で何とかしようとする
結局は税金を果てしもなく
つぎ込むことになる

下町ボブスレーの背後にいたのも
そういう連中だったみたいですね

特に安倍内閣になってひどくなった
幅を利かすための種が
もはやなくなった
経済産業省が

政治の力をひたすら利用しようとしている

jリーグ
経済産業省の若手役人が始めたでしょ?
ヨーロッパから帰ってきた人で
まだ日本が貿易黒字が多すぎると
批判されていた時期だった

福島第一原発の上の広場を
 jヴィレッジにしている
ことからも分かる通り

当時まだカネが余っていた企業に
カネを出させて作ったのが
Jリーグ機構なんですよ

現在 J 1チーム親企業の過半数が
実質的債務超過状態です
経済産業省がやってきた事って
全部見直しが必要になるでしょうね

彼らだってこんなことになる
と思ってたわけじゃない

よくなるだろう
と思ってやったけど
結果は全く的外れ

20世紀の最終四半世紀から
そういうことが続いてます

最後に陸軍のことを
引き合いに出したから言っとくと

昭和恐慌以前の日本には
まだケインズ経済学もケインズ政策も
何もなかったんですよ

だから公共投資はどうしても
大都市中心になるし
地方は捨て置かれていた

そこでなんやかんやと予算を取ってきて
地方の軍道整備名目で
公共投資に振り向けさせたのが
陸軍省だったんです

全国日本津々浦々
土建屋が育ったのは
旧陸軍のおかげですよ

昔の陸軍省はそれを味方にして
という意図もあったでしょうが
半分は見かねてやってたんでしょうね

陸軍は都会人より
地方出身者がずっと多かったし
地方経済のしんどさは目の当たりにしていた
だから出来る範囲でと考えたんでしょう

そのぶん逆に
新兵器開発に向けられるべき
陸軍予算が削られ
その機械化の遅れが

ということになったみたいですね







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