その方はヨガは3回目で、当初から坐骨神経痛を主訴として足のシビレを訴えていらっしゃいました。
その日も痛そうに足をさすっておられ、私から見てもお辛そうでした。
しかし終わった後、私の方へ近づいてきてくださっておっしゃったんです。
「びっくりしました
シビレがなくなったんです。ヨガってすごいですね
シビレがなくなったんです。ヨガってすごいですね 始めは30分も持たないかも、途中でやめようって思ってたくらいだったんです。」
それを伺って私も驚いてそして嬉しくなりました
坐骨神経痛に加えて、胡坐をかくことも難しい状態を拝見して、
ハムストリングスや臀部の筋肉と体の背面全体も固いであろうこと、
また股関節と骨盤も整えた方がよさそうだと見立てました。
その日に行ったプログラムを備忘録として記します。
ハーフバタフライ
猫のポーズ
ウパビシュタコナアーサナのアイソメトリック
鳩のポーズ変形
三角のポーズ
開脚の前屈
英雄のポーズ
月の体側伸ばし
バッタのポーズ
太鼓橋のポーズ（セツバンダアーサナ）
ねじりのポーズ
英雄のポーズなどは ヨーガ療法の中にはありませんが、
体力があって元気な方には モモの筋肉および股関節の刺激に良いように感じて取り入れています。
鳩のポーズもヨーガ療法の中にはありませんが、今回の方は胡坐が難しかったため、坐骨神経痛に良いとされているヨーガムードラの代わりに取り入れ、モモの外側及び臀部を伸ばしました。
たった1回1時間のヨーガでも「よくなった！」と実感していただけて と～ってもうれしかったです
※同じ坐骨神経痛でも、その方によって効くポーズが異なりますので、ポーズだけを真似るのではなく、療法士やインストラクターにご相談の上実施してくださいね