自分のファッションを選ぶように、自分の体、ライフスタイルを選ぶ
民主主義の基本は、“選択する”ということです。
国の形(憲法)を国民が選び、国を動かす政治家を選ぶ。
民主主義のない時代、たとえば日本の江戸時代は、領主(藩の殿様)を、領民が選ぶことはできませんでした。
職業の自由もなかったし、服装や髪型などのファッションも自由はありませんでした。
江戸時代から百数十年たった現在、民主主義は、仕事や生活のあらゆることに浸透してきました。
医療分野のインフォームドコンセント(診断と治療などについて説明して同意を得ること)もその一つです。医師が一方的に決めるのではなく、治療方法なども患者が自分で選ぶのが基本です。
そして、進化・発展してきた民主主義の形として出てきた重要な一つが、フィットネスです。自分の体、フィットネスのあり方を選ぶ、パーソナルトレーナーが、そのための選択の知恵、フィットネスの方法をアドバイスし、支える。
体や心のあり方を通して、ライフスタイルのあり方を変える(どのように変えるかを選ぶ)。
パーソナルトレーニングとは、自分が自分のために、体や心のあり方、ライフスタイルのあり方を選ぶということです。
私たちの体や心、ライフスタイルは、もっと多様な形があるのだと思います。その多様さを一つひとつ知り、選んでいく。パーソナルトレーニングでそれが始まっているのだと、私は考えています。
国の形(憲法)を国民が選び、国を動かす政治家を選ぶ。
民主主義のない時代、たとえば日本の江戸時代は、領主(藩の殿様)を、領民が選ぶことはできませんでした。
職業の自由もなかったし、服装や髪型などのファッションも自由はありませんでした。
江戸時代から百数十年たった現在、民主主義は、仕事や生活のあらゆることに浸透してきました。
医療分野のインフォームドコンセント(診断と治療などについて説明して同意を得ること)もその一つです。医師が一方的に決めるのではなく、治療方法なども患者が自分で選ぶのが基本です。
そして、進化・発展してきた民主主義の形として出てきた重要な一つが、フィットネスです。自分の体、フィットネスのあり方を選ぶ、パーソナルトレーナーが、そのための選択の知恵、フィットネスの方法をアドバイスし、支える。
体や心のあり方を通して、ライフスタイルのあり方を変える(どのように変えるかを選ぶ)。
パーソナルトレーニングとは、自分が自分のために、体や心のあり方、ライフスタイルのあり方を選ぶということです。
私たちの体や心、ライフスタイルは、もっと多様な形があるのだと思います。その多様さを一つひとつ知り、選んでいく。パーソナルトレーニングでそれが始まっているのだと、私は考えています。
“インナーユニット”について知っていますか?
腰痛の予防・改善に「腹筋、背筋」のトレーニングが重要だといわれたのは、かなり以前(おそらく1980年代)のことです。
これは、脊柱(背骨)を体幹の表側と裏側の筋肉(つまり腹筋と背筋)で支え、安定させることが、腰痛の予防・改善に重要だと考えられていたからです。
しかし、その後の研究で、腹筋・背筋を鍛えるだけでは、腰痛の予防・改善には不十分であることがわかってきました。
脊柱を安定させるうえで重要な働きをしているのは、“インナーユニット”であることがわかってきたからです。
インナーユニットを構成しているのは、腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群の4つのインナーマッスルです。
このインナーユニットのコンディショニングと、さらに脊柱の安定に関わる広範囲の筋群(アウターユニット)のコンディショニングが、腰痛の予防・改善には重要であるとわかってきました。
パーソナルトレーナーの野口克彦さんが著者の『腰痛を予防・改善するエクササイズがわかる 』(小社よりこの4月に発行)は、上記のインナーユニットやアウターユニットのコンディショニングについて解説した本です。
人間の力が本来持っている力を引き出すことによって、腰痛を予防・改善するものです。できるだけ多くの人に、この方法を知ってもらえればと思います。

これは、脊柱(背骨)を体幹の表側と裏側の筋肉(つまり腹筋と背筋)で支え、安定させることが、腰痛の予防・改善に重要だと考えられていたからです。
しかし、その後の研究で、腹筋・背筋を鍛えるだけでは、腰痛の予防・改善には不十分であることがわかってきました。
脊柱を安定させるうえで重要な働きをしているのは、“インナーユニット”であることがわかってきたからです。
インナーユニットを構成しているのは、腹横筋、多裂筋、横隔膜、骨盤底筋群の4つのインナーマッスルです。
このインナーユニットのコンディショニングと、さらに脊柱の安定に関わる広範囲の筋群(アウターユニット)のコンディショニングが、腰痛の予防・改善には重要であるとわかってきました。
パーソナルトレーナーの野口克彦さんが著者の『腰痛を予防・改善するエクササイズがわかる 』(小社よりこの4月に発行)は、上記のインナーユニットやアウターユニットのコンディショニングについて解説した本です。
人間の力が本来持っている力を引き出すことによって、腰痛を予防・改善するものです。できるだけ多くの人に、この方法を知ってもらえればと思います。

社会がパーソナルトレーニングを必要としている
この数カ月間、取り組んできた季刊『パーソナルトレーニング』
がやっとでき上がりました。この創刊号の巻頭メッセージで、私は上記のタイトルの記事を書きました。以下に、その記事をご紹介します。
■パーソナルトレーナーのための専門誌、季刊『パーソナルトレーニング』 を世に送り出すことができて、とてもうれしく思っています。パーソナルトレーニングという新しい分野が広がってきたからこそ、専門誌が必要とされると考えています。これからますます広がっていくなかで、この分野がさらに発展していくためには、プロの仕事の技術に関する確かな情報が不可欠です。この専門誌が、パーソナルトレーナーとして活動(またはプロを目指して勉強)されるみなさん、そしてパーソナルトレーニング指導を受ける多くのクライアントの方々に少しでも貢献することになれば、との思いでいっぱいです。
■パーソナルトレーニングは、時代の要請として出るべくして出たきたものだと考えています。先進国で運動不足の問題が指摘されるようになって30~40年くらいは経ちますが、その問題はいっこうに解決しないまま、ますます深刻化しながら現在の生活習慣病やメタボリックシンドロームの問題へとつながってきています。こうした状況に即応するように、先進国では1980年代からフィットネスが注目されるようになり、広がってきました。そして、フィットネス分野の“進化形”としていま広がりを見せているのがパーソナルトレーニングです。
■パーソナルトレーニングは、クライアント本人が、自分の体のあり方、ライフスタイルを選択しながらコンディショニング、トレーニングを行っていきます。それを“水先案内”するのがパーソナルトレーナーです。単に体を鍛えるということではなく、自分の体のあり方を通して、生き方も選択することになります。監督やコーチ、教師、医師などの立場の人から“指示を出す”のではなく、自分が自分の体のあり方を選択するのが新しいところです。
■これは、民主主義の発展形、進化形なのではないかと、私は考えています。民主主義は、王様がすべてを決めるのではなく、国民が国のあり方を決める制度です。民主主義は世界的に広がり、浸透しましたが、国民一人ひとりが国、社会のあり方を選択するように、自分の体のあり方も、自分で選択する時代が来たのだといえるのではないでしょうか。
■パーソナルトレーニングの広がりは、だからこそ“時代の要請”だと、私は考えています。
私たちは、“フィットネス”“パーソナルトレーニング”という価値観、新しいものの見方を通して、自分の体と向き合う時代を迎えています。
■パーソナルトレーナーのための専門誌、季刊『パーソナルトレーニング』 を世に送り出すことができて、とてもうれしく思っています。パーソナルトレーニングという新しい分野が広がってきたからこそ、専門誌が必要とされると考えています。これからますます広がっていくなかで、この分野がさらに発展していくためには、プロの仕事の技術に関する確かな情報が不可欠です。この専門誌が、パーソナルトレーナーとして活動(またはプロを目指して勉強)されるみなさん、そしてパーソナルトレーニング指導を受ける多くのクライアントの方々に少しでも貢献することになれば、との思いでいっぱいです。
■パーソナルトレーニングは、時代の要請として出るべくして出たきたものだと考えています。先進国で運動不足の問題が指摘されるようになって30~40年くらいは経ちますが、その問題はいっこうに解決しないまま、ますます深刻化しながら現在の生活習慣病やメタボリックシンドロームの問題へとつながってきています。こうした状況に即応するように、先進国では1980年代からフィットネスが注目されるようになり、広がってきました。そして、フィットネス分野の“進化形”としていま広がりを見せているのがパーソナルトレーニングです。
■パーソナルトレーニングは、クライアント本人が、自分の体のあり方、ライフスタイルを選択しながらコンディショニング、トレーニングを行っていきます。それを“水先案内”するのがパーソナルトレーナーです。単に体を鍛えるということではなく、自分の体のあり方を通して、生き方も選択することになります。監督やコーチ、教師、医師などの立場の人から“指示を出す”のではなく、自分が自分の体のあり方を選択するのが新しいところです。
■これは、民主主義の発展形、進化形なのではないかと、私は考えています。民主主義は、王様がすべてを決めるのではなく、国民が国のあり方を決める制度です。民主主義は世界的に広がり、浸透しましたが、国民一人ひとりが国、社会のあり方を選択するように、自分の体のあり方も、自分で選択する時代が来たのだといえるのではないでしょうか。
■パーソナルトレーニングの広がりは、だからこそ“時代の要請”だと、私は考えています。
私たちは、“フィットネス”“パーソナルトレーニング”という価値観、新しいものの見方を通して、自分の体と向き合う時代を迎えています。